かーむのMTGスタンダードたいむず

新デッキと既存デッキがしのぎを削る!ニューカペナ後のスタンダードをチェック!!

公開日:かーむ

おっすおっす!
かーむです。

前回の記事では、PTQなどの結果から『ニューカペナの街角』発売前までのスタンダードのメタゲームをまとめました。
《キキジキの鏡像》を使ったデッキが多数活躍してて、キキジキやべぇ!!って感じでしたね。(雑)

今回は新セット、『ニューカペナの街角』リリース後のスタンダードの様子をお届けしたいと思います。

『ニューカペナの街角』は高層都市「ニューカペナ」が舞台。
かつて天使と悪魔が協力して築き上げましたが、いまは悪魔が率いる5つの一家が支配する犯罪都市と化しています。

5つの一家はそれぞれナヤ、ジャンド、エスパー、グリクシス、バントの3色の色で分けられています。
今回は各一家に対応した3色ランドも収録されましたね。

 

トライランド

 

 

ちなみにプレインズウォーカー・エルズペス・ティレルの出身地でもあります。

華やいだエルズペス

 

さて、そんなちょっとワクワクする設定の新セットが加わったスタンダード環境ですが、どのように変化しているのかさっそく見ていきたいと思います。

 

 

Crokeyz Streets of New Capenna Tournament

まず注目するのは、海外ストリーマーのStephen Crokeさんが主催するCrokeyz Streets of New Capenna Tournament

競技制度の変更により今期からPTQがなくなったため、今回のCS前には大規模なイベントはあまり開催されておりませんでしたが、こちらは参加者257名とかなりの人数。

 

Crokeyz Streets of New Capenna Tournament

 

トップメタはエスパーミッドレンジ

前環境で原型はありましたが、新カード《策謀の予見者、ラフィーン》の登場でほぼ別デッキレベルで進化しています。

 

3マナと軽いながらも1/4飛行の好スタッツに謀議・護法①つきとトッピング全部乗せの強力カード。1枚でフィニッシャー、潤滑油、プレインズウォーカーのブロッカーと様々な役割を兼ねた中核パーツとなっています。

Crokeyz Streets of New Capenna Tournament 優勝

策謀の予見者、ラフィーン

 

 

 

2番手はジャンド。

これも『ニューカペナの街角』のカードたちを多く採用した新デッキですね。

Crokeyz Streets of New Capenna Tournament ジャンドン

 

序盤から終盤まで仕事をする《しつこい負け犬》や、発売前から話題になっていた《敵対するもの、オブ・ニクシリス》などが採用されています。

 

 

それ以降はナヤルーン、ラクドスサクリファイスが続きます。

 

本イベントは2日間にわたって開催されましたが、下の表は2日目の結果を反映したものです。

勝率ベースではジェスカイコンボがトップ。
エスパーミッドレンジも勝率58%と高パフォーマンスですが、ナヤルーンやオルゾフミッドレンジなど前環境のデッキも存在感は失っていません。

Crokeyz Streets of New Capenna Tournament

 

Crokeyz Streets of New Capenna Tournament

 

 

下の一覧は2日目に進出したTOP16デッキと、1日目で6勝以上の好成績だったデッキの内訳です。
エスパーミッドレンジの活躍が目立ちますね。

 

 

そしてこちらがイベント終了後のTOP16デッキ。
16デッキ中6つがエスパーミッドレンジということで、新環境のスタートから確かな実力を示しました。

Crokeyz Streets of New Capenna Tournament 

 

 

 

ニューカペナ・チャンピオンシップ

 

そして迎えるセットチャンピオンシップ
MPL/MRLといった公式プロたちや、厳しい予選を勝ち抜いた強豪だけが参加できるハイレベルのイベントです。

直前に参考になるイベントがあまりない状態での開催となりましたが、強豪たちの選択や如何に・・・?

