100均でボドゲ パート2!! 100円ショップ『ダイソー』ボードゲーム第3弾+α 全レビュー
2022/03/22、脳トレチャレンジパズルVol.1『カードキューブ』追記
毎度!Zxionです。
「ぜっくん」って呼んでね。
……。
ことよろぉ!!
先月、なぜか何も書いていなかったようで。
2022年最初にお届けする記事になります。
よしなに。
情報が早い皆様はすでにキャッチしているかと思いますが、奴らが帰ってきました。
そう、100円(税込み110円)で買えるボドゲ、『ダイソーボードゲームシリーズ』です!
🌟【ダイソーボードゲーム第三弾】
ボードゲーム業界で活躍中のクリエイター達とコラボ!
1月上旬から順次発売予定。https://t.co/wLysqvN8MX
※店舗によって取り扱い、入荷の時期は異なります。#大創出版 #ダイソー #ダイソーボードゲーム pic.twitter.com/0S8CQCXZUb— 大創出版 (@daisosyuppan) January 5, 2022
おかげさまで、前回の100均ボドゲ記事『100均でボドゲ!? 100円ショップ『ダイソー』で買えるボードゲーム おすすめ10選』はたくさんの方にご覧頂きました。
そこで、そのパート2として今回新たに発売された第3弾を中心に、前回の記事以降に発売されたタイトルも含めて実際に遊んでみた上での正直な感想を交えつつ、ゲームの紹介をしていこうと思います。
■ボードゲーム3
1.じゃんけんだこれぇ! 『じゃんけんゴリラ』
プレイ人数:2~8人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:10分
難易度:★
■どんなゲーム?
・プレイヤーはゴリラとなり、バナナを集めるために勝負をします。
・勝負の方法は「じゃんけん」!
・勝者はバナナを総取りしますが、食べられない青バナナも。
■ここがポイント!
・じゃんけんのルールがわかっていればルールは簡単。
・すべてに勝利する特殊カード「ゴリラ」をいつ出すのかがポイント。
・わいわいプレイするのが好きな人におすすめ。
ルール説明~ゲーム終了が15分くらいなので、サクッと遊びたいときに重宝します。
カードはエンボス加工されていて手触りGOOD! もはや100円のクオリティじゃない。
(良くも悪くも)じゃんけんなところ。
「お仕事」をしないといけない場面がある。
※お仕事:トップの(またはトップと思われる)プレイヤーの独走を阻止したり、明らかに有利になりそうなプレイヤーを止めるために特定の行動をしなければならない場合に「特定の行動をすること」を指す。
ゲームの準備としてバナナカードを3枚抜き出す際、小さい子と遊ぶ場合は「特殊カード2枚とランダムで1枚の計3枚」を抜いてプレイすると良いかも。
プレイ人数が2~8人となってはいるが、実際は3~6人くらいがベストかも。
7~8人だとあいこや脱落多発でバナナを1回でも取ったプレイヤーがそのまま勝ちで終わりそうな気がする。
それほど真剣にやる類のゲームでもなさそうなので、細かいことを気にしたら負けか。
時間調整や子供と遊ぶゲームのとして、持っておいて絶対損はない。
元々は、「サークル713」より、ゲームマーケット2017秋初出の作品。
当時の販売価格は1000円でした。
また、以下のURLでバリエーションルールが公開されています。
https://gamemarket.jp/game/71309
これで楽しさ7倍!
ぜっくん的おすすめ度:★★
2.ニャーン?? ちゅう!! 『ねこチーズをうばえ』
プレイ人数:3~5人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:10分
難易度:★
■どんなゲーム?
・ねずみになってねこの集めたチーズを奪いに行くゲーム。
・同じねこを2人以上が選ぶと、ねこに気付かれてチーズはもらえない!
