ゲームマーケット2023春 1日目参加レポート ~雨!風!列!~
毎度! Zxionです。
「ぜっくん」って呼んでね☆
2023年5月13日・14日に開催されたゲームマーケット2023春。
大体4月中か遅くてもGWには開催してるイメージなので、いつもよりちょっと遅めの開催でしたね。
同年5月8日よりコロナ関係のあれこれが変更(緩和)された事は皆様ご存じかと思います。
これにより、今回のゲムマは来場者が沢山増える…と、思っていたんだけど…。
今回も僕は両日参加。
「久しぶりに1人でゲムマ行くなぁ」…なぁんてこの記事の書き出しまで思ってたんですけど、よくよく見返してみたら2022春の2日目以来だったので1年ぶりでした。
あれぇ?
1日目は色々あったみたいで、被害にあった人がかなり多かったと見聞きしています。
その辺についても軽く触れますので、ゲームマーケット2023春に行ってきたレポートをお楽しみください。
目次
1.1年ぶりのソロ参加
–朝–
6:30、起床。
うおお!
起きられたぞ僕偉い!!
朝に弱くちょいちょい電車を乗り過ごすことで有名なゼクシオンくんですが、この日は無事、目的の電車に乗れましたとさ。
めでたしめでたし。
-完-
…怒られるわ。
天気はあいにくな感じ。
出発時に雨は降っていなかったのですが、ビッグサイトに近づくにつれ、パラパラぽつぽつと雨が降ってきました。
電車に揺られること2時間ちょい。
半分くらい寝てましたが、無事到着。
良かった乗り過ごさなくて。
–9:30くらい–
国際展示場駅に到着。
雨は本降りではないけど、嫌な降りかたをしています。
しかし!
駅からビッグサイトまでは屋根があるので安心!
でもまあ、「待機列①」の場所には屋根がないんですけどね。
この列は11時に入場する人たち、早期入場者の待機列です。
列形成開始が8時くらいからのはずで、天気が悪いとはいえ、こんなに人が少ないハズはないでしょう。
おそらく、ここではない場所で結構並んでいるんだと思います。
待機列を横目に会場内へ向かいます。
てってれー☆
今回も取材枠で入場します。
この時点では知る由もなかったのですが、待機列の惨状を聞いた今となっては、なんか申し訳ねぇなって気持ちです。
あっやめてください石を投げないでくださいこまります。
2.開場前の会場
そんなわけで、取材証により人の少ない会場内を撮影して回る権利を得たので撮影していきましょう。
ゲートを抜けた先にはアークライトブース。
アトリウムの中央には同社のブース、ステージ、そしてその周囲はデュエルボーイのバトルフィールド。
スペシャルステージの案内とステージ。
1日目はツォルキン、ゴーレム、バラージなどの作者として有名な、シモーネ・ルチアーニ氏のトークショーがありました。
相棒のみこめくんがいないと寂しいですね…。
次の出張ゲームマーケットの告知や九州のボドゲイベントの告知。
次回のゲムマ2023秋の告知と、エッセンシュピール&ゲムマのロゴが書かれた意味深なポスター。
ボードゲーマーはみんな気にしていましたね。
なんか提携?するみたいな話をツイッターで見ました。
さて、ホールの中に入りましょうか。
–10:00–
コミケとか参加しない勢なので、ここに来ると「ああゲムマ来たなぁ」という気持ちになります。
それでは、気合入れてぐるっと撮り回っていきましょう
4月末にチキチキマシン猛レースのDX版を販売するとのアナウンスがありました。
蔵出し品だったそうで、ものすごい量が積まれていますね。
ボドゲ制作者にはおなじみの萬印堂。
移転に伴う在庫一掃売り尽くしセールとしてトークン各種やボドゲ、珍しい本が100~1000円に。
『アース』先行販売 ~偶然見つけたブース裏の隠しメッセージを添えて~
両日ともに40分程度で完売し、予約もすでに終了する人気ぶり。
ひときわ目を引いたのはオインクゲームズ。
ゴムボートとか持ってきてて、その中で試遊ができるとかアイデアもインパクトもすごい。
すごろくやでは、ロベルト・フラガ氏のトークショー・サイン会を両日開催。
(一部で)話題のオルレアメ。
外周を辿って歩いてきましたがやっとこの位置。
12時までの入口から、待機中の来場者の姿が見えたので、ちょこっと待機列を覗いてみましょう。
この位置までくれば屋根があるので、雨の心配はないのですが、これ以前の位置に並んでいる人は大変そうです。
なんで今回に限ってアトリウム潰したんや…。
本当に面白いユーロゲームの世界ブース。
ライト、メジャーなボドゲの体験プレイができる貴重な場所。
カスカディア、チケライ、カルカソンヌ、ディクシットなどの体験ができた。
たった今考えたプロポーズ祭。
お祭りの雰囲気が出てて、いい感じですね。
ホビージャパン、なんやかんや言っても大企業。
メインアイテムはあまり変わり映えしませんでしたが、訳アリ品や試遊コーナーは一見の価値あり。
ちなみに、チョコボのボドゲは試遊してきましたので、後述します。
–10:30–
開場まであと30分しかないことに気付いたので、この後はちょっと急ぎ足で写真を撮りました。
ざっくり、お届けします。
荷物整理・購入品の写真撮影に利用できるテーブル。
こういうのいいよね。
好き。
今回、スタピくんにCVがついててびっくりしたわ。
キュウー☆
3.ゲームマーケット2023春1日目 開場!
