100均でボドゲ!? 100円ショップ『ダイソー』で買えるボードゲーム おすすめ10選
毎度!
Zxionことぜっくんです。
ついにこの時がやってまいりました…。
そう、ボドゲが…ボドゲがダイソーで買えてしまう…ヤバい…。(語彙力の崩壊)
ダイソーだからもちろん100円(税込110円)。
ヤバい…。
執筆現在の販売ラインナップは20種くらい。
もともと同人ボードゲームとして販売されていたものから、オリジナルっぽいもの、花札とかのド定番まで。
すごい時代になったものです。(遠い目)
1個100円で買えるならとりあえず全部買ってみたけども…。
やっぱり好みに合う、合わないは出てきますよね。
100円だからとりあえず買えばいいじゃないという向きもありますが、遊ばない(遊べない)ボドゲ持っててもねぇってのもあるじゃないですか。
そんなわけで、あまり口コミを見かけなかったので実際のプレイしてみて、僕の独断と偏見で綴る100円ボードゲームのおすすめ10選をご紹介ということで、つらつらと書いていきたいと思います。
目次
1.じゃんけんだこれぇ! 『18 -イチハチ-』
プレイ人数:2人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:5~10分
難易度:★★
■どんなゲーム?
・じゃんけんを10回する2人用対戦ゲーム。
・相手の裏をかいてより多くの得点をゲットしよう!
■ここがポイント!
・ノリと勢いに任せて遊んでも十分楽しめる簡単なルール。
ルール説明も、すごく簡単。
・心理戦が好きな人にもおすすめ。
獲得できるポイントが異なるラウンドがあったり、ゲーム終了時に残してしまうと失点になる棒などの要素がただのじゃんけんをすごいじゃんけんに進化させた一作。
ルールもじゃんけんさえわかっていれば把握も容易で、とあるギャンブル漫画のじゃんけんよりも面白い。
(良くも悪くも)じゃんけんなところ。
流石に何度も何度も繰り返しプレイするのはツライ。
得点チップと棒が白一色で寂しい。
「1」って書いてあったり色が付いてたら最高だった。
盛り上がりは良好。
ゲーム間の箸休め、時間調整、子供と遊ぶゲームの1つとして、持っていて絶対損はない良ゲー。
元々は、「くだらないもの工房」より、ゲームマーケット2018春初出の作品。
当時の販売価格は1000円でした。
ぜっくん的おすすめ度:★★★★
2.ハートフルバトル☆ 『トウキョウのハト エサバ・バトル』
プレイ人数:2人
対象年齢:8歳~
プレイ時間:5~10分
難易度:★★★
■どんなゲーム?
・同じ構成のハトを用いて、相手のボスハト(将棋で言う王/玉)を囲むのが目的の2人用対戦ゲーム。
・移動方法が異なる6種類のハトを駆使して、勝利条件を目指す。
・最大4×4の変動する「場」を上手くコントロールするのがポイント。
■ここがポイント
・じっくりと考えるタイプのゲームが好きな人におすすめ。
・アブストラクトが好きな人にも。
・ボードを使わないので遊びやすい。
ハトのコマがしっかりとタイルになっている。
大体カードで構成されているダイソーボドゲの中では一番好き。
油断すると2手くらいで詰む「エキサイティングでスリリングな」対戦が楽しめる。
ダイソーボドゲの中では高難易度の★★★なので、ルールの把握が(他のものと比較して)大変。
覚えておく必要があることもやや多い。
ボスハトは自分のハトや変動する「場」の壁にいきなり囲まれて突然死することもあるので、状況をしっかりと見極める必要があります。
同じ動きをするハトはいないので、ハトを「場」に出す順番も重要な戦略になるかもしれません。
定石とか言い出さない程度に繰り返し何度も遊びたい仕上がり。
こちらは「Kirth W Whobill」より、ゲームマーケット2019秋初出の作品。
タイトルは「TOKYO DOVE トウキョウのハト、インヤクザ」でした。
販売価格は1500円。
ぜっくん的おすすめ度:★★★
3.やさしいイチゴリラ? 『はたらくアニマル メモリーゲーム』
プレイ人数:表記無し(たぶん1人~)
対象年齢:表記無し(たぶん6歳~)
プレイ時間:表記無し(10分~20分くらい)
難易度:表記無し(たぶん★)
※( )内は筆者の偏見に基づく数値です。
■どんなゲーム?
