いきなり最強!? 青紫ルフィ
クロワ/なんじょーです。
ブースター第11弾「神速の拳」が発売されました。
注目カードは色々とありますが、さすがにこれに触れないわけにもいかないと思うので今回は「青紫ルフィ」のデッキ紹介です。
目次
①青紫ルフィ の効果
下馬評からぶっ壊れと言われ続け、実際に発売してやっぱりぶっ壊れだったというパターン。
リーダー効果はターン開始時に8ドンあると5ルックして≪麦わらの一味≫回収+残りを好きな順番でデッキの上か下へ。ドロー前なので、デッキ上に置いた場合はドローカードまで調整できます。手札に加えるのは特徴指定があるものの、ドローカードを調整できるので実質的には上5枚から好きなカードを加えられることになります。
そして、特筆すべきはドンを消費しない山上操作。これにより、強いものの他での準備が必要だった「9サンジ」がお手軽最強カードに化けました。
リーダー効果が公開された時点から騒がれ続け、値段は高騰し続けています。
これらの強みがどれも強力で、環境は一新。
これまでの強デッキであった「青ドフラミンゴ」「黒ティーチ」「緑紫ルフィ」らも押しのけ、いきなり最強デッキの座に居座ることとなりました。
②青紫ルフィデッキ構築
まずはデッキリストからご覧ください。
狙いは先攻は1加速で5ターン目にリーダー効果発動、後攻は2加速で先後逆転の4ターン目にリーダー効果発動です。
個別で解説していきます。
大型枠
リーダーカードで手札に入るものを調整できることや、発動条件的に自然とドン加速をすること、「9サンジ」との相性の良さから、大型キャラを並べることが勝ちにつながりやすいです。
「9サンジ」4枚
このデッキでの最強カード。9コストの支払いに対し最大で18コスト分のキャラが登場します。これにより簡単に大型が複数並び、除去デッキでも対処しきれないほどの状況を作ることができます。
「8シャーロット・カタクリ」4枚
アタックしてもブロックに参加できる最強のブロッカー。地味なドン加速効果もこれのおかげで本来リーダー効果との嚙み合わせが悪かった「ゴムゴムの巨人」をかなり打ちやすくなります。
シンプルに単体性能が高く、これが出るか否かで防御力が段違いなので、早い段階で着地したいカードです。
「9シャーロット・リンリン」4枚
青紫ルフィはゲームが長引けば長引くほど有利になるデッキなので、ライフ追加+ライフへの除去というゲームを長引かせる性能の高いこのカードは抜群の相性の良さです。
ライフ3パワー6000のリーダーにライフ追加させちゃまずいよ…。
ビッグマム海賊団なので、8カタクリでターン終了時にアクティブにすることができ、緑9シャンクスなどに狙われない所も強みです。
「8ルフィ」2枚
速攻で殴れてバウンスもできる大型。とはいえ手札コストがかかるため多用するとリソース切れを招くので注意。
全体的に登場時効果が多くティーチに止められるこのデッキですが、この8ルフィがティーチにガン刺さりしてるおかげで対面有利と言えるでしょう。
「9ルフィ」3枚
速攻その2。10000というサイズが優秀で、特にミラーで無類の強さを発揮します。
今後ミラーが多くなるという予想は容易にできるので採用したい枠です。
大型比率として、ブロッカーのカタクリとライフ追加の出来るリンリンは4枚確定。横並べの重要度も高いので9サンジもおそらく4枚確定。8ルフィと9ルフィに関しては環境や好みで調整するのがいいかと思います。
ドン加速枠
「ギア2」4枚
防御札にもなれる優秀なドン加速。ただしカウンター時はリーダーしかパンプできないので注意。
腐りにくく、最優先するドン加速。
「3ゾロ十郎」4枚
1ターンの生存が要求されるものの、ライフ3である青紫ルフィにとってはアタックするだけでドン加速のできるカード。
5コスにブロッカーを採用している都合で相手目線殴ったこのカードを殴り返しで処理するのが難しい場合もあり、2加速以上の仕事をできることもあり上振れ要素になれるカード。
