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読むだけでレガシーの”いま”がわかる!カルロフ邸殺人事件編

公開日:MOパンダ

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こんにちはー。MOパンダです。

カルロフ邸殺人事件のリリースから1ヶ月が経過し、レガシーも前回のメタゲームより大きく変化してきました。

前回の記事

3月11日の禁止制限告知はモダンとヴィンテージのみでレガシーはなにも起きず。
《大地の知識》の解禁を待っていましたが、またお預けとなりました。

今回は流行りのデッキを解説しながら紹介していきます。
よろしくお願いします。

青黒スキャムリアニメイト

オンラインでもオフラインでもこの1ヶ月でトップメタとなった青黒スキャムリアニメイトです。
元々あった青黒スキャムデッキに《納墓》《偉大なる統一者、アトラクサ》《残虐の執政官》《動く死体》を追加しているデッキです。

納墓
偉大なる統一者、アトラクサ
残虐の執政官
動く死体

青黒スキャムリアニメイト
プレイヤー:Ark4n
土地(16枚)

1《
1《霧深い雨林
4《汚染された三角州
1《沸騰する小湖
1《
2《地底街の下水道
4《地底海
2《不毛の大地

呪文(28枚)

4《渦まく知識
4《納墓
4《目くらまし
4《意志の力
4《思案
4《再活性
4《動く死体

カルロフ邸殺人事件に収録された諜報土地がデッキの動きを異次元にしました。

地底街の下水道

《地底街の下水道》によって《渦まく知識》と組み合わせて実質《納墓》をすることや、《悲嘆》でハンデス後にトップ勝負で強くなるといったことができるようになりました。
土地タイプを持っているので各フェッチランドでサーチすることができます。
プレビューで全く触れてなかった獣がいるなんて信じられません()

悲嘆》でハンデスし《納墓》《再活性》でゲームを決めるリアニメイト戦略は非常に強力で少ないマナでゲームに勝利することができます。
サイドボード後に墓地対策されて負けることの多いリアニメイトデッキでしたが、このスキャムリアニメイトはサイド後に大きくデッキを変えることができます。
納墓》《偉大なる統一者、アトラクサ》《残虐の執政官》をアウトし《ダウスィーの虚空歩き》《濁浪の執政》《厚かましい借り手》と入れ替えることで青黒ミッドレンジとして立ち振る舞うことができます。

ダウスィーの虚空歩き
濁浪の執政
厚かましい借り手

サイドボードにはいま話題の《サーボの網》が採用されています。

青黒スキャムのサイドボードに稀に採用されていたカードです。
悲嘆》デッキが苦手とする土地系デッキに対して強く《イス卿の迷路》や《演劇の舞台》《ウルザの物語》を止められるため非常に強力です。青黒スキャムリアニメイトで採用したArk4nさんは本当にすごい。

サーボの網

赤単プリズン

ゴブリンにストンピィのポジションを奪われ下火だった赤単プリズンですが、《虚空の杯》が強くなってきたためメタ上に浮上してきました。

赤単プリズン
プレイヤー:xJCloud
クリーチャー(18枚)

4《舷側砲の砲撃手
4《ゴブリンの熟練扇動者
2《月の大魔術師
4《猿人の指導霊
4《激情

なんとメインボードに《未認可霊柩車》が4枚採用されています。

未認可霊柩車

元々苦手とするテンポ系、特に《濁浪の執政》をプレイさせないために採用することがあったカードですが、リアニメイトデッキの隆盛によりメインボードに4枚採用になっています。

血染めの月》が土地単や多色豆デッキ相手に強く、《未認可霊柩車》は青黒スキャムリアニメイトのリアニメイトプランとサイドプランである《濁浪の執政》に強いのでいま非常にポジションのいいデッキと言えるでしょう。

サイドには追加の墓地対策である手札で構える《フェアリーの忌み者》。

そしてウォーハンマー40000から《カノプテック・スカラベ・スウォーム》も採用されています。

カノプテック・スカラベ・スウォーム

墓地のカードを全て追放し、アーティファクトと土地の数だけトークンを出します。
大量の飛行戦力を生み出し攻撃して勝利や、チャンプブロックでしのぐこともできます。
フェッチランドを多く使用するフォーマットなので非常にたくさんのクリーチャーを引き連れてきます。

土地単

お次は土地で構成された土地単デッキです。

直近のレガシーチャレンジで優勝しています。
土地で構成されているのでリアニメイトデッキの《悲嘆》に強く、《輪作》や《エルフの開墾者》によって《ボジューカの沼》を構えられリアニメイト戦略をメインから対策することが可能になっています。

リアニメイトデッキでは対処の難しい《暗黒の深部》と《ウルザの物語》による攻め。
《イス卿の迷路》による守り。

暗黒の深部
ウルザの物語
イス卿の迷路

どちらも合わさってリアニメイトが流行れば流行るほどポジションのいいデッキと言えるでしょう。

最近はサイドに《剣を鍬に》を取る都合緑白で構成されることが多く赤緑型は減っています。ケアするカードを覚えておきましょう。

BGデプス

既存のデプスにスキャム要素を追加したデッキです。

土地単同様《エルフの開墾者》と《輪作》によってメインから墓地対策で《ボジューカの沼》を構えられリアニメイト戦略をメインから対策することが可能になっています。

そして《悲嘆》デッキに強い《暗黒の深部》パッケージで戦えるのでポジションのいいデッキと言えるでしょう。
2ターン目に20/20を場にだし3ターン目に勝つことも可能です。

暗黒の深部
吸血鬼の呪詛術士

メインに指輪物語の追加パックに収録された《Legolas’s Quick Reflexes》が採用されています。

Legolas's Quick Reflexes

刹那持ちの呪禁付与で、タップしたときクリーチャーを除去することが可能です。
青黒リアニメイトの《厚かましい借り手》でバウンスするときは注意しましょう。
構えてそうなら《悲嘆》で落としてからバウンスしたいですね。

ペインター

絵描きの召使い》と《丸砥石》を使ったコンボデッキです。

このデッキには元々《アガサの魂の大釜》が4枚採用されていましたが、リアニメイトが隆盛した結果メインから墓地対策を採用しているデッキになりました。

アガサ魂の大釜

《アガサの魂の大釜》は除去されやすい《ゴブリンの技師》《ゴブリンの溶接工》を使い回せ《絵描きの召使い》を場に戻しペインターコンボの補助を行えます。
《ゴブリンの技師》は《Phyrexian Devourer》を墓地に落とす手段にも使え《アガサの魂の大釜》と組み合わせることで大量に+1カウンターを置くことが可能になります。

Phyrexian Devourer

墓地対策兼コンボパーツになる《アガサの魂の大釜》。
そして《アガサの魂の大釜》を4枚採用できるペインターデッキ。
勝っているのも納得です。

まとめ

メタゲームの中心は間違いなく青黒スキャムリアニメイトです。
そしてメインボードから墓地を対策できるデッキのポジションが良くなってきています。

青黒スキャムリアニメイトのサイドボードの変幻自在な戦略が知れ渡り、サイドボード後が安定しないのでメインの勝率を上げることが重要になります。
メインに墓地対策があるデッキが上がってきているのも納得ですね。

4月には「サンダー・ジャンクションの無法者」6月は「モダンホライゾン3」があり、また大きく変化すると思うのでいまの大青黒リアニメイト環境を楽しみましょう!

読んでいただきありがとうございました。

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