・良く似た絵柄が複数ある、ちょいムズ神経衰弱。
・手番ではカードを2枚めくって、一致していたらもう1回というだけの簡単ルール。
・まちがいさがしゲームもあそべるよ☆
■ここがポイント
・小さい子~大きいお友達まで一緒に楽しめるメモリー系のゲーム。
・ルールは神経衰弱そのままなのでとても簡単。
ルールが簡単なのですぐにゲームが始められる。
枚数の調整をすることで時間・難易度の調整が可能。
記憶力がポンコツだとなかなか終われなくてダれてくる。
神経衰弱として以外のゲーム性は無い。
良く似ている絵柄を探すが、どの絵柄も2枚ずつしかないので「イチゴリラ」より簡単。
その分ゲーム性とかは犠牲になっているが、コンセプトは近い。
つまり、やさしい「イチゴリラ」である。
「イチゴリラ」だとちょっと(脳が)しんどいけど、これなら…っていう気持ちでプレイ。
十分しんどかったです。
絵柄を見ずに、ランダムで1~2枚カードを抜いて始めるとそれっぽくて良いかも。
ぜっくん的おすすめ度(2人プレイ):★★
4.無限に広がる広大なフィールド 『てんしとあくまのくまくまリバーシ』
プレイ人数:2人
対象年齢:表記無し(たぶん6歳くらい~)
プレイ時間:表記無し(15分~20分くらい)
難易度:表記無し(たぶん★★)
※( )内は筆者の偏見に基づく数値です。
■どんなゲーム?
・ゲームボードを使わない、盤面が無限に広がるオセロ。
・場に置かれた相手のカードを自分のカードで挟むと、相手のカードは裏返り自分のカードになります。
・ゲーム開始前に手札の枚数を増減することによりプレイ時間の調整が可能。
■ここがポイント
・特定の方向に新しいカードを置くことができなくなるシールドカードの使い方が重要。
・「とりあえず角」のような定石は(多分)通用しない!
・ひろい場所で遊んでね。
盤面が存在しないため、オセロの定石がほとんど意味を成さない。
アクセントとして入っているシールドカードは一見強そうに見えるが以外と裏返せる。
あくまのくまくま。
想像よりひろい場所が必要。
結局はオセロなのでオセロがあまりお好みじゃない人にはおすすめできない。
めちゃくちゃ面白かった。
ダイソーボドゲの中で一番ノリが好きかもしれない。
オセロ特有の「はいはい角角」感が無いのがとても素晴らしい。
でもやってることはオセロ。
流石にカード全枚数使用時の繰り返しプレイは2~3回くらいでお腹いっぱいでごわす。
プレイスペースがあまり広く取れない場合は使用するカード枚数を少なくすれば何とかなるかもしれない。
そうしたらもうちょっと回数も多く遊べるかな。
カードサイズが正方形だとスペース的にも個人的にも良かったのに、残念。
ぜっくん的おすすめ度:★★★★
5.相手のコマを押して取る 『Ostle オストル』
プレイ人数:2人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:5~15分
難易度:★★★
■どんなゲーム?
・相手のコマを押して、ゲームボードの外や穴に落とすゲーム。
・相手のコマを先に2つ落としたら勝ち!
・アブストラクトのボードゲーム入門用におすすめ。
■ここがポイント
・自分のコマだけでなく、穴も動かせる。
・コマを押すときは縦か横につながっていれば一度に何個でも同時に押すことが出来る。
・穴を上手く使うのが鍵!?
コマ(と穴)の動きは前後左右1マスのみなので、複数の移動方法を覚える必要がない。
難易度の表記が★★★ですが、前述の「2.トウキョウのハト エサバ・バトル」よりは簡単。
コマも穴もタイルになっているので扱いやすくて良い。
同梱のゲームボードがとても使いにくい。
エンボス加工してある立派な紙なのだが、折り目のせいですぐに浮くし、ゲーム中コマが折り目にひっかかる。
流石に100円では仕方ないが、これだけが残念。
これが…100円で買える…!?
というくらい完成度の高いゲーム、オストル。
イミワカンナイ。
「もう1回!」といいたくなる絶妙なプレイ感に繰り返しプレイしてもしんどくない、とても良いゲーム。
本当にボードの件だけが残念で仕方ない。
こちらは「雅ゲームス」より、ゲームマーケット2017秋初出の作品。
販売価格は1500円。
ぜっくん的おすすめ度:★★★★★
6.スピード重視のアクションゲーム 『ぼくちく!!』
プレイ人数:2~6人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:5分
難易度:★
■どんなゲーム?
