センセイ(べ・一文字)のメモリが少なくても語りたい

「冴えない彼女の育てかた ギャルゲーカバーソングコレクション」~丸戸史明とKOTOKOソングとツンデレと~

公開日:センセイ (べ・一文字)

注意!
今回のコラムは「冴えない彼女の育てかた」のアニメ化されていない原作部分のネタバレが若干含まれていますのでご注意下さい。

 

9月25日に「冴えない彼女の育てかた ギャルゲーカバーソングコレクション」が発売されます。TVアニメ『冴えない彼女の育てかた』及び二期『冴えない彼女の育てかた♭(フラット)』のBD/DVD各巻に収録されたギャルゲー主題歌を各キャラクターがカバーした楽曲を一挙収録したアルバムで、同時発売の一期二期全話を収録した「冴えない彼女の育てかた Blu-ray Disc Box」と併せ、今秋の劇場版『冴えない彼女の育てかたFine』公開を記念しての商品化と思われます。
「ギャルゲー」とありますが、劇中で製作していた「最強のギャルゲー」が明確に語られてはいないんですが「年齢制限あり同人ゲーム、俗に言う同人エロゲ」であろう事もあり、収録曲の半分ぐらいがエロゲ主題歌になっていたと言う素晴らしいアルバムになっています。


「冴えない彼女の育てかた ギャルゲーカバーソングコレクション」
※画像はANIPLEX+より
c2017 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA ファンタジア文庫刊/冴えない♭な製作委員会
c2015 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA 富士見書房/冴えない製作委員会

 

ここで「冴えない彼女の育てかた」について(以下文中敬称略)。原作は富士見ファンタジア文庫から刊行されたライトノベルで、全13巻に短編5巻が刊行済。作者は丸戸史明で、挿絵は深崎暮人が担当。丸戸史明はこの作品がライトノベルデビュー作になります。
発売前より「あの丸戸がラノベに殴りこむ」と話題になり、一巻は品薄から即重版になる人気で、そのまま富士見ファンタジア文庫レーベルを代表する作品となり、2014年にフジテレビ系列「ノイタミナ」枠にて一期アニメが放送開始、2018年には続編の二期「冴えない彼女の育てかた♭(フラット)」が放送、そして今秋の劇場版へ繋がっています。アニメのシリーズ構成・脚本は全て作者である丸戸が担当しています。


『冴えない彼女の育てかた』富士見ファンタジア文庫
第一部、1巻~7巻まで

 

丸戸の来歴を記すと、シナリオライター集団「企画屋」に所属し、その名が世に出たのは戯画のPC美少女ゲーム『Ripple ~ブルーシールにようこそっ~』のシナリオ担当としてです。その後もPC美少女ゲームのシナリオを手がけ、担当した作品は戯画から『ショコラ ~made cafe “curio”~』『V.G.NEO』『パルフェ ~ショコラ second brew~』『この青空に約束を―』、HERMIT『FOLKLORE JAM』『ままラブ』『世界でいちばんNG(ダメ)な恋』、Leaf『White Album2』の作品があり、担当した作品のクレジットは「丸戸史明 with 企画屋」と所属している「企画屋」の冠を頂いたものになっています。コンシューマーに移植されたりTVアニメ化した作品もある、ゼロ年代エロゲ発のクリエイターの代表格と言っても過言ではないでしょう。
2007年~2012年の間に行った同人活動では、イラストレーター:かんなぎれい(代表作『ティンクル☆くるせいだーず』『宿星のガールフレンド』等)とのコンビでサークル「N-010」にてオリジナルのライトノベル『時空のデーモン めもらるクーク』の小説本を頒布しています。ちなみに「N-010」はコミケカタログの振り仮名によると「ノンマルト」と呼びます。海底も我々人間のものだ! 


「N-010」発行同人誌『時空のデーモン めもらるクーク』
右のぬいぐるみはGift製

『ウルトラセブン』第42話「ノンマルトの使者(脚本:金城哲夫、監督:満田かずほ)」より

 

