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過去最多の8校が参加した 東京都高等学校ボードゲーム連盟主催『第5回選手権大会』開催!

公開日:ふうか

東京都高等学校ボードゲーム連盟 第5回選手権大会

こんにちは、ふうかです。11月13日に開催された東京都高等学校ボードゲーム連盟主催『第5回選手権大会』へ行ってきましたので、今回はその報告です。

 

 

過去最大の参加校で開催

天気予報によれば当日は荒天。そんな予報もどこ吹く風な晴天の下、会場の武蔵高等学校中学校へと向かいました。

案内図

カラーの案内図はとてもわかりやすいですね。案内板だけでなく、会場である武蔵高等学校中学校の生徒たちが立ち、参加生徒たちを誘導していました。

 

開会式準備

全員が揃うまで、各校別にテーブルを囲みます。先生方も大会の準備に余念がありません。
交流大会とは違いお互いに競い合うということで、生徒たちには少し緊張も見られました。

 

■今回の参加校(50音順)
正則学園高等学校
中央大学杉並高等学校
日本学園中学校・高等学校
一ツ葉高等学校立川キャンパス
朋優学院高等学校
武蔵高等学校中学校
城北埼玉高等学校
神奈川県立横須賀大津高等学校

 

過去最大の8校14チームで競い合います。前回が5校だったのを考えれば大躍進です。

近隣の埼玉や神奈川からの参加もあるので、総合順位は東京都の学校のみ、各ゲーム別順位ではすべての学校が対象となる旨の連絡がありました。

 

 

 

開会式

草場先生の開会宣言と共に、第5回選手権大会が始まりました。

優勝杯返還

まずは前回優勝校による優勝杯返還です。前回は武蔵高等学校中学校でした。果たして今回はどのチームが手にするのでしょうか。

参加する各チームの紹介に続き、会長挨拶と開会式は進んでいきます。

 

選手宣誓

賛助会員紹介が終われば選手宣誓です。そして大会連絡と会場連絡が終われば、いよいよ開幕です。

 

 

 

競技開始

会場内配置図

競技はタイムテーブルに沿って進みます。カタンとモノポリーは4回、カルカソンヌは予選5回に順位決定2回です。

各チームからそれぞれの競技席に座り、開始の合図を待ちます。各ゲームではそれぞれスタッフの他に担当の先生がつきます。大会が進むほどギャラリーの興奮度が上がり、ついついテーブル近くに身を寄せてしまうことについての注意もありました。

 

競技開始

自分の出番まで時間がある生徒たちが見学席に並べば、いざゲーム開始。実際に競技中の生徒も見学している生徒もそれぞれが真剣な眼差しです。

 

カルカソンヌは2人対戦。ルールは日本選手権開催ルールを基本としています。カルカソンヌだけは予選と順位決定戦に分かれているので、予選で着実に勝利 していくことが上位に入るために必要とされます。タイルをめくる音とチェスクロックを止める音だけが聞こえる空間は緊張感が漂っていました。

 

 

カタンは日本カタン協会のルールガイドを基本としています。今回のカタンではスムーズなゲーム展開が多く、選手が慣れてきた印象をもちました。盗賊に襲われる悲鳴が高頻度で聞こえるテーブルでは、悔しさより悲しさが浮かんでいた選手に同情心が芽生えました。

 

 

モノポリーは日本モノポリー協会ルールを基本としています。見学していても持っている株がほぼすべて裏返っているのが見え、大丈夫なのかと私がドキドキしました。

 

昼食時間になると早々に食べ終え、持参したゲームで遊ぶ姿が散見されます。とにかく学生たちは元気が余っている。緊張漂う競技中は静かですが、休憩となれば自由に遊びながら交流していました。

 

 

 

閉会式と結果発表

それぞれの感想を話し合う生徒たち

すべての競技が終われば集計を待ち閉会式と表彰です。再び各校に分かれ席に着き、閉会式の始まりを待ちました。今日一日競った結果や感想など、話し合う様子が窺えました。

 

そして閉会式。まずは結果発表と表彰からです。
結果は以下の通りでした。

■ゲーム別順位

<カルカソンヌの部>
1位 武蔵A
2位 城北埼玉A
3位 中大杉並A

<カタンの部>
1位 中大杉並A
2位 中大杉並B
3位 武蔵B

<モノポリーの部>
1位 日本学園A
2位 武蔵A
3位 中大杉並C

 

 

優勝杯授与

■総合順位
1位 中大杉並A
2位 武蔵A
3位 中大杉並C

今年は中大杉並Aチームが優勝杯を奪還した形になりました。
優勝杯授与が終わり、各先生方からの講評へと続きます。

それぞれ担当したゲームについての講評をいただく形になりましたが「動画にしたい場面が多く、考えることに役立てたい」「スピーディーな試合が多くプレイヤーのレベルが上がっている」「伸びしろがあり成長ポイントを獲得していく」などと、『講評』内容は生徒たちの『好評』だったように感じました。

 

草場先生の閉会宣言と共に、第5回選手権大会が無事に終了です。

高校生活はたった3年間です。こうして取材を続けていると生徒たちの成長を目で見て感じることができます。初々しさが抜ける頃には、身体的にも精神的にも成長を感じさせてくれるのです。大会とはいえ、どの生徒たちも真剣な中で楽しむことを忘れておらず、見学しているだけの私でも時折見せる子どもらしさに微笑ましくなります。

次回は来年春、交流大会が開催される予定です。正式な決定は来年度になるでしょう。現在の会場は増え続ける参加校では厳しく、会場を新しくしての開催になる見込みです。

 

東京都高等学校ボードゲーム連盟
https://boardgametokyo.wordpress.com/

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