 

 

メタゲーム

 

とか引っ張ってもすぐ書くんですが、以下のようなメタゲームとなっていました。

注釈:マジック・ザ・ギャザリング公式Twitterより引用

 

やはりCS(セットチャンピオンシップ)でもエスパーミッドレンジがトップメタとなりました。
それも34%強とかなりの割合。
さらにナヤルーン、ジェスカイストームと続きます。

新しいデッキとしてはグリクシス吸血鬼、ティムールコントロールなどが登場しています。

 

ティムールコントロールは使用者5人のうち4人は初日全勝。2日目に進んだ4人も3人は2-2で5人トータル20勝12敗と好成績でしたが、こちらは僕も参加させてもらった調整チームのデッキでした。(僕はCSには参加してません><)

作成者は茂里憲之選手。
そのうちnoteで何か書いてくれるとのことだったのでぜひ楽しみにしていてください。

 

 

TOP8デッキ

 

それではTOP8のメンツを見てみましょう。
なお、セットチャンピオンシップはスタンダードとヒストリックの2つのフォーマットで行われ、1日目と2日目のラウンドは以下のような進行でした。

 

ニューカペナ セットチャンピオンシップ

 

そして1日目と2日目を勝ち抜いた上位8名と、ダブルエリミネーションの結果がこちら。

 

ニューカペナ セットチャンピオンシップ

 

ニューカペナ セットチャンピオンシップ

注釈:マジック・ザ・ギャザリング公式Twitterより引用

 

今回のセットチャンピオンシップを制したのは、ジェスカイ日向でした!
前環境からアップデートされたエスパーミッドレンジやジェスカイストームが入賞するほか、グリクシス吸血鬼やジャンドミッドレンジなど新デッキたちも上位に食い込みました。

しかし今回は8つのデッキすべてが3色のミッドレンジというのも面白いですね。
(うちジェスカイ2つはコンボっぽくもありますが)

 

 

優勝:ジェスカイ日向

 

ジェスカイ日向
New Capenna Championship Champion
プレイヤー:Jan Merkel
クリーチャー(8枚)

4《暁冠の日向
4《黄金架のドラゴン

ジェスカイ日向

 

それでは個別のリストを見ていきましょう!
まずは優勝のジェスカイ日向から。

ジェスカイ日向と言えばまずはこの2枚。
《暁冠の日向》のコスト軽減効果により、本来8マナの《マグマ・オパス》を最高でたった2マナで唱えることができるコンボじみた動きが最大の魅力。
たとえ2枚がそろわなくとも、それぞれが単体でも強力なのがデッキの強度を上げていますね。

 

 

2マナ域のカウンターにはこれまでの定番だったジュワーに加えて、新カードのかきけしを採用。
《策謀の予見者、ラフィーン》や《鏡割りの寓話》をはじめとして、いまのスタンダードでは3マナ域に強力なアクションが多く、後手でもそれら強力な3ターン目のアクションに対抗できる2種のカウンターの存在はとても重要ですね。

 

 

3mana

 

 

1点火力には《炎恵みの稲妻》を採用。
エスパーミッドレンジがメタの上位に来るとの予想から、《しつこい負け犬》を意識しての採択かと思われます。
同じ1マナ2点の火力では、アーティファクトを生贄にすると4点火力になる《電圧のうねり》もありますが、そちらはメインとサイドに1枚ずつの配置となっています。

 

 

ジェスカイ日向については先日ぼくのブログの方でも紹介してますので、よかったら見てみてください!

 

 

 

 

準優勝:エスパーミッドレンジ

 

エスパーミッドレンジ

 

準優勝は今回トップメタだったエスパーミッドレンジ。
前環境からのアップデートとしてはなんといっても《策謀の予見者、ラフィーン》。
「ニューカペナ」を支配する5つの一家の長の中で最も軽く、そして最も使用されている一枚。
護法①があるため、先手3ターン目の《策謀の予見者、ラフィーン》には後手側は2マナの除去では対処できません。
ジェスカイ日向のようにカウンターを合わせるか、対象は狭いですが《レイ・オヴ・エンフィーブルメント》を当てるしかありません。

 

策謀の予見者、ラフィーン

 

《策謀の予見者、ラフィーン》を出したターンに謀議の能力を誘発させたいので、2ターン目にはなるべくクリーチャーを置いておきたいエスパーミッドレンジですが、こちらのリストでは《光輝王の野心家》と《しつこい負け犬》を4枚ずつ採用しています。

 

 

エスパーミッドレンジの2マナクリーチャーにはほかに色々選択肢があるので、メタゲームを考慮しながら最適化させていきたいですね。

 

 

とは言え、なんだかんだ《光輝王の野心家》と《しつこい負け犬》の組み合わせが一番丸そうな気もします。

2ターン目にクリーチャーを置いて3ターン目に殴れる体制を作っておくのは3ターン目のアクションが《漆月魁渡》になった場合でも重要です。
プレインズウォーカーを出してプラス能力から入れると盤面が固くなりますね。
ただ、複数採用されることが多い《漆月魁渡》ですが、こちらのリストでは1枚のみとなっており、4マナ域に《不笑のソリン》を採用しています。