・ねこは4匹、どのねこからチーズを奪うか心理戦。
■ここがポイント
・『ハゲタカのえじき』のような心理戦・バッティングシステムが好きな人におすすめ。
・ややこしいルールはなく、非常にシンプルで遊びやすい。
・バッティング・心理戦をするゲームの入門編として超良作。
チーズを奪われなかったねこの元にはチーズがどんどんたまっていくので、ついつい奪いに行きたくなるけど、他の人と同じねこを選ぶとなにももらえない。
「じゃあ他のねこ…?でも、もしかして??」などと勝手に疑心暗鬼に陥っていく良ゲー。
こちらもカードがエンボス加工されているので、クオリティは◎。
カードの裏面デザインもかわいい。
プレイ人数が3人~なので、2人で遊べない。
あつめたチーズをとられちゃうねこかわいそう。
すごい面白い。
何人でプレイしても楽しく遊べる。
どのねこも2個ずつチーズを持っている状態で「どこにいっても同じですね~」とか言っているのになぜかみんなで同じねこの元に集結したりするミラクルが起きたりして、それがまた楽しい。
「バッティング→ねこに気付かれてしまう」というわかりやすい表現になっているのも理解しやすくなっていてとても良い。
今回のシリーズの僕的ベストです。
「をしだや」より、ゲームマーケット2018秋初出の作品。
当時の販売価格は500円でした。
ぜっくん的おすすめ度:★★★★★
3.賢くなれそうなカードゲーム! 『生物学カードゲームCELL ジェネリック版』
プレイ人数:1~4人
対象年齢:12歳~
プレイ時間:5~10分
難易度:表記無し(★★★くらい)
※( )内は筆者の偏見に基づく数値です。
■どんなゲーム?
・TCGライクなカードゲーム。
・対戦相手のライフが0になるか、カードが山札から引けない状態になれば勝利。
・ソロプレイ~4人対戦も可能!
■ここがポイント
・TCG(特にMTG)に馴染みがある人ならそれほど難しいルールはなく、サクッと遊べる。
・TCGプレイヤー、元TCGプレイヤーの人におすすめ。
カード資産に左右されることなく遊べる。
「デッキを構築して遊びたい!」と思い立ったとしても、1人分が200円で済む。
もちろんカードはエンボス加工。
TCGになれていると「え?」と思うルールが一部あるため、若干ひっかかるものは感じる。
テキスト盛り盛り(…とはいっても少ない方だが)のため、TCGに馴染みがない人には大変。
また、TCG系にありがちな専門用語もふんだんに使われているため、解読および慣れが必要。
TCG…と言いたくなりますが、これは分類的にはLCGになりますね。
『ジェネリック版』ということで、一部カードしか収録されていないようです。
ジェネリックって廉価版って意味じゃないんすけどね。
萌え絵と呼ばれる可愛らしい女の子のイラストが苦手な人にはおすすめできません。
一押しはノロウイルスちゃんです。
ちょっと専門用語が多いので最初は「ファルシのルシがコクーンでパージ」状態ですが、解読すればすぐに馴染みのTCG用語に変換できます。
TCGに馴染みがない人にはちょっと大変かもしれませんが、触りとして全部購入しても200円という価格は破格なので良いかもしれません。
このゲームの専門用語をMTG変換してみましょう。
セル=クリーチャー
テクノロジー=エンチャント(場)
オルガネラ=エンチャント(クリーチャー)/オーラ
アーティクル=ソーサリー
サブユニット=プレインズウォーカーもどき
あと、すべてのクリーチャーに常時「速攻・トランプル・警戒」がついてます。
よくわかんないです?
ええ、そう思った皆さんは別のゲーム買いましょ。
マジで。
生物学カードゲームCELL 公式サイト:https://www.thecellbiology.jp/
ぜっくん的おすすめ度(2人プレイ):★
4.ヒリつくような駆け引きのアブストラクト 『セカンドベスト!』
プレイ人数:2人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:5分~15分
難易度:★★★
■どんなゲーム?