・全員同時にカードをめくって、カードに描かれている動物コマをゲットしよう!
・誰かと同じ動物が描かれていた時はスピード勝負!一番早く動物コマに手を伸ばしましょう。
■ここがポイント
・スピーディーなゲーム展開と1ゲームの短さ。
コンポーネントがとても良い。
動物コマは固めのスポンジみたいな素材。
動物が描かれたカードはタイルほど厚くないが普通のカードよりも厚く、サイズは小さめだがしっかりとしたカード。
ルールもシンプル、プレイ時間もあっという間。
超!エキサイティング!!
シンプルなルールとプレイ時間の短さ故に、何度も繰り返し連続でプレイすると飽きるのが早い。
時間調整の時間調整に便利??
スピード系のゲームなので怪我をしないようにプレイ時は十分な注意を。
ややこしくない「おばけキャッチ」みたいな…?
(おばけキャッチ+ジャングルスピード)÷3くらいの感じ。
手を伸ばす対象が複数あるのが明確な差別部分です。
残念ながら2人プレイでも遊べなくは無いですが、いまひとつでした。
カードの引きが偏ってめちゃくちゃ動物が被ったりしたら少人数でも面白いのかもしれませんが…。
少なくとも4人、カード枚数も考慮すると6人で遊べるとベストかもしれません。
「2.トウキョウのハト エサバ・バトル」と同じデザイナーさんですが、ゲームマーケットでは出してなさそうです。
ぜっくん的おすすめ度(2人プレイ):★★
7.かんたんなワーバス!? 『あいうえおレース』
プレイ人数:2~5人(推奨)
対象年齢:表記無し(たぶん6歳くらい~)
プレイ時間:表記無し(10分~15分くらい)
難易度:表記無し(たぶん★★)
※( )内は筆者の偏見に基づく数値です。
■どんなゲーム?
・場に置かれたカードの色か文字数、どちらかに当てはまる言葉を手札のカードを見ながら考えるワード系のゲーム。
・言葉を思いついたら、どんどんカードを出していこう!
■ここがポイント
・語彙力と頭の回転が試される。
・場のカードは誰かがカードを出すと変わってしまうので、切り替えが大事です。
・ひらがなを覚え始めた子供とまったり遊ぶのもおすすめ。
「文字数」か「色」のどちらでも良い上にしりとりではないので、「ワードバスケット」よりもカードが出しやすい。
ワード系のゲームがお好きな方におすすめ。
早出しするタイプのゲームなので、いわゆる「地蔵」状態にならないとも限らない。
めちゃくちゃ簡単になった「ワードバスケット」っぽいゲームですね。
あちらはしりとりだったのに対し、あいうえおレースはしりとりではなくなっています。
文字数か色のどちらかが一致していればいいのでプレイのテンポは格段に良い…はず…です。
「を」と「ん」の特殊カードはちょっとややこしくなるので最初は抜いておくと良いかも。
ぜっくん的おすすめ度(2人プレイ):★★★
8.まさかのセットコレクション 『怪盗ルパニャンの予告状』
プレイ人数:2~4人(推奨)
対象年齢:表記無し(たぶん8歳くらい~)
プレイ時間:表記無し(10分~20分くらい)
難易度:表記無し(たぶん★★★)
※( )内は筆者の偏見に基づく数値です。
■どんなゲーム?
・5枚1セットの名画「最高の晩餐」を完成させよう!
・泥棒カードで他の人の名画を盗み、警備カードで自分の名画をガードしよう。
■ここがポイント
・名画は完成しなくても得点がもらえる。
・泥棒の使い時と使う相手の見極めが大事。
ボードゲーマーといえばネコチャン。
イラストが可愛い。
手札のシャッフルや手札が奪われることが無いのは良い。
ダイソーボドゲの中では珍しい(?)セットコレクションの要素があるゲーム。
イラストが可愛い反面、ちょっと難易度が高い感じがしました。
慣れている人なら大したこと無いですが、ライト層や小さい子がイラストに惹かれて買うとちょっと難しいかも。
どこかでかなり似たゲームをプレイしたことがあるような…無いような…。
「相手の名画を奪う」という行動が基本になるので、直接攻撃する要素を許容できない人にはおすすめできないです。
運の要素がやや強め。
これは3人以上いた方が面白いと思います。
山札からの引きが悪い(良い?)と何も出来ず、ちょっとつらい時も。
直接攻撃要素は「うーん」と思わなくもなかったですが、収集癖がある僕はセットコレクション系のゲームが好きなのでギリ許容です。
ルパニャン強い。
ぜっくん的おすすめ度(2人プレイ):★
9.お題型の遊びやすい人狼 『おおかみ少年だあれ?』
プレイ人数:3~10人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:15分
難易度:表記無し(たぶん★★★)
※( )内は筆者の偏見に基づく数字です。
■どんなゲーム?
