MOパンダのわくわくレガシー生活

わくわくレガシー生活『機械兵団の進軍』プレビュー

公開日:MOパンダ

MOパンダ

こにぱーん。MOパンダです。

今年もプレビューの時期がやってまいりました。

『機械兵団の進軍』のプレビューになります。

『機械兵団の進軍』カードイメージギャラリー(MTG公式)

『機械兵団の進軍』統率者カードイメージギャラリー(MTG公式)

新規キーワード

「賛助(さんじょ)/Backup」
賛助 X(このクリーチャーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターX個を置く。それがこれでないクリーチャーなら、ターン終了時まで、それは以下の能力を得る。)

1ターンのみ能力を付与する効果です。

「培養(ばいよう)/Incubate」
培養 X(培養器トークン1つを、「2:このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンターX個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン・アーティファクト・クリーチャーに変身する。)

アーティファクトのトークンです。裏面を持ちます。

そして新規カードタイプである「バトル」

ゴバカーンへの侵攻

光盾の陣列

条件をクリアすると反転する両面カードです。
新たなカードタイプのため
《タルモゴイフ》のパワー上限は9/10となり、《偉大なる統一者、アトラクサ》は最大9枚のカードを手札に加えることができるようになります。

カードタイプを参照する「昂揚」の補助にも使えます。
バトルは右下に守備力を持ちダメージによって守備カウンターが減ります。
0になったら裏面を唱える誘発型能力を持ちます。

前回の反省

語り部の杖

《語り部の杖》

これは全くわかりませんでした。アーカイブ見たらまぁまぁドローする置物ねって言ってました。まぁまぁドローするなら強いのである。

プレビュー

今回もレガシー視点でカードを評価していきます。
配信しながらカード評価もしていますので合わせてご視聴よろしくお願いします。

 白

ファイレクシアの検閲官
【ファイレクシアの検閲官】
呪文を唱える回数で制限をかける《エーテル宣誓会の法学者》のようなクリーチャー。
残念なことはマナコストは3でタフネスも3。
《護衛募集員》でサーチできずストーム系に出すには少し遅い。
ただ《エーテル宣誓会の法学者》と違いアーティファクト系にも強いので可能性はあり。

存在の封印
【存在の封印】
今回の《忘却の輪》。とうとう護法が付き壊されにくくなりました。
《実物提示教育》に合わせて強いように見えますが、バウンスは護法でカウンターできますが《もみ消し》系には無力です。(このカードを対象にしてないからね)
しかし土地が少ないレガシーフォーマットでは1度場に出たら破壊は困難です。
《耐え抜くもの、母聖樹》にも強いのはいいですね。

 青

金属の徒党の種子鮫
【金属の徒党の種子鮫】
《練達飛行機械職人、サイ》(大嘘)
本体は2/4飛行と稲妻で除去できないサイズなのはいい。
《意志の力》で5/5トークンを作れたら強力!しかし1マナのドローが多いレガシーだとうーん。

回路の完成
【回路の完成】
今回の好きな呪文。
《反復する反響》に召集を付けたような呪文。
最近レガシーは《第三の道の偶像破壊者》などトークンを増やすクリーチャーが増えているので召集は容易かもしれない。
回路の完成→回路の完成で呪文を6回コピーできるので稲妻18点決めてみたいものです。

フェアリーの黒幕
【フェアリーの黒幕】
今回収録されたプレイヤー・スポットライト・カード。
世界選手権で優勝した高橋優太さんをイラストに使用したクリーチャーだ。

色問わずドローの多いレガシーで効果的なクリーチャーだ。
相手のドローに対応して瞬速でプレイできるのは無駄がない。
複数枚引いてもその分ドローでき、相手がドローしなくても下の効果でドローさせることができます。

2マナと軽くかなり強そう。どんなデッキで入れるかはピンとこないが《闇の腹心》の代わりくらいにはなりそう。

 黒

無し

 赤

炎の中へ
【炎の中へ】
全除去orルーター。
シングルシンボルになったのは高評価。1マナ増えてできることが増えた《紅蓮地獄》。
だいたい《兄弟仲の終焉》の方が強いことが多そうで絶妙。
ルーターが生きやすいコンボデッキのサイドならありか。

石術の連射
【石術の連射】
今回の色対策カードサイクル。
赤は火力。
《引き裂く流弾》や《焼却》と違い、色が合わなくても1点いれることができる。
打ち消されないので《虚空の杯》をX1で置いていてもプレイ可能なのはいいね。

ヴォルダーレンの興奮探し
【ヴォルダーレンの興奮探し】
+1カウンターを2個置いて自身を生贄にダメージを与える効果を持つ吸血鬼。
《ファイレクシアン・ドレッドノート》のパワーを上げて投げて勝つのは気持ちいい。
《ゴブリンの熟練扇動者》に+1カウンターを2個置くだけでも強い。複数引いたらサイズアップして最後プレイヤーに投げて勝てるのはいい。

