茨城県潮来市の玩具・おもちゃ買取実績!クローバー製機動戦士ガンダム 合体セット・DX合体セットを宅配買取させて頂きました。

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クローバー製機動戦士ガンダム 合体セット・DX合体セットトップ画像

最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』が発表された『機動戦士ガンダム』シリーズより(記事執筆時2024年12月)、1979年に発売されたクローバーの合体セット2種をお譲りいただきました。たいむましんの買取をご利用いただきましてありがとうございます。

クローバー製機動戦士ガンダム 合体セット内箱
クローバー製機動戦士ガンダムDX合体セット内箱

ガンダム本体のみの合体セットとGアーマーとの合体ギミックがあるDX合体セット。共に番組中盤くらいにほぼ同時に発売されています。つまり『機動戦士ガンダム』テレビシリーズ放送開始時からしばらくは、劇中で何度もアピールされているコア・ファイターとの合体ギミックを持つ玩具は発売されていませんでした。

番組前半の時期には合体ギミックのないガンダム「DXダイカスト」、ガンダム,/ガンキャノン/ガンタンク単体の廉価版的位置づけの「ダイカスト」や、コア・ファイター単体やホワイトベースなどが販売されています。

劇中ギミックであるコア・ファイターとの合体ができるアイテムがないせいか玩具の売り上げは低迷。もともと視聴率も芳しくなかったこともあり、当初は1年間の予定だった放送期間は短縮されてしまいます。Gアーマーの登場後は玩具の売り上げが伸び、スポンサーからは再度放送延長を打診されたものの時すでに遅し。

ストーリーはその時点での終了予定だった43話に向けて構成が終わっている状態でした。せめてGアーマーなしの「合体セット」のほうをもっと早くリリースしていれば、グラナダをめぐる月面の戦いで「山越えハンマー」を繰り出すガッシャや、ジオン本国に乗り込むホワイトベースの勇姿が楽しめたかもしれません。

合体セット

クローバー製機動戦士ガンダム 合体セット内箱2

さて、玩具本体についてご説明します。ガンダム本体は「合体セット」「DX合体セット」共通で、劇中設定通りAパーツ、Bパーツ、コア・ファイターが合体します。前腕部の段差や足の甲のスリット(シールで再現)などは、準決定稿をもとにデザインしているためです。

これらの意匠は後にバンダイがMSVとして展開したプラモデルで、プロトタイプガンダムとして立体化されましたね。武器のビーム・ライフル(ラッシュ・ライフル)はガンキャノンのものに近いデザインです。

ビーム・ジャベリン

ビーム・ジャベリン(ソード・ジャベリン)は劇中では柄部が長く伸びて先端が三又の光球でしたが、玩具は斧のような刀身はついたハルバード的なデザインとなっています。ガンダムの世界観に合わせたスタッフの苦労が窺えますね。

DX合体セット

クローバー製機動戦士ガンダム DX合体セット内箱2

そして「DX合体セット」では、Gアーマーが追加されます、Gファイターのコックピットすぐ後ろのドーム部がクリアーになっており中のガンダムの顔が見えるなど、おもちゃ的な見栄え優先のアレンジが各部にちりばめられています。武器の解釈とあわせてこの時代の「おもちゃらしさ」を感じる教材といえるかもしれません。

GアーマーAパーツコックピット

歴史的にも『機動戦士ガンダム』は、従来の「おもちゃ」とその廉価版であったり代用であった「プラモデル」が、架空のメカニックの「模型」として独自の進化をはじめる分岐点ともいえます。そういった視点から当時のおもちゃを楽しんでみてください。

GアーマーAパーツ武器差し替え

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※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。


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