・自分のコマを上から見えるように4つ並べるか、1か所に3つ集めたら勝利するアブスト
ラクト。
・相手の手に対して、毎ターン1回だけ「セカンドベスト!」宣言(いわゆる「待った」)
ができる。
■ここがポイント
・自分の手番でコマが動かせなくなると負けてしまうので、勝利条件だけでなく敗北条件
にも注意する。
・常に最善手を打ち続ければよい普通のアブストラクトとは異なり、セカンドベスト宣言
を誘う「良さそうな手」を打つことが大事。
ただの変則四目並べになっていないところがすごい。
ダイソーボードゲームの中で(記事執筆現在)唯一しっかりした、しかも箔押しでいい感じのゲームボードが入っている。
コマはスポンジっぽい素材。
軽くてチープな印象を受けるが、滑りにくいため実はプレイアビリティが思っているよりも良い。
ゲームをしっかり楽しむには対象年齢+3~4くらい欲しいのでは?と思うくらい深く考えてしまうゲーム難易度。
ルール自体は簡単なので遊べなくはないですが…。
今回紹介するゲームの中で唯一の2人専用ゲーム。
前回の記事では「ボードが紙で云々~」ということを言っていたが、そんな声を聴き届けてくれたかのようないい感じのボードが付属。
すごく良い。
唯一のイマイチポイントであるスポンジコマがどうしても気に入らないなら、どこかで木コマ(ディスクコマ)を買うと幸せになれるでしょう。
「Qlios lnc.」よりゲームマーケット2019春初出の作品。
当時の販売価格は1000円でした。
また、2021年12月には製品版セカンドベストがなんと税込み4400円で発売されています。
ダイソーなら100円…。
これは驚きのコスパですね。
ぜっくん的おすすめ度:★★★
5.ワタシハクレーン… コインヲ、イレテネ☆ 『ようこそクレーンへ』
プレイ人数:3~4人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:15分
難易度:★
■どんなゲーム?
・自分の腕をクレーンに見立て、他のプレイヤーの指示で腕を動かし、景品をつかみ取る
アクションゲームです。
・ゲームセンターにあるUFOキャッチャーのアームになった気分が楽しめる唯一無二(?)
の珍しいゲーム。
■ここがポイント
・「景品」となるスポンジ素材のコマが入っていますが、本物のお菓子を使ってゲームを
遊ぶこともできます。
・クレーン役は目を閉じて腕を動かすのですが、想定外の動きをするので周りのプレイヤ
ーはそれを見て盛り上がれます。
・みんなでワイワイ楽しく遊ぶゲームです。
難しいルールはなく、遊びやすい。
目を閉じているせいで、自分では指示通りに動かしているはずなのになぜか大なり小なりおかしなことになってしまう絶妙に盛り上がるゲーム。
クレーン役・指示役以外のプレイヤーも見ているだけで面白いし、見ているプレイヤーは判定役にもなっているため、ダウンタイムで飽きにくい工夫がされている。
出オチゲー感は否定できない。
頻繁にプレイするゲームではないが、ちょっと軽いゲームがやりたいときには重宝しそう。
判定役が優しいか厳しいかでゲームの難易度がかなり変化する。
みんなで優しい世界になるようにすれば、もっと楽しめるとおもいます。
ハウスルールとして「3本爪クレーン」にすると景品のキャッチ確率が上がるのでおすすめ。
景品をキャッチしても獲得口まで運ばなければならないので、ヌルゲーというほどヌルゲーにはなりません。
通常ルールの2本爪クレーンだと「景品がなかなかキャッチできない」という場合に試してみてください。
「ひとりじゃ、生きられない。とSmart500」のコラボ作品。
ゲームマーケット2019秋初出の作品。
当時の販売価格は500円でした。
ぜっくん的おすすめ度:★★
■サンリオキャラクターズ
6.ハロー!キティ!!こんにちは!!! 『サンリオキャラクターズ スポーツフェスタ』
プレイ人数:3~5人(箱記載ママ)
対象年齢:6歳~
プレイ時間:10分
難易度:★★
■どんなゲーム?
・親が決めた競技のカードを出していき、一番数字の大きい人が勝利するトリックテイキングと呼ばれるゲーム。
・競技に負けてしまっても「特別賞カード」で逆転ができるかも?
