特撮を漫画で楽しむ
みなさん、漫画読みますか?
世間にはいろんなジャンルの漫画がありますが、今回は特撮をテーマにした漫画をご紹介します。
石ノ森章太郎原作の仮面ライダーは、これはあくまで仮面ライダーの漫画であって特撮をテーマにした漫画なわけじゃないのです。
わかります?この差、わかります!!??(興奮気味) 
このヌイグルメン!は『イブニング』2008年第12号より2010年第12号まで連載。
テレビの特撮ヒーロー番組「きなこマン」で奮闘する2人の役者志望の若者を通じて、特撮番組制作の裏側を描く。
ってWikipediaにはあります。
ヌイグルメンは特撮の製作側、特にスーツアクターに焦点をあてた作品なのです。
ここ重要ここ重要。 
そうなんです。
特撮は日曜の朝だけではなく、何故か大したお色気シーンもないのに深夜にもやるのです。
海岸版の仮面ライダーの「DRAGON KNIGHT」も深夜放送でしたね。
きなこマンのスーツを着たイリヒトくんは見事アクションを決め、ヒロは変身前、イリヒトが変身後を演じる事できなこマンの撮影が進んでいき色々なトラブルに巻き込まれるというストーリー展開です。 





こちらは現在も連載中の「トクサツ ガガガ」 これは26歳の隠れ特撮ヲタ(以下:特ヲタ)の特ヲタあるあるがたくさん詰め込まれた漫画です。 
普段は普通のOLとして生活している叶ちゃんは周りに特ヲタであることを隠して生活しています。
…シンパシー
今でこそこの職場で特ヲタオープンで生活していますが、ずっとずっとずっと隠して生活してきたのです。
いや、途中からドルヲタであることの方がヤバイ。
ドルヲタは隠そう。でもなんかでバレたら目も当てられない。
では特ヲタだけはカミングアウトしよう。
そうです私は日曜の朝からヒーローの闘いを見て涙していますI’m TOKU WOTA!!!!!
という流れで私は特ヲタだけはカミングアウトしてしまっていましたが、これは職場で色々とヲタである事を隠して生活している人間には大きなシンパシーを感じてしまうのです。 
「スーツアクター対談」…ゴクリ。 
あーーーートラウマの扉ーー!!(パカーン!
2014年!2014年の夏!!
夏の特撮映画(仮面ライダーと戦隊の同時上映)で、2013年に特命戦隊ゴーバスターズに本気ハマりして地方へまでホイホイ出かけていた私は2014年の夏には前年作品ロスト症候群(※前年度の作品を愛しすぎたが故に翌年の戦隊を素直に受け入れられないこじれた愛情表現。戦隊の場合、翌年1月封切りになる前年度戦隊と現行年度戦隊の共演映画(VS映画と呼ばれる)まで引っ張る事になる難病)を完全に患っていたのでわざわざ都内に映画初日の舞台挨拶まで行く事はないだろうと思っていたのによりによって自宅から車で30分のショッピングモールで舞台挨拶を行うと言い出した。
都内まで出るのはちょっと億劫だけど車で出かけられるならチケットを取ってやってもよろしくてよという謎の上から目線で当日16時からの舞台挨拶つきへ出かけたその時…!!!!
そう!!そこは地元のショッピングモール!!!
挙句にジブリ映画の大ヒットと時期が重なる悲劇!
無情にもぼんやりとしか覚えていない自称同級生かけられる言葉!!
「わ~久しぶり元気~何してるの~映画~~~?」
あああああそうです映画です。映画には間違いありません。
「(チケットを見て)あぁキョウリュウジャー見るんだぁ~で、子供は??」
子どもなんかいないよ見るのはアタシだよ!!!!!!!
「…ちょっと、トイレ行ってる」 と、嘘をつきました。ほんとすいません。 



そもそも何故ヲタである事を隠して生活するのか。
それは体験した本人しかわからないことですが 
そうしたヲタのあるあるの心情を汲み取ってくれるトクサツ ガガガは、特ヲタの方以外にもおススメです! 本文中の漫画画像は全て著作権法第32条に則り引用しております。
引用元: イブニングコミックスデラックス 唐沢なをき著「ヌイグルメン!」1巻 ビッグスピリッツコミックス 丹羽庭著「トクサツ ガガガ」1・2巻