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ボードゲーム好きはドイツに集合! 今年もドイツで『Internationale Spieltage SPIEL(通称:エッセンシュピール)』が開催されます!

公開日:ふうか

こんにちは、ふうかです。カレンダーも残り数枚となり、ついに10月がやってきました。10月といえば、世界中のボードゲーム好きが1年で最も注目する『エッセンシュピール』が開催される月!

今回は、世界中から熱い視線を受けつつドイツで開催される、ボードゲームの祭典『エッセンシュピール』についてご紹介します。

 

エッセンシュピールって?

エッセンシュピール会場内 (c)Friedhelm Merz Verlag
(c)Friedhelm Merz Verlag

エッセンシュピールとは『Internationale Spieltage SPIEL』の日本での通称で、世界的には『SPIEL』などと呼ばれています。

毎年10月末の4日間に開催されるボードゲームの祭典で、主催はFriedhelm Merz Verlag。世界中のメーカーや個人のブースが並ぶ世界最大級のボードゲームイベントです。昨年は来場者19万人を迎え、来場者が右肩上がりの本当に大きなイベントなのです。
出展しているメーカーは、開催国ドイツを筆頭に、ヨーロッパ諸国、アメリカ、インドネシア、台湾など世界中から集まっています。もちろん我らが日本からも出展していますし、世界を相手に堂々たる姿を見せています。

開催期間中は老若男女、さまざまな国籍の人たちが集まり、それぞれ気になったボードゲームをその場で遊び、両手いっぱいに購入し、それぞれ忙しく過ごしていきます。新作発表・体験・購入すべてを満たす夢のようなイベント、それがエッセンシュピールなのです。

 

会場内はワクワクがいっぱい!

駅から会場まで人が連なる
開場時間前になると入口には長蛇の列。いや……列ではなく、大量の人・人・人!!
到着した地下鉄からも大量に人が流れ込んできます。

まもなく開場時間
会場内では出展者たちもその時を待っています。すでに設営が済み、あとは来場者を待つだけ。こんなに人がいないのは、開場前のほんのひとときなのです。

それぞれ目的のブースを目指す
それぞれが目的のために素早く移動していきます。新作争奪戦に参加する人は、大きなリュックを背負ったり、キャリーを引きながら脇目も振らず、一目散にお目当てブースへ向かいます。通路の中央で写真を撮ろうとすれば、たちまち邪魔をしていることに。来場者は大きめの方が多いので、避けなければ危険です。

早く遊びたい人たちも同じ。一度に遊べるイスの数は限られているので、目的のブースへ向かって一直線。
のんびり遊びたい人たちは心なしか歩みもスローで、マイペースな会場内散策を楽しんでいるようです。

通路には子ども向け遊具が並ぶ
そして圧倒的に多いのがファミリー。低年齢の子どもが親と参加している率がとても高いし、子どもたちを楽しませるための仕掛けも多くあります。初めてこのイベントに参加した時は、会場内の様子にショックを受けたほどでした。

それぞれの楽しみ方を見つけよう
あっという間に会場内は熱気に包まれ、どのブースも満席。これが4日間続きます。参加者たちはみんな笑顔でボードゲームを目一杯楽しむイベント、それがエッセンシュピールなのです。

 

どこで開催されるの?

会場となるのは、ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州エッセン市にある『MESSE ESSEN(メッセ・エッセン)』で、広大なグルーガ公園に隣接している見本市会場です。
公式HP:http://www.messe-essen.de/

 公園内を走るグルーガバーン
期間中はメッセのみならず、グルーガ公園もおすすめできるポイントです。鹿が大合唱していたり、グルーガバーンというミニ列車が園内を走っています。広大すぎる公園は、開放感を味わえる最高の場所です。

世界遺産『ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群』
そして、エッセン市といえば世界遺産の『ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群』が有名です。
私も昨年行きましたが、秋の小雨でとても寒かった記憶だけが残りました。あとはすべてが巨大で、大きさの感覚を失いました。

 

日本からエッセンシュピールへ!

まもなく着陸のフランクフルト上空
夢の会場があるエッセン市へ日本から向かう場合、最寄りの空港はデュッセルドルフ国際空港です。デュッセルドルフ市といえば、ヨーロッパ屈指の日本人街を抱えた都市。日本からも直行便がありますが、ほとんどの場合は経由便で飛んでいくことになるでしょう。

フランクフルト国際空港へは多くの航空会社が就航していて、時間や予算の兼ね合いで選ぶことができるほど選択肢は多めです。

フランクフルト空港駅に停車するICE
無事にドイツ入りしたら、次はエッセン市を目指します。デュッセルドルフ国際空港からはICEやREでエッセン中央駅を目指します。フランクフルトからでしたらICEが時間もかからず便利です。エッセン中央駅からは地下鉄のU11で終点の『Messe West-Sud/Gruga駅』で下車すれば、目の前に大きな建物を見ることができます。期間中はたくさんの人たちが一斉に下車するので、間違えることは少ないでしょう。

周辺のホテルは年々値上げ傾向にあり、争奪戦は1年以上前からはじまっているほど人気です。

メインは豚肉
ドイツといえば、ビール!じゃがいも!肉!のイメージが強いと思いますが、それは事実です。もちろん、他にも美味しいものはありますが、何といってもビールの安さ。そしてメイン料理を頼めば、必ずといっていいほど付け添えされてくるじゃがいも。日本人としては、圧倒的に緑黄色野菜不足に陥ります。でもおいしいから仕方ないのです。

 

食や観光を楽しみつつ、ボードゲームも楽しめる『エッセンシュピール』、今年は10月24日から4日間の開催です。

私も参加予定ですので、次回は今年のエッセンシュピールの様子をお伝えする予定です。

 

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