 

 

呪文の方に目を向けると、2マナ除去は《消失の詩句》4枚に《冥府の掌握》3枚の7枚構成。
《冥府の掌握》は2点のライフルーズはあるものの対象を選ばず撃てるのが良いですね。

先ほど《策謀の予見者、ラフィーン》を出す前の2ターン目にクリーチャーを置いて置きたいという点に触れましたが、逆に2ターン目のクリーチャーをしっかり除去しておけば《策謀の予見者、ラフィーン》のバリューを半減させることができます。

《呪文貫き》は1枚のみの採用ですが、公開制のイベントでは気になる1枚。
序盤のプレインズウォーカーをカウンターするほか、《策謀の予見者、ラフィーン》で殴る際の《放浪皇》をカウンターしたりなど、上手く刺さればゲームを決めるだけの致命的なテンポを稼いでくれます。

 

 

サイドボードには《忘れられた大天使、リーサ》を採用。
4/5飛行と《黄金架のドラゴン》を迎え撃てるサイズも強力ですが、《家の焼き払い》など、サイドインされる全体除去に対して裏目を作ります。

 

 

《勢団の銀行破り》はカウンターを多くサイドインするゲームで輝く一枚。
カウンターを構えたマナを無駄にせず、相手が何もしなければエンドに2マナをドローに変換します。
3枚引いた後はアタッカーとしてクロックになってくれます。

 

勢団の銀行破り

 

 

 

ベスト4:ナヤミッドレンジ

 

ナヤミッドレンジ
New Capenna Championship Best4
プレイヤー:吉越 久倫

ナヤミッドレンジ

 

こちらは3色ランドの《ジェトミアの庭》でマナベースが強化され、組みやすくなったナヤミッドレンジ。
新カードも早速採用されています。

 

《祝祭の出迎え》はクリーチャーを展開しつつマナ加速、パンプアップ、ライフゲインの3つのモードから盤面に合わせて選択できる優秀な2マナ域。
後続の展開がより強固な盤面の支配につながります。

《作業場の戦長》は新たな5マナ域のフィニッシャー。
タフネスが3と低めですが、死亡しても4/4トークンを残してくれるので敵陣に突っ込ませやすいですね。
トランプル持ちのパワー5ということもあり、戦闘ではだいたい不利な交換を強いることができます。また、新キーワード能力の「奇襲」でリーサルにも絡んでくれます。

 

 

《聖域の番人》も新たなフィニッシャー。
5/5飛行に盾カウンター2つ持ちで戦闘や破壊での除去に対して耐性があり場持ちもよいですね。
場に出た際や攻撃した際に盤面を広げつつ手札を補充してくれるのは他のカードにはできない働きです。
ちなみに取り除くカウンターは+1/+1カウンターや忠誠カウンターでもよいため、《光輝王の野心家》や《放浪皇》とも噛み合います。

 

聖域の番人

 

そしてこれら場に出た時に能力を誘発させるクリーチャー全てと相性がよいのが《キキジキの鏡像》。
《作業場の戦長》や《聖域の番人》のコピーに成功すれば盤面の支配は盤石になります。

 

キキジキの鏡像

 

 

 

ベスト4:グリクシス吸血鬼

 

グリクシス吸血鬼

 

続いてはグリクシス吸血鬼。
のグリクシスカラーがスタンダードで活躍するのを見るのは久しぶりな気がします。

愛好家は多いものの、いまいち攻め手に欠ける印象でしたが、『ニューカペナの街角』では多くの新パーツを手に入れることに成功しました。

《欲深きもの者、エヴリン》はその最たるものですね。

自身もしくは他の吸血鬼が場に出た際にお互いのデッキトップを追放し、1ターンに1枚、それらの中からカードをプレイすることができます。
除去されてしまうと追放したプレイできなくなってしまうのですが、火力圏外のタフネス5に《消失の詩句》が効かないマルチカラーということで除去体制が高く場持ちがいいのがのがうれしいですね。
また、自身の能力で次の吸血鬼を持ってきやすくなるのもグッド。

相手のエンドにプレイ→自分のターンに何か吸血鬼をプレイ!!
これだけで実質4ドローなので、とんでもないスピードでアドバンテージを稼いでいきます。

 

欲深き者、エヴリン

 

《死体鑑定士》はグリクシスの3マナ域における期待の新人。
《欲深きもの者、エヴリン》の能力を誘発させる吸血鬼であることも重要ですが、やはり重宝するのは墓地のクリーチャーを追放してアドバンテージを得る能力。
後手番で除去する側に回る際にも初手に欲しい1枚。
グリクシスにも入っている《しつこい負け犬》を追放できれば最高ですね。

