タカラ「変身サイボーグ」をまとめてお譲り頂きました！

公開日：2020年1月17日

1970年代に登場したタカラの『変身サイボーグ』シリーズをまとめてお譲り頂きました。

『変身サイボーグ』は1972年にタカラから発売されたおもちゃになります。
大本はハスブロ社と提携したタカラが発売していたニューG.I.ジョーで、G.I.ジョーのボディに当時人気のあった特撮ヒーローの衣装を着せた「正義の味方シリーズ」がその前身になります。

ニューG.I.ジョーはあくまで人間の兵士をモチーフとした物でしたが、『変身サイボーグ』は内部が機械でできたサイボーグと言う設定にすることで手を武器と付け替えることができ、ボディも中が見えるクリア素材にすることでG.I.ジョーとの差別化が図られています。

最初に発売されたのは「変身サイボーグ1号」(1972)
別売りの変身セットを購入することで好きな特撮ヒーローに変身させることができ、サイボーグセット(武器セット)で様々な武器を装備すること可能です。
写真は中期型のボディで、初期中期後期と3タイプ(内部パーツの色違い等)が発売されていました。

翌年の1973年に登場したのが「変身サイボーグ1号」をひと回り小さくした「変身サイボーグ2号少年サイボーグ」になります。
サイズが小さいので1号との互換性は無く、衣装や武器も専用のものが販売されていました。

その後、「少年サイボーグ」を搭乗させることができる乗り物や、2号が飼っていた豹をサイボーグ化した「サイボーグジャガー」なども登場しました。

「サイボーグジャガー」にも変身セットが発売されていてジャガーに着せることでトラやシェパードなどにも変身させることが出来ました。（写真は雪ヒョウと黒ヒョウ）

1974年には後継となる「アンドロイドA」が登場しました。
「アンドロイドA」は「変身サイボーグ」のように衣装を着せて変身させるのではなく、体の各パーツを組み替えて自分だけのロボットや超人を作り上げるようになっていました。

腕や足だけでなく、頭や内部のパーツまで組み替えることができました。

そして、登場から30年目の2003年に発売されたのが復刻版「変身サイボーグ」と「キングワルダー」になります。

復刻版には最初から武器が付属。
付属の武器はカラーごとに異なった武器が付属していました。

2003年の復刻版登場の中でも一番話題になったのは、1972年の発売当初に短期間だけ最初からボディに衣装を着せた状態で販売されていた「ニュー正義の味方」と同様に、最初から衣装を着た状態の製品が登場した事でした。

こんな感じで最初から衣装を着た状態でパッケージング。
往年の変身サイボーグのように自由にポーズを付けることができましたが、ボディやスーツに使用された新しい素材の関係で問題点も多少あったようです。

たいむましんでは、｢変身サイボーグ｣や「G.Iジョー」などの12インチフィギュアを買取させて頂いています。
詳しくはトランスフォーマー・ミクロマン・男の子向けを御覧ください。
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