–10:59–
時間がヤバいことに気付いたので、急ぎ足で入場口に向かいます。
入場口ではお約束のポーズで、開場を待ち焦がれる戦士たちの姿が。
先行入場組入場時の動画も撮ったんですが、例によって例のごとくモザイクかけるのがめんどいのでお蔵。
そのくらいパッとできるスキルは身に付けないとなぁ。
入場開始から3分ほど経過。
開場前はこのくらいの人口密度だったのですが。
あっという間に大盛況。
これでも、先行入場組しか入ってきていないんですよねぇ。
今回も特賞は3DカタンのGPくじ(1000円ガチャ)。
A賞にはチキチキマシン猛レースDX版も限定1個で投入されていました。
流石、先行入場。
これくらいの列なら「もう一回並びなおしちゃおうかな」とか言って2周できちゃいますね。
バネストには、なかなかの待機列ができていました。
アークライトの列。
先行販売品とくじはだいぶ早めに枯れていた印象。
アトリウムはガラガラ。
通路として、西1⇔西2の端から端への移動とかが間違いなく楽なので、ありがたいところですが…。
ちょっとモヤりますね。
お値段は正直絶妙ですが、品ぞろえはなかなか。
今回は1000円以上の購入であるじゃんがもらえるかもしれないくじが引けました。
–11:20–
先行入場組は、この時間には入場しきっていた様子。
土曜日は先行入場チケットがマストって言われ出すかもしれないですね。
3-1.通常入場組の入場開始
–11:55–
動画撮ってみたり、知り合いの出展者さんに挨拶したりしていたら、もうすぐ通常入場組が入場してくる時間です。
前の方はお約束のポーズの練習をしています。
–12:00–
参加者はみんな、思い思いの方向に分かれていきます。
僕も軽く買い物やらガチャを済ませて、気になっていた『チョコボの不思議なダンジョンボードゲーム』の試遊に向かいます。
3-2.チョコボの不思議なダンジョンボードゲーム 試遊
運よく3人集まっていたところに潜り込むことができたので、試遊開始。
よろしくおねがいしまーす☆
4人中3人がプレスという卓でした。
すごい偶然ですねぇ。
チョコボの不思議なダンジョンボードゲームは、協力型のボードゲーム。
プレイヤー同士で相談をしながら1つのチョコボコマを動かし、最下層にいるボスモンスターを倒すのが目的。
今回はチュートリアル付の試遊。
なので、最初の1手番は指示通りにプレイしていきます。
まずは味方NPCのカード(32)が公開されます。
公開されたカードを基準に、各プレイヤーは手札の数字を直接的に共有することなく、あいまいな相談をして、手札のカードを裏向きで出します。
よくあるやつですね。
「あー真ん中より…ちょっと大きい数字かなぁ~…(54)」
「僕も真ん中よりはちょっと大きいです(56)」
「僕の数字めちゃ大きいし、強いカードなので任せてください(91)」
「NPCのカードより小さい数字で、ちょっと弱いです(14)」
全員がカードを出したら公開し、昇順になるように並べていきます。
数字の下にある足跡アイコンの数が行動力となり、基本的には大きければ大きいほど良いです。
しかし、並べなおした時、死神アイコンがある位置に行動力が高いカードを置いてしまうと不利になってしまいます。
今回のチュートリアルでは、死神アイコンのところに「数字54行動力2」のカードが置かれました。
小さい数字のカードから順番に行動していきます。
チョコボアクションの種類は、移動・攻撃・食事(カードの補充)の3種類。
カードが置かれた位置に描かれているアクションを実行できます。
基本的には上記3つのアクションのうち2つが描かれているので、そのどちらかを選択して実行します。
分割はできません。
死神アイコンがある所のカードは、死神(敵キャラクター)の行動となります。
死神のアクションは、「カードの行動力分、死神メーターを上げる」です。
死神メーターが一番右まで行ってしまうとゲームに敗北してしまうので、意思疎通を上手に行うことが必要不可欠です。
移動は単純にゲームボード上にあるチョコボコマを行動力分移動させます。
行動力が2だった場合、行ってこいの1・2で元いたマスに戻ることはできませんが、別のカードで移動するなら戻ってきてもOK。
テレビゲームの不思議なダンジョンと同じように、階下に降りずフロア内をウロウロしていても構わないということです。
攻撃は行動力=攻撃力として、敵に攻撃することができます。
写真を撮り忘れる失態。
敵にはHP・攻撃力・撃破ボーナスが設定されており、与えたダメージは回復せず、蓄積します。
HP≦攻撃力で攻撃すれば、敵を倒すことができ、撃破ボーナスを受け取ることができます。
プレイヤーたち全員の行動が終わったタイミングで生き残った敵がいた場合、敵攻撃力の合計値分のダメージを受けます。
食事は、所持しているギサールの野菜を行動力分消費することで、行動力と同じ枚数のカードをドローできます。
ただし、ドローしたカードは誰が引くか、相談して決める必要があります。
例えば2ドローする場合、全員が2枚引くのではなく、カード2枚を誰が引くか(1枚ずつ2人が引くでも良い)決めなければならないのです。
手札きつい。
そんなこんなを繰り返しつつ、ダンジョンの奥深くまで進んでいき、ボスを倒しましょう。
っていうゲームでした。
ボス戦はちょっとだけシステムが変化して、死神から逃げつつボスに攻撃しつつチョコボが倒されないようにボスのHPを0にしなければなりません。
我々は見事!