 

 

グリクシスカラーではエンチャントを除去する手段がないこともあってか、サイドボードには《無効》を3枚も採用。

 

無効

 

対象範囲が狭く、相手によってはまさに「無効」になってしまうカードですが、現在のスタンダード環境では危険なエンチャントとアーティファクトが飛び交っているので、これくらいしてもいいのかもしれませんね。

 

無効の対象

 

 

 

ベスト8:エスパーミッドレンジ

 

エスパー・ミッドレンジ

 

2つ目のエスパーは準優勝のものと75枚ほぼ一緒。
同じ調整チームだったのかもしれません。

まず違う部分としてはミシュラランド(クリーチャー化する土地)の配分。
準優勝のものが《目玉の暴君の住処》2枚だったのに対し、こちらは《フロスト・ドラゴンの洞窟》と1枚ずつに散らしています。
能力の起動は5マナと重いですが、地上が固まっていても攻撃を通せるのはいいですね。

 

 

準優勝のリストは採用されていた《皇国の地、永岩城》をあきらめ、平地と沼が1枚ずつになっています。
ラダーでたまに見かけていた、ランデス(土地破壊)デッキを警戒してのものでしょう。

 

 

 

 

 

ベスト8:ジャンドミッドレンジ

 

ジャンド・ミッドレンジ

 

こちらはジャンドミッドレンジ。
グリクシスと同じく『ニューカペナの街角』で強化された、の3色の組み合わせです。

このデッキリストで特徴的なのは《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》の採用です。
本来はナヤカラー(赤緑白)のカードですが、実は赤/緑&緑緑でもプレイできます。これはワザップ。
序盤にプレイする両面土地は、可能であれば緑マナを確保しましょう。

自分が生成するすべてのトークンが2/2速攻か3/1警戒のクリーチャートークンになるため、3ターン目《鏡割りの寓話》から、4ターン目に《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》をプレイしてゴブリントークンで攻撃すると、宝物トークンがクリーチャートークンになるので序盤からクリーチャーを盤面にバラまけます。

 

ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ

 

2マナ域の《闇市場の巨頭》と《祝祭の出迎え》も《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》と相性がよいカードたち。
《祝祭の出迎え》は宝物トークンのモードを選ぶと代わりにクリーチャートークンが生成されるので、もう一回団結が誘発しますし、《闇市場の巨頭》はクリーチャートークン製造機になります。

どちらも2ターン目に出すマナ加速要員として単体で優秀なのがいいですね。
特に《闇市場の巨頭》は宝物トークンから好きなマナが出せるので、3色のデッキでは特に助かりますね。

 

 

6マナ域には《焼却するもの、ジアトラ》を採用。
《欲深きもの者、エヴリン》と同じく、マルチカラーのデカいクリーチャーはそれだけで除去耐性があります。
普通に殴ってもいいですし、ブロッカーがめちゃくちゃいたり《放浪皇》を構えられていたりなど戦闘でダメージを与えられないシチュエーションでも、プレイヤーに直接ダメージを与えられるオプションを持てるのはいいですね。
能力解決時に宝物トークンを3つ生成するので、これまた《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》と相性がいいです。

 

焼却するもの、ジアトラ

 

4マナには新しいインスタント除去。7点ダメージはほとんど確定除去と言っていいですね。
単体除去としては少し重いですが、《光輝王の野心家》&《婚礼の発表》や、《エシカの戦車》&猫トークンのような組み合わせを1枚で除去できるのは嬉しいですね。
今はだいたいのデッキがクリーチャー&置物で多角的に攻めてくるため、使いどころの多い1枚になりそうです。
多くのデッキで使われている《鏡割りの寓話》とトークンをアドを失わずに除去できるので、調整によってはメイン昇格もアリと思います。

 

豪火を放て

 

 

 

ベスト8:ジャンドミッドレンジ

 

ジャンド・ミッドレンジ

 

こちらはもう1つのジャンドミッドレンジ。
同じアーキタイプですが、構成は大きく異なります。

先ほどのものはジャンドトークンのようなシナジーが強めの構成でしたが、こちらはストロングスタイルのミッドレンジ。
単体で強いカードを詰め込んだ筋肉質な構成です。いわゆるグッドスタッフというやつですね。

 

 