さて、「冴えない彼女の育てかた ギャルゲーカバーソングコレクション」に収録された曲を見ると、一曲一曲が「おおっ」「判っているねぇ」と言う共感に満ち溢れた物ばかりで、バンド少女氷堂美智留が歌う「グリーングリーン」「Little Busters!」は各々『グリーン・グリーン』『リトルバスターズ!』主題歌でゼロ年代のPCゲームソングを代表するギターサウンド全開のロックなナンバー、後輩愛弟子波島出海の「Heart to Heart」は『To Heart2』主題歌で可愛さと爽やかさを兼ね備えた名曲で、もう一曲「true my heart」は言わずと知れた「きしめええええええええええん」です。
霞ヶ丘詩羽の歌う「届かない恋」は丸戸作品でもあるLeaf『White Album2』からで、曲に込められたメッセージから歌い方まで情念と愛憎を併せ呑んだ詩羽先輩らしさを表現した一曲で、詩羽先輩もう一曲の「you」も、曲名だけ見て「空鍋のやつか?」と思ったんですが残念『ひぐらしのなく頃に』でした。ちなみに「空鍋」はアニメ版『Shuffle!』の事で、ヤンデるって意味では変わらないので、やっぱこのコラボレーションを企画した人判っているなぁ・・・と思っていたら原画担当の深崎暮人のチョイスが相当あったようです。
8月下旬に発表されたアルバム収録の録り下し楽曲は、美智留に「LeMU~遙かなるレムリア大陸~(KID/Ever17)」、出海ちゃんに「恋愛CHU!(SAGA PLANETS/恋愛CHU!)」、詩羽先輩に「Rumbling hearts(age/君が望む永遠)」と、もーおーもーどれーなーいーって選曲で、さらに主人公安芸倫也による「未来への咆哮(age/マブラヴオルタネイヴ)」まであってやりたい放題です。ちなみに「未来への咆哮」は「あしたへのほうこう」と読み、JAM Projectの男四人(影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろし・福山芳樹)が歌う熱くて熱い主題歌で、ライブでの演奏とだとおそらく日本武道館で最も回数が演奏されたエロゲ主題歌です。
 
が、今回はあえてこの中から2曲、一期4巻収録からの「Leaf ticket」加藤恵(CV:安野希世乃)と、二期4巻収録の「Allegretto ~そらときみ~」澤村・スペンサー・英梨々(CV:大西沙織)について語ります。
この二人の担当曲「季節を抱きしめて(PS/SCE/季節を抱きしめて)」「勇気の神様(PS/コナミ/ときめきメモリアル2)」も鼻の穴膨らませて眼を血走らせながら語れると思うんですがそれはまたの機会にと言う事で。


戯画『パルフェ ~ショコラ second brew~ 初回限定版』

 

この2曲はまず上記の丸戸シナリオ担当作品『パルフェ ~ショコラ second brew~』『この青空に約束を―』の主題歌です。「届かない恋」も丸戸シナリオ作品『White Album2』の主題歌ですが、『WA2』はLeafからのリリースで、『パルフェ』『この青』は戯画からの発売です。
そしてここからが重要ですが、これらの戯画から発売されたタイトルの主題歌はI’veSoundが手掛け、KOTOKOが作詞・歌唱しています。以前のエロゲ&フィギュア回で触れましたが、『Kanon』『Air』の主題歌を手掛けた北海道のサウンドチーム「I’veSound」は幾多のPC美少女ゲーム主題歌を担当し、戯画の各作品はその代表的な例で、2004年メジャーデビュー後のKOTOKO初ライブツアー「新木場STUDIO COAST」で演奏された初のエロゲー主題歌『BALDR FORCE』の「Face of Fact」、2005年のI’ve武道館ライブでトリを飾った『ファーランドシンフォニー』主題歌の「Wing my Way」、合いの手が随所に入る電波ソングの代表格『カラフルキッス~12コの胸キュン!~』の「さくらんぼキッス ~爆発だも~ん~」、その続編『カラフルハート ~12コのきゅるるん♪~』の「きゅるるんKissでジャンボ♪♪」等、ゼロ年代の戯画作品はI’veSoundとKOTOKOソングを抜きに語ることは出来ません。
なお、7月にNHKで放送された「アニソンプレミアム スペシャルライブ」に出演したKOTOKOは、自身の15周年スペシャルメドレーとして7曲のメドレーを披露したのですが、そのメドレーに「さくらんぼキッス ~爆発だも~ん~」が入っており、とうとう「すきすきすkiss すきすkiss キュンキュン!」と言う電波ソングと合いの手が公共の電波に乗ってNHKで放送されてしまったので、リアルタイムで電波ソングの隆盛を体感してきた身には感慨深い物があります。今回のアルバム収録の出海ちゃんが歌う「恋愛CHU!」もこの電波ソング筆頭中の筆頭で、コンビでの歌唱ですがKOTOKOが参加しています。


『SHORT CIRCUIT』『SHORT CIRCUIT II』
I’veSoundの「電波系」コンセプトアルバム

 