速攻で死神に追いつかれて敗北しました!!
ああん。
チョコボの不思議なダンジョンが好き、協力型のゲームが好きという方におススメのゲームです。
カードの出し方(並べ方?)に、どことなくニムトの香りを感じました。
3-3.閉場までのすごしかた
–13:20–
試遊も終わり、アトリウムの方が賑やかだったのでのぞいてみると、ゲームマーケットのマスコットキャラ「コロ」がいました。
ちょうどグリーティングが終わって引っ込むところでしたが、遭遇出来て良かったです。
こんなのつくっt… コロ可愛いねぇー。
などとコロを愛でていたら、あと10分でシモーネ・ルチアー二氏のトークショーが始まるとアナウンスが。
トークショーでは「ゲームのデザインを始めたのはいつくらいからでしょうか?」、「会場に来てみていかがでしたか?」といった質問が投げかけられました。
ショーの中頃、「会場の皆様で質問がある人はいますか?」というくだりでは、裏から元気よくテンデイズのタナカマ店長が出てきました。
確かに開場の皆様ではある。
タナカマ店長の質問で特に印象に残っているのは、「『ゴーレム』のゲームデザイン、あれはぶっちゃけどうなんですか?やり過ぎじゃないですか?」という質問。
ルチア―二氏は「うん、やり過ぎたと思っている(意訳)」との回答。
もう会場は失笑と爆笑の渦、ドッカンドッカンよ(誇張)。
本当の会場の皆様への質問では、「イタリアの方は女性を大切にすると聞くが、女性とゲームするときに氏が大切に思っていることは何か?」という質問が飛び出す。
ネタっぽいが割と気になる所。
「気になるのは、楽しくプレイできているかどうかということです(通訳)」。
なるほど、大事なことですね。
トークショウ、14:30までって言うことだったけど、14:10くらいには終わってしまっていました。
楽しい時間は過ぎるのが早いですねぇ。
–14:15–
さて、再び会場内を回ってみましょう。
この時間になると流石に売り切れが多くなってきますね。
今回予約したのは『探ぱん×アズールレーン』だけ。
時間もちょうど良かったので、予約品受け取りをして、その他の気になっていたブースを見て回り、気になったものやなんか安そうなものをノリで購入してきました。
ちょいちょいツイッター見てたんですが、このあたりでどうも待機列がヤバい、エグイ、ひどいらしいとの情報を目にしました。
気になる方は「ゲムマ 待機列」や「ゲームマーケット 待機列」で検索するとそのヤバさが良くわかるぞ!
ボードゲームブロガーのふうかさんが書いている記事「ボードゲーム好きは集まれ! アナログゲームの祭典『ゲームマーケット2023春』開催」でもそのヤバさの片鱗を見ることができます。
ヤバすぎィ…。
2日目も来る予定なので、そろそろ離脱します。
流石にこの時間には待機列は解消されていました。
閉場1時間前だからなぁ…。
4.会場離脱 1日目終了
というわけで、僕のゲームマーケット1日目は終了しました。
外に出るとほんのりと雨がぱらついています。
翌日も天気悪いって話だからなぁ…。
やだねぇ…。
1日目、お疲れさまでした!!
5.2日目のレポに続く
1日目はこんな感じで幕を閉じました。
既に全身に鈍い痛みとだるさが広がっています。
年か…!?年なのか…!!!?
俺は認めん…認めんぞぉおお!!!
という魂の叫びを胸に電車に乗り込み直帰しました。
雨のアキバはしんどいし僕のわがままボディがこれ以上はまずいって悲鳴を上げているからね。
かえるよ!!
会場で購入したものとか、ゲムマ2023春の雑感とかは次の記事でまとめて書く予定です。
…予定です。
急いで書くね!
はぁい!
今回はここまでッスー。
2日目のレポートも読んでくれよな!
よろしくおねがいしまぁす☆
ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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