 緑

深根の道探し
【深根の道探し】
タップインとはいえマナが加速するマーフォーク。
《不毛の大地》を拾い続ければ勝利は目前。

 多色

バラルとカーリ・ゼヴ
【バラルとカーリ・ゼヴ】
毎ターン、インスタント、ソーサリーを唱える度にその呪文と共通のタイプを持つコスト未満のインスタント、ソーサリーを唱える。
またはラガバンを出すクリーチャー。

ラガバン

0マナ待機呪文を唱えるだけでもリターンは大きい。
《思案》→《ガイアの意志》で墓地のカードをひたすら使うなんてことも可能。
このクリーチャー自体がタフネス4あり優秀。
使って遊びたいクリーチャーだ。

ガイアの意志

デジェルとハゾレト
【デジェルとハゾレト】
どうしてこの色ってすぐパチンコするのだろうか(《軍団のまとめ役、ウィノータ》しかり)
手札が1枚以下なら速攻と警戒を持つクリーチャー。
攻撃時にデッキを6枚めくって伝説のクリーチャーをコストを払わずプレイできる。

強い!

マナ加速の多いレガシーでは《猿人の指導霊》や《水蓮の花びら》を使い、手札を消費しながら1ターン目にプレイし速攻持ちで攻撃可能。
そのまま《引き裂かれし永劫、エムラクール》をめくって勝ちなんてこともできるぞ!

引き裂かれし永劫、エムラクール

光素を漁る者
【光素を漁る者】
《瞬唱の魔道士》B。
瞬速がないがそれでもアドバンテージを取れるクリーチャー。
なにより3/1飛行なのが攻めやすくて良い。
マナコスト0の呪文を唱えられるため各色の待機呪文をプレイするのは強力。
《衝撃の足音》でサイ連打だ!

衝撃の足音

碑出告と開里
【碑出告と開里】
出た時に渦巻く知識
死亡時にデッキトップを追放しコスト分ライフを失わせインスタントソーサリーなら唱える。
10マナ10点火力なら20点与えて勝ち。

コグラとイダーロ
【コグラとイダーロ】
6マナ7/7
出た時にトランプル速攻か相手クリーチャーと格闘をする
起動型能力はドロー付きの《帰化》。自身もデッキに戻るので使い回し可能。

サリアとギトラグの怪物
【サリアとギトラグの怪物】
《異端聖戦士、サリア》と《ギトラグの怪物》を本当に足したようなクリーチャー。
先制攻撃・接死により戦闘では強く、サイズも優秀。《ラムナプの採掘者》と合わせて《不毛の大地》や《トロウケアの敷石》を使い回そう。

 アーティファクト

侵略樹、次元壊し
【侵略樹、次元壊し】
マナ加速するアーティファクト。
フェッチランドを多用するレガシーでは相手の墓地に土地がないことは無さそう。
10起動は…長めのフレーバーテキストかな。

過去と未来の剣
【過去と未来の剣】
剣サイクルの最後。
効果はかなり強力。レガシーでは《トーラックへの賛歌》や《陥没孔》など軽くて強力な呪文が多く使い回し始めたら勝利は目の前。
タフネス上がればプロテクション赤と同義なのでかなり強力に見える。

 土地

なし

 両面

光盾の陣列
【ゴバカーンへの侵攻 / 光盾の陣列】
《精鋭呪文縛り》と同じ効果を持つバトル。
2マナなので《精鋭呪文縛り》より速くプレイできる。
パーマネントなので《ちらつき鬼火》で使い回しできるのは利点か。

イニストラードへの侵攻

死者の氾濫
【イニストラードへの侵攻 / 死者の氾濫】
イニストラードへの侵攻は瞬速持ちの神話レア。
4マナでほぼ確定除去。イニストラードらしく-13/-13修正。
出したターンにブロッカーを排除してさらにバトルを壊したらアタッカーを増やせるため次のバトルを壊すのには有効。
ただレガシーでは重いですねー…。

【原初の征服者、エターリ / 原初の病、エターリ】
イクサランの相克のレア、《原初の嵐、エターリ》がファイレクシア化。
表面は前回の違い場に出たときの効果なので速攻性があり強力。
レガシーではお互いデッキトップから土地以外のカードを捲りプレイ可能。
【デジェルとハゾレト】でめくってうれしいクリーチャーでもある。
裏面は《荒廃鋼の巨像》。感染持ちじゃなくなったため相手にタフネス12以上のクリーチャーがいるとなにもしない。

カルドハイムへの侵攻

世界樹の送り火
【カルドハイムへの侵攻 / 世界樹の送り火】
カルドハイムへの侵攻はアドバンテージを得るバトル。
手札を全て追放し次のターンの終わりまでプレイ可能。
そして追放した枚数分。カードを引ける。
裏面は《突撃の地鳴り》。土地を捨てるとデッキトップをプレイ可能。
表は次のターンまで。裏はそのターンのみ。わかりにくいね。
土地系《壌土からの生命》と相性は良し。
《踏査》絡めてマナ加速から《罰する火》でバトルを破壊できるとクリーチャーがなくても達成しやすい。守備カウンターが4なのもいい。