■ここがポイント
・シンプルなトリテなので、トリテ入門のゲームとしておすすめ。
・負けても得点が入ることがあるため、手札が弱かったとしても良い勝負ができたりする。
・サンリオのキャラクターなので、可愛らしいシンプルなデザインで親しみやすい。
とてもシンプルなトリテ。
特別賞カードが入ることで絶妙なバランスを作り出し、ゲームを飽きさせない工夫が感じられる。
やっぱりカードはエンボス加工。
ばつ丸がいる。
ルール(または箱の表記)にエラッタがある。
※プレイ人数が箱には3~5人の表記だが、説明カードを見ると6人までプレイできるような表記がある。
マストフォロールールは少し難しい。
複雑な効果の特別賞カードはないが、毎回条件の確認をする必要があるのは少し煩わしい。
はな丸がいない。
ビットなし切り札なしボーナスありで3スートマストフォローのトリックテイキングゲーム(呪文)です。
人数が少ない方が特別賞カードの比重が大きく、人数が多い方が各トリックの比重がほんの少し大きくなります。
特別賞カードを1トリックで複数とれる場合、人数に関係なく特別賞狙いが強い。
思っていた以上にちゃんとトリテでしっかり遊べる。
5人以上だと想像している倍くらいの速度で終わるため、「複数ゲームの合計点で勝敗を決める」など事前に取り決めておくと良いかも。
FR@ gamesの尾根ギア氏デザイン。
ぜっくん的おすすめ度:★★★★
7.またまたサンリオ! 『サンリオキャラクターズ エカルタ』
プレイ人数:2~6人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:15分
難易度:★
■どんなゲーム?
・3×4計12枚の並べられたカードから、お題カードと同じ並びを素早く探し出すゲーム。
・お題カードの配置と同じなら複数のカードにまたがっていてもOK!
■ここがポイント
・早取り系アクションが好きな人におすすめ。
・怪我には十分注意して!
特殊効果や難しい処理はないので、小さな子と一緒に遊べるタイプのゲーム。
安定のサンリオキャラクターズ。
判定を人力で行う必要があるので「一致なし」の宣言があった場合、うっかり見逃してしまうことがあるかも。
早取り系アクションが苦手な人はカードを1枚も取れない可能性があります。
単調と言えば単調なので飽きが大敵。
残念ながらカードはエンボス加工されていません。
ダイソーボードゲームの中でもトップクラスにわかりやすいルール。
アクション+パズル要素なので好みや評価は大きく分かれると思います。
大人は1~2回遊んだら満足しちゃうかもしれません。
こちらはボードゲームデザイナー「木村陽介」氏のデザイン。
ぜっくん的おすすめ度:★★
8.もひとつサンリオ! 『サンリオキャラクターズ パタパタくるりん』
プレイ人数:2~4人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:15分
難易度:★★
■どんなゲーム?
・オセロのようでオセロではない新感覚の正体隠匿陣取りゲーム。
・裏向きになったキャラクターは誰だったか、しっかりと覚えておく記憶力は必須。
・最後は表向きになっている自分の担当キャラクター枚数が一番多い人の勝ち!
■ここがポイント
・自分の担当キャラクターは誰なのか、最後までうまくバレないように立ち回る事が重要。
・相手の担当キャラクターが誰なのか、的確に見極める観察眼が大事。
・表向きのカードを1枚取り除く事ができる「ハローキティ」カードのアクセントが良い。
相手の担当キャラクターが何なのかじわじわとわかってくる感じがとても良い。
…と思ったら全く見当違いだったなんていう事もあって、最後まで楽しく遊べる。
どのカードを使ってどのカードを手元に残すかという戦略性と、相手を惑わすための手を打つ心理戦のバランスが程よく、熱くなれる。
ゲームボードは紙製だけど、両面仕様。
ゲーム的な差はないが、好きな面でプレイできる。
紙製ゲームボードなのでしっかりと平らにしないとカードが軽いので動いてしまう。
そして、こちらもカードがエンボス加工されておらず、カードを重ねたりボードに置いたときに滑りやすい。
エカルタよりもカードのサイズが小さく、頻繁に裏返す必要があるので上述のイマイチが2つ合わさり、やや不便。
毎回異なるゲーム展開で繰り返しプレイできる良作。
担当を隠す必要があるので、あまり小さい子にはおすすめできません。
ゲームもルール自体は簡単ですが、ゲームとしての難易度は高いので対象年齢+2くらいは必要なイメージです。
ぜっくん的おすすめ度(2人プレイ):★★★
■コラボゲーム
9.地蔵化待ったなし! 『いちご王国カレンダー』
プレイ人数:1~4人
対象年齢:8歳~
プレイ時間:10分~15分
難易度:★(たぶん★★★★★くらいある)
※( )内は筆者の偏見に基づく数値です。
■どんなゲーム?
