ZXION ボードゲームディープ

【ボードゲームディープ】潜入! ヤバイゲーム会!

公開日:Zxion

…毎度!
Zxionことぜっくんです。
暑いしジメジメしてて最悪っスねー。

次の記事はボードゲームの紹介記事に戻ると言ったな。
アレは嘘だ。
(紹介しようとしていたゲームが発売延期ェ…。)

ということで急遽、先日半クローズで開催された「ヤバイゲーム会(略称:ヤバゲー会)」に潜入してまいりました!
こんなんネタの宝庫やろ。
まぁ、なんというかお友達が主催だったので、ただ遊びに行ってきただけとも言えますけどー。
ほら、言い方言い方。
潜入とかの方が記事っぽいじゃないですかぁ。

 

1.ヤバイゲーム会

通称ヤバゲー会。
「ヤバいゲーム」の定義はかなりゆるく、自分がこれはヤバいと思ったゲームならOK。
そういうのを持ち寄って遊ぼうよ、というゲーム会です。

皆さんもオープン会では出すのがはばかられるアレなゲームやコレなゲームの1つや2つあるんじゃないですか?
え?無いの?
え??あ、そうなんですか。(困惑)

ヤバイゲームたち
ヤバイゲームたち、こんなにあるのか…

で、そういうのを積んでるなら崩そうよ、という趣旨で開催されています。
もちろん、真の意味でのクソゲーもヤバイに該当するので、そういうのもあり。
主催の人がクソゲーハンターなので、さもありなん。

 

当日のお品書き
当日のお品書き!さらっとVol.2とか書いてある。 まじかよ。

遊ばれたものは…

・なかま集め
・族王
・UNKO!
・3SECRETS
・THEやれたかも委員会ボードゲーム
・宇宙の瞬き
・REBEL NOX
・奇々方ラルラのキラキラカルタ
・BRAIN STORM
・煩悩じろう

僕はここで引き上げましたが、その後も

・ViruS MoneY
・パンティ泥棒
・FLUXX
・どうぶつの里
・Putzroboter
・KANBAN Menu

合計で16タイトルプレイされました。

ガチのクソゲーをレビューしちゃうとアレなので、それは別のところでやるとします。
今回はヤバゲーとして持ち寄られたにしては面白かったものをピックアップ。
書いてないから面白くない、というわけではないです、一応。
クソでもヤバくもないただの積みゲーでは?みたいな普通のもあったので…。
ああ…、普通ってなんだろう…。

悪口は書かないけど、1つだけとめどなく溢れる想いを皆様にお伝えしたい。
この中の1つはゲームですらなかったよ!!
クソゲーじゃなくて、ただのクソでした。(暴言)

 

2.とりあえずヤバイ!『なかま集め』

なかま集め
「なかま集め」まさかのクニツィア作品。

対象年齢3~6歳。
対象年齢を×10したような面子で遊ぼうというのがもうヤバイ。
ルールは簡単。
袋の中から自分の色のコマが出てくるまで引き続けるというもの。
それだけ。

他の人の色を引いてしまった場合は、その人にプレゼント。
自分の色を引けたら自分のボードにおいて次の人の番。

今回は3人でプレイ。
緑色はNPCとしました。

なかま集めプレイ画像
僕の色は青、第1ターン。 嘘だろwwwww

なかま集めプレイ画像
その後、赤・赤・赤・青と引いて僕の手番は終わりました。
緑(NPC)リーチ!!!

なかま集めプレイ画像
そうして向かえたこの局面。
赤以外リーチ状態。
なんとゲーム開始2ターン目である。

そして…

なかま集めプレイ画像
ファーーーーーーーーーーーーーー!! 
緑(NPC)勝利の瞬間である。
そう、黄色のプレイヤー、何もしていない。

100%運のゲームでした。
ヤバゲ会主催のお気に入りゲームの1つだそうです。

なかま集め終了
終了した状態。
本来、3人プレイの時は3色でプレイします。NPCとかありません。

 

3.大きさがヤバイ!『族王』

族王
持ち運び難!棚収納難!ヤバイ! ※サイズ比較のフリ○クは大粒のやつです。

最大6人プレイが可能という事ですが、4人くらいまでの方がいいかもしれない。
今回は3人でプレイ。
事前に2~3時間くらいかかるかもしれないといわれていたので覚悟していたが、1時間ちょいくらいで収束。
人数が増えれば増えるほど時間も増えてダウンタイム(待ち時間)も増える。
一応ゲームのシステムとして「抗争」という他プレイヤーとの対戦がある。
しかし、これは基本タイマンなので、抗争の対象にならないプレイヤーはダウンタイムがより増える。
3~4人がマストかな。

ゲームシステムとしては、ほぼ人生ゲーム。
所謂すごろく系のゲームです。
一応、ほぼ運ゲーだけど抗争で対人要素あり。
それからセットコレクションとそのための極薄な交渉?があります。
今回遊んだ時は交渉をする意味が一切無かったのであれですが、まぁ全体的に運99%他1%みたいな感じだと思います。

 

族王セットアップ
族王をセットアップした状態。 無駄に(失礼)豪華!

