古いオーディオやジャズレコード大好きでやっています。
たいむましんでは、ヴィンテージオーディオを特に好んで買い取りしています。よく言う買取強化〜!ではなく「好んで」っていうところが味噌でして・・好きが高じて商売やらせていただいています。
こんにちわ!オーディオ担当です
オーディオ担当の私小林は、戦前から1990年くらいまでのオーディオや蓄音機が特に好き!そんなわけで第1回は簡単な自己紹介です。
私自身はアメリカンサウンドが基本でMcIntosh(マッキントッシュ)RCA、GE(🌾1)、Altec(アルテック)、JBLを中心に時にはTANNOYやノイマン、シーメンス、など節操ないですけど中心はあくまで「モノラル時代のジャズが気持ちよく聞けるのか?」というのがテーマです。
🌾1:RCAが一番好きで、Radio Corporation of Americaだよ。赤白黄色の映像ケーブルのRCA端子のRCAデスネ!。GEはGeneral Electricでエジソンの会社!
モノラルはなんて言うんですかね、自分にとっては帰る場所、ステレオはこの先進むところ。みたいな感じです。なのでステレオも大分買っては売ってを繰り返してきました。例えばタンノイのモニターゴールドでジャズも悪く無いよ?と仲間に囁かれれば導入し、
コーナーヨークは素晴らしいエンクロージャーである。部屋を綺麗にしたくなりますよね?いつかはオリジナルキャビを入手したい。
ラジオ局用16インチトランスクリプション・ターンテーブルを何台も買ったりしては聞くより直す時間のほうが長かったり、オーディオは聞くのもいじるのも、話すのも面白いわけですが、私の場合は高級機といわれるものはそんなに持っていません。強いて言うならJBLのHartsfield(ハーツフィールド)を置き場も考えずエイヤっと買っちゃったくらいですかね、あとは20万円以下のものをひたすらコツコツあーでもない、こーでもないと七顛八倒しています。
オーディオとは、苦労すること・・?
川崎市の引退された某ショップから受け継いだ。魂の1セット。
これは、Altec288Cダブルホーンに1505最初期型の初期型ホーン、ハンドメイドのエンクロージャーはHazama PL-3000 76cm!!!無論ネットワークは Altec N-500。もうサックスや歌声が飛び出してきそうでしょ・・?だいぶ引きで撮影していますがずんぐりむっくりと大きいです。これはモノラルで何かいいの無いですかと普段相談していたビリー・ホリデイ研究家の師匠筋にあたる方からの紹介で入手する事ができました。これが現在のモノラルシステムのメイン・リスニング用で、完成度の高さからユニット変更などは基本しないつもりです。
何かを好きになるというのは、文化を知る事だ!
音楽やオーディオのような趣味を楽しんでいると、段々専門誌のバックナンバーを読み出したり好きなアーティストにちなんだ文学書から歴史、地理、目録、デザインと際限なく広がっていっちゃいますいよね?。
写真は私の本棚ですが、床から天井までの書棚の8棚程がジャズとオーディオ関係の本だけで埋まっています。どういったものが多いのかといえば、もともとこの世界にハマった音楽はBessie Smitsh / ベッシー・スミス(🌾2)なんですね。
🌾2:ベッシー・スミスの日本で読める本で入手が何とかできる本は多分2冊しか無いんですが、アメリカはブルースの皇后といわれて人気だっただけに沢山あります。まだマイクが無い時代の歌手で黒人女性が歌手を生業にするという事自体がセンセーショナルだった時代。ビリー・ホリデイが子供時代に聞いていた好きな歌手でもある。ベッシーの78回転SP盤レコードを電気を全く使わない蓄音機で聞いた事が今の趣味の原点になっています。本当に良い音とはなにか、と震えました。
そこから入ってそのまま時代順に、ジェリーロール・モートン、スタン・ケントンなど黎明期のFOXTROT的なスウィング、中間派であるレスターヤングを大きな土台としつつ、チャーリー・パーカー、セロニアス・モンクくらいのビバップと進み、そうするとパーカーやモンクは良くともベッシー・スミスやシドニー・ベシェなどはネット言えど情報が少なく、雑誌や本のほうが情報豊かで数珠つながりに面白い音楽に出会えると痛感し楽しんでいるうちに、彼らの音を理解するにはアメリカ史や当時の生活様式、ニューオーリンズからカンザスシティや禁酒法、さまざまな差別や戦争との関係、その頃生まれた電気を使った再生技術やレコードの誕生など興味は広がっていった・・というわけで、今では寝ても覚めても(🌾3)レコードとオーディオのことばかり考えてしまうようになってしまいました。
🌾3:寝ても覚めてもとはいいますが、古い機械ばかり使っているので故障は日常茶飯事!セッティング変えれば音は良くなる?悪くなる!の連続!。冬でも暖房不要な熱をもうもうと放出し、この夏私の狭い部屋はなにかの我慢比べ罰ゲームのような暑さに。レコード保管や目録作りをしながら、修理したり新しいケーブルを試したりと「コーヒー片手にレコードききながら、優雅な夕べ。」みたいなことは一切なく、腰は痛いし、常に汗だく。部屋は常に散らかりっぱなしで、やっと旧西ドイツからやっと届いたスピーカーは50年分の埃を部屋に撒き散らし通電したら音はガビガビ・・。とげんなり疲れて寝ると・・夢の中でも「あー!なんか新しいカートリッジのトラッキング変では?!」と常に地獄で忙しい!ただレコード聞きたいだけなのに!(錯乱)
と、そんな感じでたいむましんオーディオ&レコード担当である私のルーツを少し書いてみました。次回は何でオリジナルレコード盤は高いのか?何が良いのか?日本盤が1000円でもオリジナル盤は10万円?!その差を考えてみたいと思います。ではではオーディオやレコードの買い取どしどし待ってます!相談・見積もりは無料ですよ〜!