茨城県土浦市のフィギュア買取実績!ポピー 『Dr.スランプ アラレちゃん』ペンギンズクラブ アラレ&ガジラを宅配買取させて頂きました。
茨城県土浦市のお客様より、『Dr.スランプ アラレちゃん』ペンギンズクラブ アラレ&ガジラのフィギュアを宅配買取でお譲りいただきました!この度は、たいむましんをご利用いただき、ありがとうございます。
2024年3月に逝去された鳥山明の出世作『Dr.スランプ』より、アニメ版のアラレとガッちゃんのポピー性フィギュアになります。本アイテムはソフビボディと植毛による頭髪表現の素体に、布製コスチュームを着用させたフィギュアです。
パッケージには鳥山明によるイラストや「NOW PENGUN FASHION」「SUPER CASUAL」といった惹句があり、複数のコスチュームパターンがラインナップされています。お譲りいただいたヒーロー風?のほかにも、燕尾服や野球のユニフォームのセットがラインナップされていました。燕尾服は「ペンギン」にかけてるのでしょうか。パッケージは共通で、発売はアニメが始まった翌年の1982年あたり。人気絶頂だった時期のイケイケ感を感じる商品構成です。
原作コミックでは毎回の表紙や単行本その他の描き下ろしでアラレたちが様々なコスチュームに身を包むことが多く、そのファッショナブルさも同作の魅力の一つでしたね。今回のコスチュームもおそらく原作やアニメのどこかに出典があると思います。
今回のセットもヒーロー風と仮に呼んでおりますが、アラレの方はどちらかといえば隊員風でしょうか? ホルスターもありますしね。子供ならよくやる長靴をブーツに見立てたり赤い布をマントにしたりという遊び感の中に、飛行帽をアレンジしたヘルメットのようにミリタリー要素を採り込んでいるのが素晴らしいですね。
同作が1980年に連載スタートした時は、その卓越した画力と非凡なデザインに当時の少年マンガファンは度肝を抜かれました。たしかにそれまでも鴨川つばめが見せる驚異的な画面密度、江口寿史が描くデザインとしてのキャラクタービジュアルなどの先駆者はありましたが、『Dr.スランプ』の画面はそれらを飛び越えたすさまじい存在感を放っていました。
ですから正直なところアニメ化の報せをきいた時も「本当に実現できるのか?」と疑問を感じたのも事実です。コミック本編はあくまで独身青年科学者の則巻千兵衛で、それなりにきわどいカットもありましたから。実際にはアニメ版はタイトルの通りアラレの行動にフォーカスを当て全体のムードをやや低年齢層よりにアレンジ。もともとのジャンプ読者よりも広い範囲にアピールしたと感じています。
70年生まれの自分の視点ですと放送されているうちにこちらも小学生から中学生となり、興味が『うる星やつら』の方に移っていった実感がありました。原作のほうも永遠の楽園にも似たペンギン村の物語は終わり、少年の成長とともに敵の力もインフレし続けていく『ドラゴンボール』へとバトンタッチします。
ただ、鳥山明といえば『Dr.スランプ』という印象が強いアラフィフ世代からすると、原作初期のアダルティな雰囲気でもう一度『Dr.スランプ』をアニメで観たいし、できることならばコミックで読みたいという気持ちもありますね。後者はもう叶わないのですが。
たいむましんでは『Dr.スランプ』ほか、80年代アニメ関連アイテム・グッズの買取をお待ちしております。実家の押し入れや引き出しの奥に当時のグッズが眠ってはいませんか? 大量・高額買取にはご自宅までうかがう出張買取も承ります、まずはご連絡ください!!