族王では、移動や強弱決定の為のダイスがデジタルダイスになっています。
(上の画像でカノジョカードと抗争と書かれたカードの上部にある球体2個がそれです)
衝撃を与えると『ピロピロピロピロー』といった感じの小気味良い音を出しながら出目が変化し、一定時間で止まります。
時短したい場合は、普通のサイコロを準備するといいでしょう。

最終目的は「卍」を最も多く集めること…なんすけど、まぁ、お金みたいなもんですよ。
序盤は環状を回りながら仲間となるZOKUカードや車、彼女なんかを回収。
ZOKUカードが枯れたら、環状から出て富士山を目指します。

 

族王色々集めたところ
幸先は良かったんすよ。ええ。

車や彼女は、ゲーム終了直前の「精算」まで持ち続けていることができれば、卍に変換できる。
単体所持でOK。
ZOKUカードはセットコレクション。
「精算」まで持っていられると、卍が手に入ります。
特定の条件に対応したZOKUカードの組み合わせを所有していれば、卍が多めに手に入ります。

族王中盤
序盤のZOKUカード集めが終わって、これから富士山を目指す。
日の出暴走じゃぁ!

 

道中の「運命」マスはイベントマスみたいなもので、良いことも悪いことも発生。
大抵はロクな事が起こらない。(※個人の感想です)

運命カード
クソがぁ!!

 

「抗争」は対人イベントマス。
右隣、左隣、同じルートにいる人、全員、といった感じで対戦相手はカードにより選択される。
内容はZOKUカードを使ったじゃんけんか、ダイスをつかって出目勝負をするかの二択。
もちろん、カードに書かれているので、選択権は無い。

後は、お給料マスとか車や改造カードが買えるマスがあったりします。
改造カードも車・彼女カードと同じ扱いです。
悪く言えば水増し、良く言えばフレーバーですね。

ちなみに、車カードの車名はヤンキー語で書かれています。

ヤンキー語

Q1「狼烈流」
Q2「裟晩奈」

皆さんは読めますか?
答えは最後に書いておきまぁす☆

 

そんなこんなでゲームを進行させていき、最後の「精算」も終わったら人生博打!族王人生博打

「最後の問題は100億点です!」に通じるものがある。

「今までのゲームはなんだったのか」とかになりそうではあるが、逆転できるかもしれないのはいいですね。
真面目にやるならトップ目はローベット、以下は所持卍に応じて2倍になればまくれる額をベットするべき。
しくじった時でも勝ちの目が残るだけの額を残すのも戦略か。
ただし、借金はできないので、ここまでの運が相当に悪かったら何もできない可能性もワンチャンネコチャン。

…と、色々書いたけど、そういうゲームじゃないので男らしく全額ベットでFA。
オラァ!!!!

あ、どーもミジンコです。

 

4.(親の)発想がヤバイ!『奇々方ラルラのキラキラカルタ』

奇々方~
読めそうで読めなぁい!

カルタです。
カルタなんですけど、取り札はほぼすべて漢字。
しかし、普通には読まない。
そう、これらは全て「キラキラネーム」。
所持者曰く、「拡張が5個くらいでてる」と。
やべぇ。

ルールブックには「予算の都合上読み札はありません」の文字が。
わかりみ。
ルールブックに各カードの「読み」が書いてあるので、読み手はこれをランダムに読み上げていく。
一番多く取れた人の勝ち。

奇々方~
意外と札を獲得していくプレイヤー達。 思考のレベルを下げるんだ!!

別紙には各キラキラネームの解説も記載されているので2度楽しい。
納得できるものもあれば「・・・ 」(絶句)みたいなのもある。
これは読み手でも飽きずに楽しめる…かも。
僕は読み手、楽しかったです。

ある意味ではレガシー系ゲーム。
1回やったプレイヤーとそうではないプレイヤーとの差が顕著に出る。
逆に同じくらいやっているプレイヤー同士なら百人一首の様な形になってくるのかなと。

めるせですあーまーげーくんに幸あれ。

めるせです略
テストの問題を解く時間が大分減りそうだぜ。

 

5.ヤバさのド本命?『煩悩じろう』

煩悩じろう
すでに色々ヤバイ。

アレな漢字のダイスを使ってソレなワードを作る大喜利系パーティーゲーム。
こころが汚れていればいるほどナニな風に見えるし、楽しい。
これはヤバイwww

煩悩じろう
妻・乳・嬲
いや、3つの漢字が偶然こう並んだだけですよ?
決して僕にこういう趣味や興味があるわけではないですよ?
・のところに「が」と「を」なんて入ったりなんてしませんってば、ねぇ?

 

6.あとがき

とまぁ、こんな感じで僕は「10.煩悩じろう」が終わったところでおいとましたのですが、その後も6タイトルほど遊ばれていたようです。
ちなみに「12.パンティ泥棒」にてフリー素材と化した人[1]前回の「【ボードゲームディープ】ゲームマーケット2019春☆参加レポ2日目-総評 ~くじ引き大好き☆~」参照が本記事の最初の画像に使われております。
快諾、ありがとうございます。
なにこのヤバい人。(※普段は真面目な人です)

ヤバゲーといいつつもちゃんとゲームになっているもの、面白かったもの、微妙だったもの、ゲームですらないもの、色々ありました。
面子次第ではいろんな意味でヤベー事になるなというゲームもあり、大変楽しかったです。
箱絵とかで食わず嫌いせずにとりあえず遊んでみるべきですね。

レゲーなんかだと、例えばゴーストバスターズ的なクソゲーでも愛される傾向にあるような気がします。
そんな風に愛さえあれば、食わず嫌いしていたボドゲも意外と楽しめる…かも??

 

さて、それでは最後に、車・ヤンキー語に精通していない方の為に回答を。

A1「狼烈流」=ろう れ る=ローレル
A2「裟晩奈」=さ ばん な=サバンナ

でした。
「ヤン車 ローレル(orサバンナ)」で検索するとそれっぽいのがたくさん見つかるよ!!
試さなくていいよ!

今回はここまでッスー。
次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆

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