【買取実績】アニメセル画・ムック『宇宙戦艦ヤマト 完結編』『戦闘メカ ザブングル』

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80年代のアニメーション作品のセル画およびムックをお譲りいただきました、ありがとうございます。まずは1982年放送作品『戦闘メカ ザブングル』のセル画からご紹介します。

戦闘メカ ザブングル セル画

戦闘メカ ザブングル セル画

『戦闘メカ ザブングル』は1982年2月放送開始。『伝説巨神イデオン』に続く富野喜幸あらため富野由悠季が総監督を務めるロボットもののテレビアニメです。

しかし1982年という年は、前年の1981年春から公開スタートした『機動戦士ガンダム』の劇場版3部作が進行中で、82年3月に3作目の『めぐりあい宇宙編』が公開。さらに前年1月に放送打ち切りとなった『イデオン』の劇場版(『THE IDEON』)が夏に公開予定と、富野作品のラッシュアワーのような状態でした。

お譲りいただいたセル画は、ダッガータイプのトラッド11の集団が砲撃しながら迫りくるシーン。もう1点は何かに驚いたような主人公ジロン・アモスの顔アップです。ダッガータイプは劇中でも最もポピュラーな大型ウォーカーマシンで、様々な陣営で使用されておりちょっとシーンの特定はすぐには難しいですが、それでもこの数のウォーカーマシンが一度に出てくるのでそれなりに派手な場面だったと思われます。先頭のトラッド11がライトをつけていますので夜のシーン、パイロットの後ろに立っている影は洗脳後のエルチのようにも見えますが……さて?

宇宙戦艦ヤマト完結編 セル画

宇宙戦艦ヤマト完結編 セル画1

そしてもう1つは1983年公開の『宇宙戦艦ヤマト 完結編』のセル画およびムックです。第1作のテレビ放映から10年、ついにシリーズが完結を迎えるということで話題になりました。このあとしっかり『復活編』が製作されるのですが。

宇宙戦艦ヤマト完結編 セル画2

お譲りいただいた『ヤマト』のセル画は6点、うち線画のみ1点。こちらもシーンの特定などは実際に本編を観てみないと難しいのですが、森雪の艦内服が白であることから『完結編』からのものであることは間違いなさそうです。

宇宙戦艦ヤマト完結編 セル画3
宇宙戦艦ヤマト完結編 セル画4

スーパーデラックス版 FINAL YAMATO 宇宙戦艦ヤマト完結編 西崎義展 編

宇宙戦艦ヤマト 完結編 ムック カバー

『完結編』公開後の83年11月に刊行されたウエスト・ケープ・コーポレーション発行、ヤマトファンクラブ出版事業部発売のムックです。プロデューサーの西崎自身の手により編集された、『ヤマト』10年間の集大成ともいえる記録集です。ケース入りの豪華な装丁に、西崎の本作に対する思い入れの強さを感じます。

宇宙戦艦ヤマト 完結編 ムック1

スタッフによる座談会では初期からの構想の変遷を振り返る内容となっており、貴重な初期イメージボードをカラー図版で見ることができます。

宇宙戦艦ヤマト 完結編 ムック2

メインスタッフが集結したページです。今年はちょうど第1作がテレビ放映されてから50周年。西崎を含めてすでに鬼籍に入った方も多く年月の流れを感じます。

宇宙戦艦ヤマト 完結編 ムック3

このほかにも制作段階からの年表など、プロデューサー自身の編集本でなければ作れない内容が多く詰め込まれた1冊です。完結編にとどまらず、『宇宙戦艦ヤマト』という作品を俯瞰する上でも貴重な資料といえるでしょう。

たいむましんでは昭和のアニメ作品の各種グッズやムックの買取をお待ちしております。『ヤマト』から50年、国産テレビアニメ第1作『鉄腕アトム』からは60年ちょっとと、アニメ黎明期と呼ばれる時代も遠くなりました。それにつれてインタビューや座談会のかたちで当時の関係者の証言が掲載されている当時もののムックも貴重な資料となっております。押し入れなどに眠っている当時のグッズ・資料、ぜひお譲りください!

また、LINEでのかんたん査定も行っております。ぜひご活用ください!

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