遊戯王ライター鳩鷺のカジュアルデッキクリニック

《烈風の結界像》禁止が嬉しすぎる!&《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》エラッタで復活!

公開日:鳩鷺

遊戯王ライターの鳩鷺(はとさぎ)です。
遊戯王.jpより最新情報がフラゲされ、「リミットレギュレーション」が判明しました。「リミットレギュレーション」は2023年1月1日(日)から適用されます。

今回は、新たに判明した「リミットレギュレーション」の内容を紹介します。

 

 

2023年1月適用のリミットレギュレーション判明!

 

今回「リミットレギュレーション」で新制限となるカードはこちらです。禁止カード2種、制限カード11種、準制限カード10種、制限解除カード5種が更新されました。

 

2023年1月適用の「リミットレギュレーション」

 

【禁止カード】
《ティアラメンツ・キトカロス》
《烈風の結界像》

 

【制限カード】
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》
《クシャトリラ・フェンリル》
《クシャトリラ・ユニコーン》
《ティアラメンツ・シェイレーン》
《ティアラメンツ・レイノハート》
《星守の騎士 プトレマイオス》
《深淵の獣マグナムート》
《BF-隠れ蓑のスチーム》
《心変わり》
《六世壊=パライゾス》
《烙印融合》

 

【準制限カード】
《オルフェゴール・ガラテア》
《鬼ガエル》
《閃刀姫―カガリ》
《八汰烏》
《アラメシアの儀》
《インフェルニティガン》
《おろかな副葬》
《サンダー・ボルト》
《トリックスター・ライトステージ》

 

【制限解除カード】
《ABC-ドラゴン・バスター》
《虹彩の魔術師》
《聖殿の水遣い》
《幻影騎士団ティアースケイル》
《紅き血染めのエルドリクシル》

 

 

 

個人的には大歓迎!禁止カード2枚《ティアラメンツ・キトカロス》《烈風の結界像》

 

ティアラメンツ・キトカロス

 

《ティアラメンツ・キトカロス》は、「ティアラメンツ」モンスターと水族モンスターを素材に指定している融合モンスターです。《壱世壊=ペルレイノ》1枚から《ティアラメンツ・レイノハート》を介しての融合で容易に《壱世壊に軋む爪音》のサーチまでつながる強みがありました。

レベル5融合モンスターの点を活かし《簡易融合》による特殊召喚を狙う戦法も可能でした。デッキから直接墓地に送る手段としても優秀な点は「ティアラメンツ」の稼働に大きく貢献した1枚といえるでしょう。今回の改定でまさか禁止になるとは思っていなかったので、今後の「ティアラメンツ」プレイヤーにはかなり堪える規制となりました。

 

そして、禁止カードがもう一枚!個人的には大歓喜な新禁止です。

 

烈風の結界像

 

《烈風の結界像》がついに禁止になりました。《烈風の結界像》は、風属性モンスター以外の特殊召喚を封じる効果を持ちます。主に、《王神鳥シムルグ》を経てのリクルート先として採用され、「トライブリゲード」や「ふわんだりぃず」での活躍が見られました。

遊戯王全体のテーマデッキを見渡したとき、風属性主体のテーマは多くないので、このカードを出されただけで展開が止まるパターンも多いです。自分もかなり苦い思い出を味わった1枚です。

デッキにピン刺しされていても、あらゆるサーチ手段から簡単に出てくるので、今回の規制は個人的に「ようやくか…」といった印象を受けました。正直めちゃくちゃ嬉しいです。

このカードが禁止されたことで、カジュアル環境のデッキの多様性が格段とアップすると思います。

 

 

エラッタで復活!《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》

 

続いては、制限カードとして復帰を果たす、《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》を詳しく見ていきましょう。個人的にはめちゃくちゃ嬉しいです!

 

エンシェント・フェアリー・ドラゴン

《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》

ドラゴン族・シンクロ / 効果
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
②:自分メインフェイズに発動できる。フィールドゾーンのカードを全て破壊し、自分は1000LP回復する。その後、破壊したカードとはカード名が異なるフィールド魔法カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。

 

《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》は、『アニメ5D’s』の龍可が所有するシグナー竜の1体です。今回エラッタ化を経て、制限カードとしてデュエルで使用可能となります。ちなみにエラッタ前の効果テキストはこちらです。

 

1ターンに1度、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、自分は1000ライフポイント回復する。その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。

 

①の効果は変更点はありませんが、名称ターン1制限が追加されました。これにより、同一ターン内に複数回、特殊召喚することは不可能になりましたが、効果無効化もなく容易に下級モンスターを呼び出せるのは相変わらず強力です。

②の効果も名称ターン1制限となった上に、サーチできるフィールド魔法カードも破壊したカードとは別名称のカードでいけなくなりました。サーチしたいフィールド魔法カードが制限カードなら、いったん他のカードを発動しておいて、改めて本命を狙うといった動きが可能です。

エラッタ前より大幅に弱体化しましたが、テクニカルな面白カードとしてカジュアル環境を賑わしてくれること間違いないでしょう。個人的には「セフィラ」や「トラミッド」デッキで使ってあげたいですね。特殊召喚する効果やフィールド魔法に関する効果をフルに活かせます。

 

 

 

まとめ:おかえり《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》今すぐに使いたい!

 

「リミットレギュレーション」が更新され、新禁止・制限カードが判明しました。現環境を考慮し、「ティアラメンツ」「クシャトリラ」を中心に制限した改定となりました。「RARITY COLLECTION -QUARTER CENTURY EDITION-」での《心変わり》収録もうれしいですね

引き続き、遊戯王最新情報を記事にしていきます。

 

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