・場に並べられた数字が書いてある5枚のカードをつかって、答えが「15」になる式を
素早く見つけるゲーム。
・親以外のプレイヤーはカード5枚全てを使って「15」になる式を見つけ出します。
・親プレイヤーは場にあるカードを自由な枚数使って、合計を「15」にします。
■ここがポイント
・頭の回転と数学力、暗算力が試されます。
「+1ハンディキャップカード」という、計算結果に+1できるカードが用意されている。
早く回答するタイプのゲームなので、いわゆる「地蔵」状態にならないとも限らない。
僕はなりました。
超絶親プレイヤー有利な運ゲーという印象。
場札にかなり左右されるゲームで場札の数字次第では親プレイヤーがカード2枚使って「15」にして速攻で次のプレイヤーとかになってしまうので厳しい。
本来は暗算でプレイするものだと思いますが、全プレイヤー電卓持ちでプレイする方が良いのではないかまであります。
僕は途中でカーズ状態となり思考を放棄しました。
流石計算知育ゲーム。
正直、ダイソーボードゲームの中ではこれが過去一のNFMです。
ソロプレイなら焦ることなくゆっくり計算できるので、そちらの方が楽しめました。
「Dig A Doo」より、ダイソーオリジナル作品のようです。
ぜっくん的おすすめ度(2人プレイ):☆
■脳トレチャレンジパズル
ダイソーボードゲーム第3弾に合わせて…なのかどうかは不明ですが、同じくらいのタイミングで発売されたボードゲームライクなゲームを紹介します。
10.真打は遅れてやってくる!? 脳トレチャレンジパズルVol.1『カードキューブ』(3/22追加)
プレイ人数:1~2人(複数個用意でプレイ人数増加可能、ルール的に9人がMAX)
対象年齢:表記無し(6歳くらい~)
プレイ時間:表記無し(1問あたり1分くらい~5分くらい)
難易度:表記無し(★くらい)
※( )内は筆者の偏見に基づく数字です。
■どんなゲーム?
・4種類のブロックカード(FFシリーズのクリスタルみたいな形)を使い、お題カードで
指定された通りに図形を作るゲーム。
・キューブカードは縦にしたり横にしたり重ねたりして使うが、裏面はない。
・問題は全部で30問、はりきっていきましょう。
■ここがポイント
・パズルゲームやウボンゴ3Dが好きな人におすすめ。
・1つあれば2人まで遊べるが、複数個ゲームを用意すればプレイ人数の追加も可能。
お題カードはエンボス加工されていてGOOD。
ソロプレイで問題を解き終わっても、対戦ゲームとして遊べる。
解答が用意されていないので、クリアできないとモヤモヤする。
キューブカードの質が「薄い厚紙」なので(ただの紙よりは全然良いが)ちょっとしょぼい。
大体1~2ヶ月ほど遅れて販売が開始された『脳トレチャレンジパズルVol.1カードキューブ』。
理由は「大人の事情」とのこと。
一部の人はこれに気付かず「Vol.1どこ?」と探し回った人もいたことでしょう。
ぶっちゃけ僕は探し回りました。
つらみんご。
ツイッターの情報ってありがたいですね。
たすかるらすかる。
実は箱絵が発表された段階で一番楽しみにしていたやつでした。
遊んでみた感想はやはり自分の直感は自分に対して正確だなと感じました。
たのしかったです。
パズル制作は新澤大樹氏。
ぜっくん的おすすめ度(1人プレイ):★★★★
11.ソロプレイ専用! 脳トレチャレンジパズルVol.2『スリーブロックス』
プレイ人数:1人(複数個用意すれば~∞人)
対象年齢:表記無し(6歳くらい~)
プレイ時間:表記無し(簡単な問題なら1分くらい~難問は5分くらいかかる)
難易度:表記無し(★くらい)
※( )内は筆者の偏見に基づく数字です。
■どんなゲーム?
・3つのブロックを使い、お題カードに描かれている形を「空きマスで」作るゲーム。
・全部で40問ある問題をクリアしていこう。
■ここがポイント
・パズルゲームやウボンゴが好きな人におすすめ。
・複数個ゲームを用意すれば多人数プレイも可能。
問題が解けたときの爽快感がたまらない。
問題数が多いので比較的長く楽しめる。
お題カードはエンボス加工されていてGOOD。
全40問の問題が解き終わった後は(ソロプレイだと)タイムアタックくらいしかやることがなくなる。
それすらも突き詰めたら全クリとなってしまう。
複数個買わないと多人数プレイができない(1個100円だけど)。
解答がないので本当にこれで正解なのかわからず、思考の沼にハマったときにすっきりできない。
パズルが解けたときは元気よく「ウボンゴ!」と言いたくなってしまうゲーム。
ゲーム…?