・配られた「役職」に応じて、お題に対して本当のことを言うか嘘をつきます。
・みんなで質問や話し合いをして、嘘をついている人を見つけ出そう!
■ここがポイント
・「お題」に対して話を進めるので普通の人狼にありがちな「どうしたら良いかわからない」というのがほぼない。
・「会話→投票→勝敗決定」までが1セットなので、「決着が付くまで待っていなければならない時間」が少ない。
あの人のあんな一面が垣間見えるかも?
おしゃべり系のゲームなのでそこそこ盛り上がれる。
「人狼やってみたいけど普通のはちょっとハードルが…」という人におすすめ。
カード類はちょっと厚めになっていて良い感じです。
初対面の人の回答が本当か嘘か全く検討が付かない。
仲が良いメンバーでプレイしたとき、あまりストレート過ぎると嘘の回答がばれやすい。
おしゃべり系なので苦手な人はどうしても苦手。
僕は人狼NFM[1] … Continue reading勢なのですが、これなら全然ありですね。
役職も「市民」「人狼」「おおかみ少年(吊人)」の3種類だけなのでわかりやすい。
お題カードの自作やその場で思いついたお題でプレイしても良いですね。
ぜっくん的おすすめ度:★★★
10.みんなで仲良くペアになろう 『ぺあってにゃ~』
プレイ人数:4~10人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:10~15分
難易度:★
■どんなゲーム?
・お題に合った言葉を誰かとペアになるように考えるゲーム。
・2人のペアじゃないと(単独や3人以上はダメ)点数がもらえない。
・単独で3点以上の点数を持っていたら優勝!
■ここがポイント
・点数を得るためには単独や3人以上ではダメなので、ペアになりそうな言葉を選ぶ必要がある。
・みんなでIQを下げてきゃっきゃしよう!
・ぺあって…にゃー☆
ルールが簡単なパーティーゲームをお求めの人におすすめ。
小さな子が入っても実力差はさほど出ないのも良い。
長引くと10~15分では終わらない。
人数が増えれば増えるほど3人以上で被る率が高くなる。
プレイ時間ね、早いときはスッと決まるんですけど、なかなか決まらない時は結構時間かかります。
目標が単独3点以上なんですが、「2人同時に3点だ」→「3点が4人いる!?」→「4点が2人ィ!」…みたいに、(レアケースですが)こうなるとちょっと時間が延びます。
3点到達者が複数いたらみんな勝利とかにすると終了までの見通しは良くなります。
元のイラストの方が可愛らしくて好きです。
たしか「ちくわ争奪戦」も同じ絵師さんで、ジャケ買いした記憶が…。
「ひとじゃらし」より、ゲームマーケット2016秋初出の作品。
当時の販売価格は1500円でした。
ぜっくん的おすすめ度:★★★★
ゲムマ版の「ぺあってにゃ~」! 唯一持っていました☆
11.あとがき
はぁい!
今回はボードゲーマーみんな大好き「ダイソー」のボードゲームを「独断と偏見による10選」と言う事で紹介させていただきました。
このご時勢なのでどうにも多人数集まるのは気が引けますねー。
…と言う事で、2人プレイできるもの多めなラインナップでした。
実際にプレイした僕個人の意見として、(あまりあてにならないかもしれない)おすすめ度も併記してあるので是非とも購入の際の参考にしてください。
今後もラインナップは増え続けるのでしょうか?
どうなるか楽しみです。
今回はここまでッスー。
次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆
ダイソー ボードゲーム1 https://www.daiso-syuppan.com/boardgame-1/
ダイソー ボードゲーム2 https://www.daiso-syuppan.com/boardgame-2/
脚注
↑1 | ノット・フォー・ミーの頭文字。「私には合わないです。」の意。ぶっちゃけた話、「好きじゃない」「嫌い」をちょっと薄めのオブラートで包んだ角が立ちにくい魔法の言葉。 |
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ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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