茨城県守谷市のAV機器買取実績!東芝 Walky KT-R2を主張買取させて頂きました。
東芝の携帯型ステレオカセットレコーダー「Walky KT-R2」を買取させて頂きました!
乾電池での通電はOK!カセット側は残念ながら駆動しませんでしたが、中から音はしているのでベルトが劣化しているだけのようでした。
「Walky KT-R2」はいわゆる録音と再生ができる「録再物」と呼ばれる物で、本体にマイクが内蔵されているのでそのまま録音することも出来できますし、入力端子にマイクを繋いで録音することも可能になっています。
ちなみに、発売したのは80年代初頭で、同時期に「KT-S1」という再生専用機も販売されていました。
残念ながら今回お譲りいただいたものには含まれていませんでしたが、「Walky KT-R2」には、当時、FMステレオチューナーパックが付いていました。
今では、FMステレオチューナーが本体に内蔵されているのが当たり前な感じですが、当時はまだラジオのユニットが大きかったため、本体小型化のために、カセットテープの形状をしたチューナーパックをカセットテープを入れる所に入れて使うというなかなかの力技仕様が普通でした。小型化のための苦肉の策って感じですが、他のメーカーでもこのやり方は採用した機種が当時販売されていましたね。
チューナーのチャンネル変更については、正面のクリアーパネルの上の方にある矢印の部分に穴が空いていて、そこからチューナーのダイヤルを操作できるようになってます。
あと特徴的なのがMQTSと呼ばれる頭出し機能!
当時は今のようにデジタル的に再生ポイントとかが記憶されているわけではないので、次の曲を聞きたい場合には早送りをする必要がありました。
このMQTS機能は頭出しボタンを押すと次の曲の頭部分で止まってくれるという機能なんですが、その方法は音が無音になった部分で早送り(巻き戻し)が止まると言う力技仕様でした。(力技2)
ここらへんの技術って、ビデオデッキとかのCMカットとかもそうですが、本当にアイデアの勝利って感じですよね。
本体にはMQTSボタンが付いているので、録音時にこれを押すことでミュートさせて頭出しのポイントを作れるようになってます。
正面には昔のオーディオ機器あるあるなカウンターも搭載されてます!
今はデジタルなので正確に時間が表示されてきますが、昔は3桁の数字がくるくる回るだけのカウンターだったんですよね~ 懐かしい。
以上、今回は携帯型の再生と録音ができるカセットレコーダー「東芝 Walky KT-R2」について書いてみました。
確かに今のデジタルオーディオプレーヤーのほうが音もいいし、機能も優れてますが、やっぱりカセットテープのノイズ混じりの独特な音ってのも良いもんですよね~(・∀・)