カードは強いもののマルチカラーやダブルシンボルのカードも多く、色事故が怖い3色ミッドレンジでしたが、3色ランドの登場でマナベースはだいぶ負担が軽くなりましたね。
これまでは両面土地の置き方が本当に難しかった。(いまも難しいは難しいんですが)

 

ジアトラの試練場

 

3色土地とともに収録された魔除けも強力ですが、個人的には《土建組一家の魔除け》が一番強いと思っています。
除去、墓地対策、そして疑似的な3ドロー。
「次のあなたの終了ステップまで」なので、相手のターンに打つことで自分のターンに土地がすべてアンタップの状態で追放した3枚をプレイすることができます。

 

土建組一家の魔除け

 

サイドボードには《未認可霊柩車》。
墓地対策しながらそれがそのままクロックになるナイスな1枚。これまで鳴りを潜めていたジェスカイストーム用のサイドがしっかり採用されているのはさすがの読みですね。

プレイしてしばらくは盤面になにも影響しませんが、殴りだすころにはかなりのサイズに育ち、場合によってはそのまま殴り抜けることもあります。
《溺神の信奉者、リーア》のほか、《しつこい負け犬》を採用しているデッキ相手にもサイドインしたいですね。

 

 

 

 

 

ベスト8:ジェスカイストーム

 

ジェスカイ・ストーム
New Capenna Championship Best8
プレイヤー:David Inglis
クリーチャー(7枚)

4《黄金架のドラゴン
3《溺神の信奉者、リーア

 

最後はジェスカイストーム。
《黄金架のドラゴン》と《溺神の信奉者、リーア》がフィニッシャーの呪文ベースで組まれたデッキで、個人的にかなり好きなアーキタイプです。

 

 

このところ目立っていたエスパーミッドレンジの《策謀の予見者、ラフィーン》をはじめ、3マナに脅威のあるカードが多かったためか、《否認》が優先され《軽蔑的な一撃》は0~1枚の採用にとどまる傾向にあったように思います。

《暁冠の日向》や《欲深き者、エヴリン》にも言えることですが、今回は5マナ以上のクリーチャーがフィニッシャーに据えられたデッキの活躍が目立つ印象があります。
細かく集計してはいませんが、上位の青系デッキでは《軽蔑的な一撃》を2枚以上採用しているものが多く、やはり勝つデッキはメタ読みの段階からしっかり構築されていますね。慧眼です。

 

 

少し話がそれました。
全体的にあまり新カードが目立たないジェスカイストームですが、こっそりアップデートされています。
これまで固定枠だった《予想外の授かり物》がシングルシンボルとなった完全上位互換である《大勝ち》です。

《黄金架のドラゴン》で宝物トークンから同じ色のマナが2つ出ることもあり、シングルシンボルがダブルシンボルかは小さいですが大きな差になります。
具体的には《表現の反復》や《感電の反復》などの青赤で唱える呪文がコンボルートに入っている時ですね。

その点《大勝ち》は《予想外の授かり物》よりも明確に扱いやすいカードとなっており、4枚採用。《予想外の授かり物》は2枚採用されています。
同種のカードが6枚積まれたことで、動きの再現性が高くなったことはコンボデッキとしてはわかりやすい強化ですね。

 

 

サイドボードの新カードは《全知の調停者》。
呪文を多用するこのデッキは墓地が溜まりやすく、これを場に出すころには相当なマイナス修正が期待できます。
自身も5/4飛行と大きく、ライフが残りわずかまで追い詰められていても、相手のクリーチャーが2体までならコンボを決めるまでの最後の1ターンを稼いでくれるでしょう。
手札を捨てるたびにパワーにマイナス修正をかけるため、手札に《大勝ち》か《予想外の授かり物》があれば1ターンと言わず2ターン3ターンと時を稼いでくれます。

自身の能力でコンボパーツを集めつつ手札を補充してくれるのも噛み合っており、非青のクリーチャーデッキ相手で重宝します。

 

全知の調停者

 

 

 

というわけで新環境のスタンダードのまとめでした!

まずはエスパーミッドレンジが台頭しましたが、セットチャンピオンシップでは大型クリーチャーを主軸にしたジェスカイ日向やジェスカイストームも活躍しました。

次のスタンダードのメタゲームはどのように動くのか?
今週末に開催される「日本選手権2022Tabletop Returns」も非常に気になりますね!

それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!

 

※デッキリスト画像の表示はMTG-Decklist Viewerを使用しています。
※記事内のデッキリストは「Study hall of M:TG」のデッキエディタを使用しています。

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