上記の戯画丸戸作品『Ripple』から『この青』までも全てI’veSoundプロデュースのKOTOKO作詞・歌唱の主題歌となっています。『Ripple』の主題歌「あちちな夏の物語り」は「ふ~~ん あっちっち」と合いの手が随所に入るこれも電波ソングで、当時のエロゲ市場内でままある出来事だったのですが「初回限定版特典の主題歌封入CD目当て」の購入者が多数いたのではないかと思われます(自分もそうでした)。しかしそのキャラの魅力を存分に活かしたシナリオは評判となり、次回作『ショコラ』は当初別ライターが担当していた物を引き継ぎ、構成から作り直し「シナリオ:丸戸史明 with 企画屋」が前面に押し出されるようになります。
その当時メジャーになりつつあるキャラクター属性に『ツンデレ』があり「当初ツンツン後にデレデレ」と言う素直になれない女の子キャラの性格・行動を端的に示す記号として美少女PCゲーム界隈でもその単語は瞬く間に浸透していったのですが、そのムーブメントの中でも丸戸の各作品は際立っていました。『Ripple』『ショコラ』ら丸戸作品のツンデレは、主人公を含めた複数人のキャラ同士の関係性の上で成り立つ一対一のみでは無い深さを同胞したものであることが多く、その関係性に多くのファンが撃沈された事がシナリオの高評価に繋がっていると言えます。
シンフォレスト社より発刊された『ツンデレ大全』は冒頭に丸戸のインタビューを持ってくる他、『Ripple』『ショコラ』の各ツンデレヒロインの詳細な紹介もあり、美少女PCゲームファンならずとも丸戸フリーク必見の内容なので、『冴えカノ』以降のファンにも是非読んで欲しい内容になっています。


「ツンデレ大全」シンフォレスト社 

 

その『ショコラ』の後に、丸戸史明は戯画『V.G.NEO』、HERMIT『FOLKLORE JAM』『ままらぶ』と言った作品のシナリオも担当し、PC美少女ゲーム界においてかなりの認知度を誇るようになります。『FOLKLORE JAM』原画担当の厘京太郎は自身の同人誌で丸戸を「これぞプロの仕事だよ!」と賞賛しています(最もその前に組んでたシナリオライターが相当アレなことも同時に語ってます)。
そして『ショコラ』の続編として発売されたのが『パルフェ』で、主題歌の「Leaf Ticket」は『Ripple』『ショコラ』の主題歌「あちちな夏の物語り」の電波ソング、「cream+mint」の可愛らしい萌えソングとも違う、ピアノサウンドが基調のゆったりとしたテンポの曲で、しかし半音上がったラストサビにグッと心つかまれる、KOTOKOの多面性を伺う事の出来る名曲です。
その「Leaf Ticket」を唄うのが『冴えカノ』のメインヒロイン加藤恵(CV:安野希世乃)、とここで気付くのは、『パルフェ』の真ツンデレと言うか真ヒロイン枠に収まるキャラ、夏海里伽子との相似性と言うかキャラ被りと言うか、ショートボブでローテンションで裏から支えるフィクサー的立ち位置とか似ていることを併せて、恵に里伽子の曲である「Leaf Ticket」と歌わせたのか、と深読みも出来よう物です。
そこでキャラが似てるって意味なら金髪ツインテでもある英梨々に歌わせた方がキャラクター的にピッタリなんじゃね? と言う疑問も当然のように出てこよう物です。何分この『パルフェ』の一番人気にして、その後もキーキャラクターとしてこの作品を代表し、昨年末に発売された『戯画ロイヤルスウィートコレクション』のパッケにも描かれた花鳥玲亜・通称カトレアはツンデレ金髪ツインテちっぱい、私服姿はだらしなくどてら愛用と言う属性まる被りなのですから。挿絵担当深崎暮人が一部完結記念で発行した同人誌『piece of blessing』にてゲスト参加の丸戸が「(英梨々のどてらは)『だって某カトレアと被るじゃん』と言ったら『だからこそでしょう!』と返された」とコメントする位です。


「Cradle」&「Puffsleeve」頒布同人誌『piece of blessing (POC 11.5)』

 

その英梨々が歌うのは『この青空に約束を―』の主題歌「Allegretto ~そらときみ~」。『この青空に約束を―』『パルフェ』までの作品でその名声に不動の物にした丸戸の『Ripple』以来続いていた戯画からのリリース最後の作品であり、「まるねこコンビ」と言われた原画担当ねこにゃんとのタッグも最後の物になります(2019年9月現在)。『この青』は発売した2006年より行われた「美少女ゲームアワード」にて「大賞」及び純愛系作品賞・シナリオ賞・主題歌賞・ユーザー支持賞を獲得した押しも押されぬ名作です。


戯画『この青空に約束を― 初回限定版』

 

『この青』のヒロイン達と各ルートの話を見ると、単純な「ツンデレ」という属性だけでは言い表せない複雑な内面を持ったヒロイン揃いであることが伺え、且つ離島の寮内での共同生活と言うヒロイン同士の関係性が描かれている事が強く印象に残ります。テキストアドベンチャーの性質上プレイヤー=主人公の一人称で語られる物語が多い中、時にヒロイン視点の一人称に変わったり会話のみで進むシーンが挿入されたり主人公不在の間も物語が進む事を効果的に使っており、この手法は『WA2』でダイレクトに、『冴えカノ』ではさらに多彩に使われ、本編以外のヒロイン視点の短編がBD/DVDや書籍の特典として発表され、ナンバリングで0.5を冠したヒロイン視点の短編集「Girls Side」や短編集「FD(ファンディスク)」として刊行されるまでに至っています。


