【買取実績】80年代アニメ セル画多数:『機動戦士ガンダム』『Dr.スランプ アラレちゃん』『うる星やつら』『パタリロ!』ほか

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80年代アニメ セル画多数 トップ画像

1979年放送の『機動戦士ガンダム』(TVシリーズ)から80年代前半にかけての人気アニメのセル画を多数お譲りいただきました! 以前にセル画を紹介したときにも少し触れましたが、この時期はセル画の価値が見直されてアニメショップで販売されるようになった時期です。アニメグッズであると同時に、生セル画は一点ものでもあり、シーンによってはファンにとっては垂涎の的でした。ちょうど50代の自分が夢中になって観ていた頃の作品群ですので、解説というか当時の思い出と共にご紹介していきましょう。

『機動戦士ガンダム』(1979.04~)

機動戦士ガンダム セル画1
機動戦士ガンダム セル画2
機動戦士ガンダム セル画3

アニメックのロゴ入りの袋から、ショップ販売品であることがうかがえます。一応セイラさんのカットはGファイターコックピットのようですのでTV版でしょうか。『機動戦士ガンダム』じたいはご説明は不要かと思います、しいて老害的に言えば劇場版三部作だけではなく、ぜひともTVシリーズで観てほしいですね。

『Dr.スランプ アラレちゃん』(1981.4~)

Dr.スランプ アラレちゃん セル画1

原作となった『Dr.スランプ』は、3月に突然、本当に突然旅立ってしまった鳥山明の初連載作品にして出生作です。これも以前お話したかもしれませんが、80年1月の原作連載開始時、その新人らしからぬ絵のうまさにホント驚愕しました。

自分の世代の読者には『ドラゴンボール』よりもこちらの印象のほうが強いと思います。千兵衛さんが山吹先生にプロポーズする回は傑作で、いまだにあの回を越えるプロポーズエピソードを持つマンガはないと思います。

Dr.スランプ アラレちゃん セル画2
Dr.スランプ アラレちゃん セル画3

原作冒頭はアラレは結構かしこいのですが、だんだんアホになっていくんですよね。アニメは最初からややアホ目にチューンされたアラレがベースだったので、むしろ一つの作品としては違和感なかったかもしれません。むしろアニメを観た最初の印象は、30分という尺稼ぎが必要なため、ストーリーとは別に様々なカットが挿入されて何か大変だなあと思ったのを覚えています。

Dr.スランプ アラレちゃん セル画4
Dr.スランプ アラレちゃん セル画5

今回お譲りいただいたセル画はシリーズ中盤から後半にかけてのものですね。Dr.マシリトの改造具合で時期がわかるかも?

『うる星やつら』(1981.10~)/『うる星やつらオンリー・ユー』(1983.02公開)

うる星やつら セル画1

実は令和版の最終回(2024.06)視聴後に本記事を書いています。ものすごく丁寧なつくりで素晴らしかったですね。お譲りいただいたのはもちろん旧シリーズ版で、逆に旧シリーズはいかに無茶をやっていたかを痛感します。

とはいえ思い入れもやっぱり旧シリーズのほうが強いですね、当時小学校中学年から高学年だった自分にとって、『Dr.スランプ』から先の受け皿になっていたような気がします。作品がどうのというよりも、この時期の子供って背伸びしたがるじゃないですか

うる星やつら セル画2
うる星やつら セル画3
うる星やつら セル画4
うる星やつら セル画5

『うる星やつら』こちらに掲載させていただいた以外にも大量にお譲りいただいておりますが、水乃小路兄妹などなどTVシリーズ後半のものや、劇場版第1作にして押井守氏の初劇場映画監督作品『オンリー・ユー』ゲストヒロインのエルが確認できますね。

『オンリー・ユー』は劇場版らしいストーリーと作画で非常に優れた作品だと思います。ただ、どうしても『ビューティブル・ドリーマー』がいろいろ持っていっちゃった感じですよね。

うる星やつら セル画6
うる星やつら セル画7

『パタリロ!』(1982.02~)

パタリロ! セル画1

アニメ放送時にはすでに原作を知っていたので、本当に放送できるのかと驚きでした。こうしたタブー視する発想も現代の考え方からはよくないのですが、とにかく当時は原作である程度同性愛を受け入れていた自分ですらそう考えてしまう、そんな時代だったと思ってください。

パタリロ! セル画2
パタリロ! セル画3

ブラウン神父姿のパタリロ、おなじみタマネギ部隊、解説役として出演していると思われる原作者の魔夜峰央をキャラクター化したミーちゃんですね。原作は現在もWEB媒体に活躍の場を移し連載中です。

『ストップ!!ひばりくん!』(1983.05~)

ストップ!!ひばりくん! セル画

『Dr.スランプ』への系譜に連なる作品として鴨川つばめの『マカロニほうれん荘』と並んで挙げられる『すすめ!パイレーツ』の江口寿史の連載3作目です。イラスト的な画面構成は『パイレーツ』の頃からさらに洗練され、本作のヒットによって一躍有名マンガ家となります。

しかし執筆ペースが週刊連載にあわず、休載が目立つようになり最終的に打ち切りとなってしまいました。セル画は主人公のひばりと、彼の姉であるつぐみとつばめですね。あとすずめがいれば大空家の美人四姉妹(?)コンプです。

あしたのジョー セル画
らんぽう セル画
超力ロボ ガラット セル画

そのほか『あしたのジョー』、『らんぽう』(1984.04~)、『超力ロボ ガラット』(1984.10~)などをお譲りいただいております。『らんぽう』は連載開始からしばらくの間のチャンピオンを読んでいたのですが、まさか全37巻もの長期連載になっていたとは思いませんでした。

90年代を最後にアニメ制作はデジタル化され、セル画も失われてしまいました。

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