エポック社「日露戦争 RUSSO-JAPANESE WAR(ウォーゲーム)」を買取いたしました

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先日、エポック社の「日露戦争 RUSSO-JAPANESE WAR」を買取いたしました。

このゲーム、1981年に同社の「ワールドウォーゲームシリーズ」の第2弾として発売されました。

30年以上経った現在でも大変人気のある、優れたウォーゲームです。

パッケージもレトロ。

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「日露戦争」の文字と、日本軍とロシア軍が遼東半島を背景に銃を持っている、という何とも分かりやすいパッケージ。一目見て、これが何のゲームであるかが分かるのは、手に取りやすいかも。

☆ゲーム概略☆
プレイ人数:2人以上
プレイ時間:90分以上
対象年齢:12歳以上
デザイナー:黒田幸弘

黒田さんは、鈴木銀一郎さんと並ぶ「日本のボードゲーム、コンピューターゲーム」の発展に尽力した人物。特に「天下統一シリーズ」は有名ですね。

内容物は、こんな感じ。

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☆内容物☆
ゲームボード:3枚
ユニットシート:2枚
ユニットケース
ユニットリスト
ルールブック
6面体ダイス:2個

すごくシンプル!

このゲームは、タイトルそのまま「日露戦争」をシミュレートしたものになります。

原則的には2人対戦となり、1人が日本軍、もう1人がロシア軍の総司令官になってゲームを進めます。

※「日露戦争」とは…朝鮮および満州の支配権をめぐる対立から発展した、日本とロシアの軍事衝突。開戦時期は、1904年(明治37年)2月から1905年(明治38年)9月までの約1年半。主戦場は、朝鮮半島・満州南部・日本海。終戦交渉は、アメリカのルーズベルト大統領を調停役に行われ、1905年9月5日に締結された「ポーツマス条約」により講和した。この戦争は、日本が初めて当面した本格的戦争である。

終戦交渉のテーブルにつかせた大きな要因と言われているのが、有名な「バルチック艦隊撃破」ですね。当時、イギリスと並ぶ超大国だったロシアの大艦隊に、小国の日本が完全勝利をしたことは、歴史上最も語り継がれるべき史実の一つではないでしょうか。

「窮鼠猫を噛む」という諺がありますが、多数の犠牲を払い、経済的にも精神的にも肉体的にも疲弊している中、東郷平八郎司令長官をはじめ、日本海軍の緻密な計画と周到な準備、そして前代未聞の大胆な戦法が「これ以上ないタイミング」で実を結んだ結果かと思います。

一歩間違えば、ロシアの属国になっていたかもしれないし、歴史が大きく変わっていたかもしれません。

ただ、日露戦争は、1904年2月8日、奇襲に出た日本海軍の主力艦隊が旅順港のロシア艦隊を包囲したことが開戦のきっかけと言われているので、何とも言えないですね(苦笑)

日露戦争の概要はここまでにして、肝心なゲームの内容ですが…

「鴨緑江渡河作戦」から「奉天会戦」までを扱う、日露戦争のほぼ全体がプレイ出来ます。ゲーム終了時に70VPを獲得していれば、日本軍の勝利になります。

主戦場である「満州平野」とロシア艦隊の「旅順要塞」の2つの戦線に対して、兵力をどのように配分するか、が最大のポイント。

個々の戦闘の結果は、ダイスによって決定しますが、やはりウォーゲーム。プレイヤーの戦略・戦術が勝敗を大きく左右します。

国運を賭した戦いの勝利は、総司令官であるあなたの決断力にかかっています。

弊社ではこれまでに「日露戦争 RUSSO-JAPANESE WAR」以外にも、多くのウォーゲーム・シミュレーションゲームをお譲りいただきました。詳しくは、弊社ホームページの「ウォーゲーム・シミュレーションゲーム買取実績一覧」にて紹介しております。

買取のご相談は、ボードゲーム全般は、アナログゲーム買取のページをご覧ください。また、ウォーゲーム・シミュレーションゲームの買取価格表は、こちらのページに掲載しております。

買取のご依頼は、買取フォーム(写真も送れます)、フリーダイヤル:0120-776-700(10-20時/年中無休)、LINE査定よりお気軽にお待ちしております★★

商品カテゴリー ボードゲームウォーゲーム・シミュレーションゲーム
ご依頼地域 埼玉県
買取価格 完品で経年相応に美品の場合、1,300円
買取方法 宅配買取

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。


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