ミステリー作家 千澤のり子のボードゲーム奮闘記

ボードゲーム遊び方紹介 第51回 少人数で遊べるゲーム 『ぴっぐテン』 (前編)

公開日:千澤(ちざわ)のり子

少人数でも遊べるゲーム特集の第2弾は「ぴっぐテン」を紹介します。
対象年齢は6歳以上。2人から8人で遊べるゲームです。

イラストは絵本のような感じです。赤ずきんに人魚姫、カエルの王様に白雪姫など、童話の登場人物に扮したブタさんがとても可愛いです。


カードは全部80枚。1から10までに数字が書いてあります。1から4までと6から9までは各8枚、0は7枚、5は5枚、10は4枚と数字によって枚数が異なります。
「ぴっぐテン」は、数字を10にしていくという主旨のゲームです。

 


カードはよくシャッフルして各プレイヤーに3枚ずつ配ります。これが手札です。残りは山札としてテーブルに置きます。

10まで早く数えられたプレイヤーからゲームスタート。順番は時計回りです。

手番が来たプレイヤーは、手札からカードを1枚取り出し、表にして見せます。それから、はっきりと「山の数字」を言います。

カードの「山の数字」が10になった場合は、「ピッグテン!」と言って目の前にあるカードすべてを受け取れます。もらったカードは伏せて置いておきましょう。

 


さて、「山の数字」とは。
例えば、画像の場合。机上にはすでに2のカードが出ています。続いてのプレイヤーは、4のカードを重ねました。このとき、直前のプレイヤーが言った数字に自分の出したカードの数字を足した数、画像ならば「6」と言います。これが、「山の数字」となります。
次のプレイヤーは3を出しました。この場合は「9」と言って山札からカードを1枚補充します。


続いてのプレイヤーが6を出したとします。「山の数字」は15なので、10を超えています。この場合、10を超えた数字を出したプレイヤーの直前の手番のプレイヤーがカードをすべて受け取れます。同じく、受け取ったカードはすべて伏せてください。


5を出した場合は、「山の数字」に5を足すだけでなく、引くこともできます。
画像の場合は14でなく、「4」と言うこともできます。ただし、数字がマイナスになってはいけません。


0を出した場合は、「山の数字」も0になります。


同じ数を出した場合は、通常どおりに数字を足しても構いませんし、前のプレイヤーと同じ数字を言っても構いません。画像の場合、3を加えると12になってしまいますので、「3」と言って「山の数字」を下げることもできます。

10は、直前のカードがなければすぐに「ピッグテン!」と言ってそのカードを獲得することができます。ですが、場に1枚でもカードが出ていたら、10を超えてしまいます。

山札がなくなってもゲームは続行、全員の手札がなくなったら終了です。
一番たくさんカードを獲得したプレイヤーが勝利となります。

ポイントは、山札にどんなカードが残っているか。
大きい数字を先に出すと勝ちやすいように感じられますが、実はそうでもありません。

実際に遊んでみた様子は、後半に続きます。

 

『ぴっぐテン / Pig10』

Zoch / メビウスゲームズ
対象年齢:6才~
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:15分

 

千澤(ちざわ)のり子

1973年生まれ
作家。2007年に宗形キメラ名義で二階堂黎人との合作『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』で作家デビュー。2009年には『マーダーゲーム』で単独デビュー。近刊は「少女ティック 下弦の月は謎を照らす」(行舟文化)
ボードゲーム好きで『人狼作家』の編集も手がけ、羽住典子名義でミステリ評論活動も行っている。

よろしければシェアお願いします

PAGE TOP