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大会勢は要確認!日本選手権予選のルール改訂について【遊戯王】

公開日: / 更新日:ぽとふ

こんにちは!主に関東圏にて遊戯王OCGをプレイしているぽとふです。記事を読んでくださっている皆さん、いつもありがとうございます!

3月に入り日本選手権予選が始まりました!今年はエリア代表決定戦がなくなったりルールに大幅な改訂があったりと、参加にあたり確認しておかなければならないことが多くあります。

既に月半ばではありますが、最低限抑えておかなければならないことをまとめましたので、まだ概要を把握していない、確認したつもりだけど不安だ、そんな方の一助となればと思います。

大会日程

3月:第一次ショップ予選

5月:第二次ショップ予選

いずれかの期間にショップ予選勝ち抜けを目指しましょう。コナミカードゲームネットワーク及び遊戯王ニューロンから事前参加予約が可能です。

当日参加もできますが、事前予約者だけで定員になっていることの方が多い印象です。

WCSレプリカ

このショップ予選で優勝すると後述の「日本一決定戦」への参加資格と共に、第一次期間中は《Gatebridgeo the Waterfront Warbeast》、第二次期間中は《Masterful Magician, Servant of the Sanctuary》のウルトラレアバージョンを手に入れることができます。いずれもWCS 2023の上位者賞のレプリカカードです。

3月のショップ予選を勝ち抜いた方も5月のショップ予選に参加することはできるようなので、夢の2種類コンプリートを目指しましょう!

7月中旬:日本一決定戦

ショップ予選を勝ち上がるといきなり日本一決定戦です。去年までのようにエリア代表決定戦を挟まない分、集まるプレイヤーの数も相当になりますので、2日間の開催であることが告知されています。

2日間の戦いの末、上位4名がWCS 2024の日本代表として世界の舞台に羽ばたくことになります。

大会規定について

これまでのルールに慣れきっている人ほど注意が必要な部分です。一つの見落としが失格に繋がりかねない項目もあるので、一緒にしっかり確認していきましょう。

これから記載することは下記リンクの要約ですが、ご自身でも一通り目を通すようお願い致します。

https://www.yugioh-card.com/japan/event/jcs/2024/data/rules.pdf

必要なもの 記入済みのデッキシート

YCSJやYACS等のイベントに参加したことのある方は馴染み深いと思います。その日使うデッキのリストを印刷したデッキシートの持参が新しく必須になりました。印刷までのフローは先ほどのリンクの該当箇所に手順が説明されています。

SNSのタイムライン上に、デッキシート忘れで大会に参加できなかった、という旨の投稿を既にいくつも見ています。せっかく組み上げたデッキも活躍の機会を失ってしまっては本末転倒、十分に気を付けましょう。

デッキリスト

私が2月のYACSの際に印刷したデッキリストです。IDが載ってしまっていたので切り取ったものを掲載していますが、上部に大会名や名前を記載する欄が存在します。

制限時間の改訂について

これまでとの最も大きな違いはエキストラターン開始の時間です。これまでは40分経過時点でエキストラターンに移行していましたが、本ルールでは45分経過時点からエキストラターンとなります。

また、エキストラターン開始から30分経過した時点で後述の勝利条件を両者とも満たしていない場合、両者敗北の処理がされます。

勝利条件の改訂について

マッチ戦における2本先取が必須の勝利条件となりました。これまではマッチの1戦目を行っている最中に制限時間になった場合、その勝者をマッチの勝者とするルールでしたが、そうではなくなったということですね。

エキストラターンのターン数について

エキストラターンと聞くと突入後各プレイヤーが2ターンずつを行ってその時点でのライフ差決着、というルールを思い浮かべますが、ここにもテコ入れが入ります。両者1ターンずつのプレイにて決着です。

では、うっかり先攻時のプレイ中にエキストラターンに入ってしまったらバトルフェイズを行うことができないのかといえばそんなことはありません。各プレイヤー1ターンずつ経過の後決着がついていない場合はサドンデスとなり、ライフポイントの増減が発生したターンの終了時の決着となります。

先攻でしっかりと展開し、ライフポイントにダメージを負うことなく自分のターンを迎えることができれば、勝ちの芽はあるということです。

総評

最後に総評です。

デッキシート必須化について

変な話ですが、同じ会場に使用するデッキが分かっている顔見知りがいたとしましょう。その場でデッキを組み替えることでその人に有利に立ち回れるかもしれません。

これではフェアではありませんので、デッキリストの提出はあって然るべきものだと思います。相手方も同じことができるという意見もあるかと思いますが、ずるいやつ(敢えて強い言葉を使います)ほど得をするルールはやはり健全ではないと考えます。

ただ毎度、紙媒体で印刷するのはやはり手間なので、データでの提出ができるようになるとよりスムーズだと感じます。

エキストラターン周りのルールについて

前提として現在の遊戯王OCG(環境デッキともなれば特に)は処理が複雑なものが多く、それが自ターンにも相手ターンにも連鎖して続きます。いつかエキストラターンの開始時間が後ろ倒しになる予感はあったので、これは妥当な部分でしょう。

エキストラターンの実施ターン数ですが、圧倒的に最終ターンをプレイする側が有利になるため、どうにか変えてほしいのがYACS時点からの本音です。

最後に両者敗北と2本先取が勝利条件として必須化した件です。長い時間を使って1戦目を勝利したとしても、両者敗北を避けるため2戦目を早々に諦めるとか、不完全燃焼な選択をする場面は増えそうだ、という所感。

これまでとの違いに目が行きネガティブな感想が前に出がちですが、経験したことのないルールである以上実際にやってみないことには実際のところが分かりません。本記事を執筆している現在まだショップ予選に一度も参加できていませんので、新しい経験ができることをポジティブに捉えることとします。

最後に

早いもので、第一次ショップ予選開催期間が終盤に差し掛かるころには次期リミットレギュレーションが判明する運びとなります!4月に入れば新弾発売、YCSJの開催と楽しみは尽きません!

次回は判明したリミットレギュレーションの中身に触れ、次期環境で活躍しそうなデッキを予想してみたいと思いますので、楽しみにお待ちください。

それでは今回はここまで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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