【買取実績】遊戯王デュエルモンスターズ「マジック&ウィザーズ」版

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「マジック&ウィザーズ(以下M&W)」は、『遊☆戯☆王』に登場するトレーディングカードゲームです。1996年に連載開始した『遊☆戯☆王』は当初、様々なゲームで対決していくストーリーでした。

しかしその勝負の一つとして登場した『マジック:ザ・ギャザリング』をベースにしたM&Wが好評だったため、カードゲームによる対決の比率が増加。最終的にはM&Wの中に秘められた謎を巡って対決していく物語となりました。

題材となるゲームを一つに絞ったことにより、人間関係や成長などの作劇部分の比重が高くなります。こうした路線変更(もしくは路線固定)により、原作『遊☆戯☆王』のフォーマットが完成したともいえるでしょう。

そして『遊☆戯☆王』の連載がはじまった1996年は『ポケモンカードゲーム(当初は「ポケットモンスターカードゲーム」)』がスタートした年でもあり、トレーディングカードゲームが低年齢層へと普及していったタイミングでもありました。

劇中での「M&W」の登場とクローズアップにはそうした背景があり、1998年、東映動画(現:東映アニメーション)によって最初にテレビアニメ化された際に、バンダイが「遊☆戯☆王カードダス」をリリース。その書式はTCGを下敷きにしていました。

ただしキャラクターグッズとしての側面も強く、簡単なルールも用意されていたものの、ゲームバランスなどはあまり検討はされていなかったようです。

▲オフィシャルカードゲーム版(通常版)裏面

その後1999年2月にコナミがTCGとしてのルールとバランスを整備した「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」(以下OCG)がリリースされます。こちらが爆発的なヒットとなり、2009年にはギネスブックで「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」として認定され、来年で25周年を迎えるロングセラーとなったことは説明するまでもないでしょう。

▲オフィシャルカードゲーム版(通常版)表面各種

そのOSGは当初、劇中と同じM&Wとしてリリースされる予定もあったようです。ただしM&Wはアイデアソースとなった『マジック:ザ・ギャザリング』とその発売元「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト」の社名を含むものであるため、ゲームタイトルを変更した経緯があります。

ただし、その変更されたはずの「マジック&ウィザーズ」の名称がプリントされた「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」が一部流通していました。発売直前の予告などでは「マジック&ウィザーズ公式カードゲーム」などと呼ばれていました。

▲マジック&ウィザーズ版裏面

今回お譲りいただいたのが、その「マジック&ウィザーズ」版と呼ばれる遊戯王OCGです。表面のゲーム面のデザインは製品版とほとんど変わらず、コピーライト表記で「(C)1999 KONAMI」が足されているのみ。裏面もデザインは製品版と変わりませんが、右下のロゴが製品版が
上から「遊戯王ロゴ」「オフィシャルカードゲーム」「デュエルモンスターズTM」なのに対し、
上から「MAGIC&WIZARDS TM」「OFFICIAL CARD GAME」「遊戯王ロゴ」「デュエルモンスターズTM」

となっています。裏面ロゴでパッと目を引くのが「遊戯王ロゴ」であるのは変わらないので、もしかしたら気づかずにスルーしている可能性があるかも? 現在のところはノーマルカードのみ確認されています。

希少な「マジック&ウィザーズ」版はもちろんですが、たいむましんでは通常の「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」版も買取大歓迎です。

また、高額の買取価格となる場合(具体的には宅急便での補償額などを上回る可能性がある場合など)は、担当者が直接ご自宅やご近所までお伺いしての出張買取も対応させていただきます。基本的には現地査定の後に買取金額をお支払いいたしますが、高額の場合はお振込み対応となる場合がありますのでご了承ください。担当者もいい旅夢気分になれて一石二鳥なケースもあります。まずはお気軽にご相談ください!!

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