メルカディアへの侵攻

カイレンの火炎職人
【メルカディアへの侵攻 / カイレンの火炎職人】
メルカディアへの侵攻は1枚捨て2ドロー。
守備カウンターは4。
裏面はメルカディアっぽくスペルシェイパーに変わる。エモい。
《若き紅蓮術士》で横並びからのパンプアップ速攻付与できたらすぐ勝ちそうではある。

レガーサへの侵攻

業火の信奉者
【レガーサへの侵攻 / 業火の信奉者】
レガーサへの侵攻はバトルか相手に4点。クリーチャーに1点。
守備カウンターは5。
裏面は《朱地洞の族長、トーブラン》のようなダメージを増加させるクリーチャー。
表で守備カウンター4のバトルにダメージを与えて即反転させることが可能。
カルドハイムへの侵攻の裏面と相性良し。
クリーチャーではない発生源がレガシーだと少ない。

タルキールへの侵攻

果敢な雷口
【タルキールへの侵攻 / 果敢な雷口】
タルキールへの侵攻はドラゴンを見せた数だけダメージが上がる2マナバトル。
《ドラゴンの怒りの媒介者》の昂揚の補助にも使える。
現在デルバーデッキに採用されているドラゴンは《濁浪の執政》のみだが《スプライトのドラゴン》入りのバトルドラゴンデッキが現れるかもしれない。

【呪文槍のケンラ / ギタクシア派の呪文追い】
アモンケットのケンラのファイレクシア化。
表は2マナ2/2果敢とコモンスペック。
しかし3マナでファイレクシア化するとトランプル護法2果敢果敢と破壊力抜群のスペックへ。1マナの呪文が多いレガシーでは果敢は容易ですぐ勝ちそう。
変身させる際の隙は大きい。

【ウラブラスク / 大いなる業】
変身条件が比較的緩めの法務官。
インスタント・ソーサリーを唱える度にプレイヤーに1点と赤マナ生成。
赤マナ生成によって呪文を3回唱える条件は達成しやすい。
反転すると対戦相手のクリーチャーにだけ3点→宝物3つ→《炎の中の過去》
青いコンボデッキのサイドやぎりぎりテンポ系デッキで採用が期待される。

イコリアへの侵攻

イコリアの頂点、ジローサ
【イコリアへの侵攻 / イコリアの頂点、ジローサ】
《破滅の終焉》のバトル版。
人間はサーチできないがそれでも優秀。
2マナで《ドライアドの東屋》をサーチしてマナ加速が可能。
《吸血鬼の呪詛術士》をサーチしイコリアへの侵攻へ起動することで即反転も可能。

吸血鬼の呪詛術士

シャンダラーへの侵攻

力線のうねり
【シャンダラーへの侵攻 / 力線のうねり】
シャンダラーへの侵攻は墓地のパーマネントを回収するバトル。
神話レアだが守備カウンターが4と少なめ。
レガーサへの侵攻やタルキールへの侵攻で即反転が可能。
裏面はパーマネントを手札から出す能力。
拾ったクリーチャーでもいいし困ることは無さそう。
コントロールデッキが《時を超えた英雄、ミンスクとブー》や《忍耐》の使い回しができ、尚且つ4/4ハムスター1発で落ちる守備力。
ありですね。

【ポルクラノスの再誕 / 破滅のエンジン、ポルクラノス】
3マナ4/5到達とかなり固いハイドラ。
裏面は《ワームとぐろエンジン》のような効果を持つ。
裏面はかなり強力なため《緑の太陽の頂点》デッキで1枚刺しても良さそうだ。

ワームとぐろエンジン

アモンケットへの侵攻

ラゾテプの改宗者
【アモンケットへの侵攻 / ラゾテプの改宗者】
軽めのバトルでアドバンテージも取れるカード。
お互い3枚切削してハンデス+ドロー。
《タルモゴイフ》のサイズアップに貢献でき、そのまま攻撃して反転もできそう。
《偉大なる統一者、アトラクサ》が落ちてコピーできると強力。

統率者

守護の鱗王
【守護の鱗王】
稲妻で破壊されないタフネスを持つクリーチャー。
攻撃時にアドバンテージを得る。
賛助によって出たターンから効果を使用できる。
各イニシアチブやPWと相性がいい。
シングルシンボルなのも良い。

終わり

今回のレビュー記事は以上となります。
4/21が『機械兵団の進軍』公式発売日。
そして翌日の4/22に第22期レガシー神挑戦者決定戦が行われます。
新環境1発目の大型大会となります。
新規カードが入賞するのか楽しみですね。

読んでいただきありがとうございました。

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