一気に解かずに少しずつ楽しむのがおすすめ。
もしダイソーで見かけたときは1個だけでなく、誰かと競争して遊ぶ用に何個かまとめて購入しておくと良いと思います。
パズル制作は新澤大樹氏。
ぜっくん的おすすめ度(1人プレイ):★★
12.色付きマッチで形を作ろう! 脳トレチャレンジパズルVol.3『マッチングマッチ』
プレイ人数:1~4人
対象年齢:表記無し(6歳くらい~)
プレイ時間:表記無し(簡単な問題なら1分くらい~難問は5分くらいかかる)
難易度:表記無し(★くらい)
※( )内は筆者の偏見に基づく数字です。
■どんなゲーム?
・お題カードに合わせて色付きの棒をつなげてお題を完成させるパズルゲーム。
・それぞれの棒同士は同じ色でしかつなぐことができない。
・こちらも全部で40問あるので、解きごたえ抜群。
■ここがポイント
・ソロプレイモードと、これ1つで4人までの早解き対戦モードも遊べる。
・1人12本の棒があるが、すべての棒を使わない問題もある。
解きごたえがある問題がたくさん。
こちらもお題カードはエンボス加工されている。
一部のお題にエラッタがあります。
上記のお題はマッチが12本では足らないため、完成できません。
この件を問題制作者の方に問い合わせたら迅速丁寧に回答していただきました。
問題2
問題5
問題19
※黒塗の部分は黄色です。
上記の画像が正しいお題となります。
今回エラッタがあったお題にはたまたまタイトルがついていたようで、「互」、「馬」、「豆電球」とのことです。
お題カードにはタイトルが書かれていないので、タイトルを考えながら問題を見てみるのも楽しいかもしれません。
ちなみにタイトルのないお題もあるそうです。
エラッタの件、知らない人は問題を解けなくなってしまっています。
これを読んだ方で周りに困ってる人がいたら、ぜひ教えてあげてくださいね。
個人差があるとは思いますが、僕は『スリーブロックス』よりこちらの方が「パズルの難易度が高いかな?」と思いました。
『マッチングマッチ』は1セットで4人まで遊べるので、2セット用意すれば8人で、3セット用意すれば…と無限に増やすことも一応可能です。
パズル制作は、りかち氏。
ぜっくん的おすすめ度(2人プレイ):★★
13.山折り谷折り裏返し 脳トレチャレンジパズルVol.4『タタムグラム』
プレイ人数:1~4人
対象年齢:表記無し(6歳くらい~)
プレイ時間:表記無し(簡単な問題なら1分くらい~難問は5分くらいかかる)
難易度:表記無し(★くらい)
※( )内は筆者の偏見に基づく数字です。
■どんなゲーム?
・お題カードで指定された色のシートを折って、お題と同じ図形を作るパズルゲーム。
・指定されるシートの枚数は、Lv1は1枚・Lv2は2枚・Lv3は3枚のシートを使う。
・問題数は全部で30問。
■ここがポイント
・『マッチングマッチ』同様に、ソロプレイモードと4人まで遊べる早解き対戦モードも
遊べる。
・シートは「必ず2回」折る必要があるので、1回だけ折ったり3回以上折ってはいけない。
・複数枚のシートを使うときは離して置いたり重ねておくことはできない。
お目当ての形ができたとき、とても気持ちが良い。
シートを2回折るだけなので、頑張って折り折りしていればいつかはたどり着ける。
お題カードはやっぱりエンボス加工。
「お題の形を作るためのシート」が微妙に良い紙なので、何度も折り曲げているとちぎれそうになってくる。
シートがこなれてくる前はシートの折り癖で「折っていない位置と折り方」がわかってしまう。
これは、遊ぶ前に一度全方向に折っておくだけで解決できます。
お題ができたときの感動は、今回紹介した脳トレシリーズの中で一番。
「で…できた…!!(真顔)」って感じになります。
なかなかお題が出来なくてあっちこっち折り曲げているとシートがすごい勢いでダメになっていく感じが心理的負担になります。
いまのところ僕の『タタムグラム』のシートはまだちぎれたりしていませんが、時間の問題かもしれません。
そうなったらもう一つ買います。
紹介したゲームすべてに言えることですが、100円ショップで買える利点ですね。
パズル制作は、ましうgamesの「ましう」氏。
ぜっくん的おすすめ度:★★★
■おまけ枠
14.俺はこの青い方を選ぶぜ!! 『ピコピコバトル』
プレイ人数:2人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:表記無し(5分くらい)
難易度:表記無し(★くらい)
※( )内は筆者の偏見に基づく数字です。
■どんなゲーム?