「4ボン・クレー」4枚
先のドン加速と比較すると先手で使いにくい点で劣るものの、カードとしての性能は断トツ。中盤以降にもアタッカーとして投げれる強みもあり、優先度は高め。
腐らない3ドンの加速の「ギア2」は4枚確定枠で、除去が多い環境だと「3ゾロ十郎」は何か別のドン加速に代えることも視野にいれるべきかもしれませんね。
「4ボン・クレー」は加速を思いっきり先攻に寄せる場合のみ別のカードに代わりますが、現状はこれでいい気がしています。
その他
「5ナミ」4枚
過去の5コス手札入れ替えカードに謝ってほしいくらい性能の高いカード。6000のブロッカーで3ドロー2ディス、しかも山上仕込みも可能ってすごい。
リーダー効果はターン開始時8ドン必要なので、7→9になるターンに「9サンジ」を出す動きは本来やりにくいのですが、このカードを前のターンに出しておくと可能になり、戦略に幅が出ます。
「5ルフィ」3枚
デメリットを抱えることで、本来オーバースペックな5コス7000ブロッカー(1000カウンター付き)が実現。リーダーが6000なのでブロッカーとしての価値が高い数字は7000からで、それをお手軽に出せるというのは強力です。
「3ウソ八」「6サンジ」各4枚
出しても強い2000カウンター枠が計8枚。
一見少なく見えますが、手札入れ替えが豊富かつリーダー効果も狙ったカードが加えられ、更にイベントカウンターも多く採用されるため、充分かと思います。
「ゴムゴムの巨人」4枚
リーダー指定を満たしているのであれば入れない理由がないくらいのカード。
次の禁止改訂で禁止カード指定の噂もありますがどうなるでしょうか。
③青紫ルフィデッキ プレイ指針
このデッキはリーダー効果の解禁後は基本的にターン開始時に追加で1枚手札が増えます。なので、基本的にはゲームが長引けば長引くほどリーダー効果の優位性を活かせることになります。
反面、ライフは3しかなく、負ける展開はゲームを速攻で畳まれることになります。ブロッカーなどを活用し、ゲームを出来るだけ後ろに伸ばすことが勝利へのカギとなります。
注意するポイント
◇1点目は甘めに受ける
ライフ3のリーダーなので安いパンチはつい守りたくなってしまいますが、1点目は甘めに受けてしまって大丈夫です。
コツパンを全部守り切るのは不可能で、どこかで漏れてしまいます。なので、最初の1点は貰って手札にしてしまいましょう。
(もちろん相手のデッキタイプにもよります。)
リーダーのパワーが6000なので、相手の5000アタックは通らず、コツパンでも6000を要求できています。
◇8カタクリを優先度高めで出す
8カタクリがいないと防御力は各段に低くなってしまいます。
殴れるブロッカーという面もありますが、何よりドン加速が無いと、登場時ドンを消費する9リンリンや9ルフィを出した返しの「ゴムゴムの巨人」の使い勝手が悪くなってしまいます。
複数体並んでも強いですが、1体目は優先度高めで出しましょう。ベストは6→8ドンのターンに手出しです。
◇相手のレストのキャラはできるだけ削り切れ
前述の通り長いゲームの方が得意ですし、大型が並べば一気にライフを削れるので、慌てて相手のライフへ行かずとも相手のリソースを削りに行く方が強いです。
なんといっても相手は1ターンに1枚ずつしか手札が増えませんが、こちらは2枚ずつ増えるので。
~おわりに~
いかがだったでしょうか。
今後避けては通れない強デッキだと思うので、これを使うにせよ立ち向かうにせよ理解はしておく必要があるデッキです。
新弾もワンピースカード楽しんでいきましょう!
岐阜、愛知で活動しているワンピースカードプレイヤーです。
気軽に話しかけてもらえると嬉しいです!
【ワンピースカード実績】2024.01開始 2024.04フラッグシップバトル優勝
X:@nanjo_op