『冴えない彼女の育てかた FD(ファンディスク)』富士見ファンタジア文庫
『冴えない彼女の育てかた Girls Side』富士見ファンタジア文庫 

 

当時の複数ヒロイン美少女ゲーには多々あったのですが、どの順番でキャラを攻略するかと言った下世話な話がよく行われていました。シナリオ毎・ヒロイン毎に繰り広げられる設定や過去の逸話との整合性を求め、推奨される攻略順と言うのが作品毎にありましたし、フラグ管理によって製作側が攻略順を作っていた事も多々あります。その中でこの『この青』のメインヒロインの中で最後に攻略すべきと言われていたのが、パッケージ中央のキーキャラクター沢城凛奈(アニメ版CVはこおろぎさとみ)ではなく、金髪ツインテール幼馴染ヒロインの羽山海己です。
 
羽山海己は主人公と幼馴染で、過去に互いの家族にあった一件が原因で決してくっつくことの出来ない間柄と当人達が認識しつつも、それらを乗り越える過程が専用ルートでは語られ、他ヒロインの了解を得て結ばれようとする様は真・幼馴染ヒロインと呼ばれるに相応しい物語です。
金髪ツインテール・幼馴染と言う属性以外に英梨々と共通するところは少ないものの、一期4巻収録特典で「Leaf ticket」を加藤恵が歌ったのならば、対抗するにはこれしかないと二期4巻収録特典で「Allegretto ~そらときみ~」を澤村・スペンサー・英梨々が歌う、ヒロインの関係性をも彷彿とさせ、どの選択肢を選ぶのかと言う事を迫ってくるようです。


グッドスマイルカンパニー『加藤恵』
原型製作:Beehive・浦川顕法
2017年6月発売


グッドスマイルカンパニー『澤村・スペンサー・英梨々』
原型製作:双翼社、製作協力:ehenmushi
2016年5月発売、2019年8月再販

 

ここでこぼれ話をするならば、この2曲を作詞・歌唱したKOTOKOは2010年に単独での武道館ライブも成功させ、毎年ライブツアーを開催しており、そのライブにてこれらのゲーム主題歌を披露する機会も多いのですが、2010年にメジャーデビュー5周年を記念した全国ライブツアー「KOTOKO LIVE TOUR 2010 夏だ!響舞だ!全国行脚祭!!」では、ファンクラブによる人気投票で演奏曲を決定する、と言う試みを行いました。その際に「Leaf ticket」「Allegretto ~そらときみ~」は共に10位以内に入り、戯画主題歌曲、シナリオも同じ、作編曲も同じコンポーザー(C.G.Mix)担当と言う事で、会場毎にその場の人気投票でどちらを演奏するか決める、と言う催しが行われた2曲です。ちなみにその方法は、KOTOKO所有のスマートフォンに入った音量計測アプリを使って、歓声が大きいほうを演奏する、と言う方法を採ってました。
あの時代のライブツアーでどちらかの選択を迫られた2曲が、10年後に歌い手やそもそもの媒体が違ってしまった状態になりましたが、また選択を迫られる、偶然と言えばそれまでですが非常に面白い構図です。

今秋公開の劇場版で「Leaf ticket」加藤恵(CV:安野希世乃)と「Allegretto ~そらときみ~」澤村・スペンサー・英梨々(CV:大西沙織)のどちらが選ばれるのか(それともヤンデレや従姉妹や巨乳後輩が大外からマクるのか)、原作ライトノベル版では完結の13巻、その前巻である12巻でこの選択肢が決定されているわけですが、劇場版はどのような選択が待っているのか。今からその結末を粛々と待ち続ける丸戸信者です。


『冴えない彼女の育てかた 12巻』富士見ファンタジア文庫
『冴えない彼女の育てかた 13巻』富士見ファンタジア文庫

ちなみにKOTOKOのライブツアーは「延長戦」として「KOTOKO LIVE TOUR 2010 FINAL 夏だ!響舞だ!全国行脚祭!! ~延長戦 in ZEPP TOKYO~」とお台場のZEPPにて追加公演が行われましたが、ここでは人気投票は行われずShort ver.のメドレーで2曲が披露され「Leaf Ticketは半券」になってしまったのですが、この「どちらも選ぶ」と言う選択もアリだよな、と思ってしまいます。エロゲー的な視点で。

 

 

センセイ(べ・一文字)のメモリが少なくても語りたい
センセイ (べ・一文字)さんの
記事一覧はこちら

よろしければシェアお願いします

PAGE TOP