・ルール説明不要レベルの直感的に理解できるお手軽アクションゲーム。
■ここがポイント
・相手のハンマーを盾でブロック!
・防御をかいくぐってピコハンアタックを相手にぶち込め!
・超!エキサイティン!!
ポカポンゲームの小さい版がダイソーで手に入る!
意外としっかりした作り。
小さい。
ポカポンゲームとドンケツゲームのどちらかを持っていたという人は結構いるのではないでしょうか?
とある動画配信者の動画で大活躍のポカポンゲームのミニ版とあって購入。
出オチ枠として、ちょっと遊ぶのに持っていても良いんじゃないかな。
割と熱くなれます。
ぜっくん的おすすめ度:★★★
15.無限に拡張したくなる! 『D-TRAX』
プレイ人数:1~2人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:表記無し(5分くらい~∞)
難易度:表記無し(★くらい)
※( )内は筆者の偏見に基づく数字です。
■どんなゲーム?
・コースを作ってビー玉を転がすゲーム
・追加のコースを購入すると無限に拡張できるぞ!
・2人プレイはダイスゲー!?申し訳程度のゲームだ!
■ここがポイント
・ピタゴラスイッチのようなギミックや、プラレールとかスペースワープみたいなコース
を作って遊ぶのが好きな人におすすめ。
・どこかで同じようなものを見たことがあるような??
「ストレート」や「カーブ」などのコースパーツをたくさん購入すれば無限に拡張ができる。
基本セットにも問題が10問ついていて、試しに遊んでみて面白かったら追加購入できるという仕様は良い感じ。
申し訳程度の対戦ゲームが付いている。
1個100円とはいえ、積み重ねると結構な金額になってくる。
基本セットについている問題カードで最低限遊ぶためには700円。
追加の問題カードで遊ぼうとすると2100円かかる(税別)。
対戦ゲームは本当にショボい。
おもちゃ枠ですかね。
一応ダイスゲームのルールが付いているので、ギリギリボードゲームと言って良い…んじゃないかな?
申し訳程度のルール
完全に敗北した図
2100円(税込み2310円)って高いような気がしますが、ちょっと高めの小箱って考えると不思議なことに「そんな高くないな」と思えてしまう。
不思議。
でもお会計のときに「ダイソーで2000円超え…?」って冷静になっちゃう。
不思議。
基本セットに付属している問題カードの難易度自体は低め。
追加の問題カードは、そこそこ考える問題もちらほら。
手持ちのコース(追加で買った数)が多ければ多いほどゴリ押しできる問題が多いので、いかに少ないパーツ数で完成できるかチャレンジしてみて欲しい。
ぜっくん的おすすめ度:★★★★
あとがき
はぁい!
今回はボードゲーマーならみんな大好きな『ダイソー』の2022年新作ボードゲームを紹介させていただきました。
ついにダイソーボードゲームも第3弾。
カードはほとんどエンボス加工されていたり、トークン類がただの無地厚紙じゃなくなっていたりと、全体的にクオリティが上がっていたように思います。
実際にプレイした僕個人の意見として、それぞれに(あまりあてにならないかもしれない)おすすめ度も併記してあるので是非とも購入の際の参考にしてください。
ゲームマーケットにもダイソーの担当者さんが来ていたので今後も力を入れていってくれるのでしょうか?
このクオリティを維持向上して作ってくれると嬉しいですね。
今後も楽しみです。
今回はここまでッスー。
次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆
ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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