【買取実績】SF系児童書「創作S・Fどうわ」シリーズ「宇宙からきらかんづめ」

公開日：2015年2月11日

SF系児童書の中で「創作S・Fどうわ」シリーズの「宇宙からきらかんづめ」という作品が入荷しました。

「宇宙からきたかんづめ」自体は最低でも童心社版とフォア文庫版で2回程は、復刻されているはずなので、入手しようと思えば入手は可能かもしれませんがこの盛光社版の「宇宙からきらかんづめ」は、かなり入手が難しい1冊なのではないでしょうか。佐藤さとるさんの文と、村上勉さんの絵によるタッグはこの作品だけでなく多く見られます。 少年はスーパーで重さの違う不思議な缶詰を見つけます。 タイトル通りの、宇宙からきた缶詰は、話し始めるのです。 そんな内容が昭和のSF童話感溢れる作品の１つとなっています。

このシリーズには漫画家の石森章太郎さんの作った作品もあります。

「あしたのあさは星の上」が、その作品となり絵も文も石森章太郎さんが担当しています。この作品は、児童書コレクターだけでなく、漫画コレクターの人も探すので、高値になりがちだったりします。そんな、このシリーズの中でも、人気もあり、更に入手困難といえば筒井康隆さんの「かいじゅうゴミイ」でしょう。 すばる書房版は比較的入手出来ますが、この作品の盛光社版は、なかなかお目にかかる事が出来ません。箱付きとなると更に難しく、微妙にデザイン違いも存在するようでコレクター泣かせの１つです。（写真は「すばる書房」版）この「創作S・Fどうわ」シリーズも、コンプリートの難しいシリーズとなっています。