ロボットアニメ紹介 -マジンガーZ-

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ポピーDX超合金は“コレジャナイ”だったのか

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超合金魂 GX-01 マジンガーZ 「マジンガーZ」

 

マジンガーZは、巨大ロボットに人が乗り込み敵と戦うという、現在まで続くロボットアニメの基礎となった作品である。

巨大ロボットが戦う作品は鉄人28号やマグマ大使など、当時からジャンルとして存在していた。ただそれは外部から操縦されたり、あるいは自らの意思で動く巨大ロボットであった。

マジンガーZは主人公が巨大ロボットに乗り込み操縦するという画期的なものであり、道具であるロボットがリモコンを持った者によって正義にも悪にもなるという鉄人28号の基本設定を引き継ぎ、更に今日まで続くジャンルとして発展させたものである。

 

■デビルマン

 

マジンガーZは永井豪(ダイナミックプロ)原作作品であり、東映動画によってデビルマンと同時進行で制作された。デビルマンは悪魔と合体しデビルマンとなった不動明が、デーモンから人類を守るために戦う作品である。

善と悪が逆転するデビルマンと同じく、マジンガーZもまた悪人顔で描かれており、視聴者には強大な存在として強く印象づけられる。これには永井豪氏の深いテーマ性が垣間見え、デビルマンとマジンガーZが単純な作品ではない事がよく分かる。

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マジンガーZ ポピー ジャンボマシンダー 完品

 

■スーパーロボット

 

マジンガーZは顔、そしてその配色が極めて印象深い。悪人顔と、上腕、腹部、大腿部が白色という配色は後のロボットアニメにも受け継がれ、また現在でもそれは受け継がれている。

マジンガーZには意志がないので、動作に緩慢がある。どれほど攻撃を受けても表情は変わらず、自らをかばうこともない。ロケットパンチが帰ってくる際に棒立ちになっていたりするのは、それが明確に描かれていて印象深い。

そしてマジンガーZに搭乗する兜甲児は生身の人間であるため、攻撃されれば苦痛を感じ、憤りを覚えれば怒る。また時には血を流す。

その対比こそがロボットアニメの真骨頂であり、視聴者の心を動かすのだ。

ロボットアニメはスーパーロボット時代から、「機動戦士ガンダム」や「装甲騎兵ボトムズ」などを経てリアルロボット時代へと変わっていくが、マジンガーZは既にリアルロボットへと踏み込んでいたと言えるかもしれない。

 

■光子力と超合金Z

 

マジンガーZは超合金Zと呼ばれる合金の装甲を持つ。超合金Zは鋼鉄よりも固く、かつ鋼鉄よりも軽い。マジンガーZが鉄の城と呼ばれる由縁である。そして光子力と呼ばれるエネルギーを動力とする。光子力も超合金Zも光子力研究所で精製されており、そのため光子力研究所は度々ドクターヘルの標的となった。

製造開発を行ったのは光子力研究所初代所長、兜十蔵博士。搭乗者である兜甲児の祖父である。

 

■兜十蔵とドクターヘル

 

兜十蔵とドクターヘルは、かつては同僚の研究者であった。古代ミケーネの遺跡を発掘中、古代の科学力で作られた巨大ロボットを発見したドクターヘルは、そのロボット技術を世界征服のために用いるため、兜十蔵以外の同僚を全て殺害してしまう。辛うじて逃げ切った兜十蔵はドクターヘルの野望を挫くため、光子力研究所でマジンガーZの研究開発を進めた。

 

しかしドクターヘル配下のあしゅら男爵の襲撃を受け、絶命。完成していたマジンガーZは孫である兜甲児が受け継ぎ、光子力研究所は助手であった弓教授が引き継いだ。

世界征服を目指すドクターヘルに立ちはだかる兜甲児とマジンガーZ。

 

■ジェットスクランダー

 

マジンガーZは完成していたが汎用性に乏しく、弓教授を筆頭に光子力研究所によって改良が進められる。特に空飛ぶ機械獣に対して飛行能力を有しないマジンガーZは度々翻弄され、様々な手段を用いて飛行するが、弓教授の開発したジェットスクランダーとの合体により、遂に単独での飛行能力を得る。

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超合金魂 GX-45マジンガーZ

また開発者である兜十蔵が亡くなっているため、マジンガーZはその能力の全てが明らかになっておらず、兜甲児が戦闘の度に秘められた能力を探り出していくのだった。

 

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