【買取実績】セル画ミスター味っ子/獣神ライガー/魔動王グランゾート
現在のアニメーションはデジタル作画となって久しいのですが、1990年代まではセルと呼ばれる透明のシートにキャラクターが描かれていました。例えば顔のセルの上に口のセルを乗せ、開いたり閉じたりする口のセルのみを交換することで、しゃべっているように見せていたんですね。セルの表面に線画が描かれ、塗料は裏側から塗ることで線を消さないで着色することが可能でした。
しかし1話につきこうしたセル画が数千枚単位で発生する状況であり、塗料で彩色するゆえに色数が限られるなどの問題が常にありました。90年代のPCの普及にともない、アニメーション制作はデジタル化が進むようになります。
今回お客様よりお譲りいただいたセル画は、80年代終盤から90年代初頭に放映された作品となります。個人単位で使えるコンピュータこそ台頭してきた時期ですが、まだまだアニメーション制作のための解像度や色数の絵を作れる性能ではありませんでした。その中からサンライズものの3作をピックアップしました。いずれもビジュアルとアクションが魅力的な作品で、セル画からもその片鱗がうかがえると思います。
『ミスター味っ子』
1987年10月より放送開始した料理マンガ原作のアニメです。サンライズでは同年4月にスタートした『シティハンター』に続くコミック原作作品でした。ロボットやSFアクションが得意だったサンライズならではのリアクション表現などが話題になりましたね。
『獣神ライガー』
1989年に放送を開始した永井豪先生原作バトルアクションアニメです。永井豪作品らしいお色気とバイオレンスチックなビジュアルが印象的でした。今年1月に引退されたプロレスラー、獣神サンダー・ライガーとタイアップした作品でもあります。番組終了から実に30年間ライガーの名と共に戦われた山田選手、お疲れ様でした。
『魔動王グランゾート』
1989年にスタートしたロボットアニメです。監督や原作ほか、スタッフの多くを前作の『魔神英雄伝ワタル』から引き継いでいます。メインとして3体のロボット(魔動王)が登場しますが、近年もハイエイジ向けリメイクされた変形トイがメガハウスからリリースされました。
作品に思い入れのある人にとっては、あのシーンだと特定できちゃうかもしれませんね。そんな人のもとにお届けできれば幸いです。
商品カテゴリー | セル画・原画・台本・上映用フィルム |
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ご依頼地域 | 奈良県奈良市 |
買取方法 | 宅配買取 |
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