タイル配置の箱庭系 立体木駒で映え最高☆ 『ワールド・ワンダーズ』
毎度! Zxionです。
「ぜっくん」って呼んでね☆
いやぁ、急に寒くなってきましたね。
昼間はまだ日向にいれば温かみを感じますが、日が陰ってからはあっという間にクソ寒タイム。
…秋ですねぇ。
今回ご紹介するのは東武ワールドスクエアも真っ青、世界中のモニュメントをこしらえて遊ぼうというボードゲーム『ワールド・ワンダーズ』をご紹介。
久しぶりのボドゲ紹介記事だなぁ。
日本国内ではホビージャパンより、2023年8月末に発売。
…だったのですが、ボードゲーマーならだれもが知ってる青い店で予約注文しておいたところ到着したのが実に9月中旬。
勘弁してよ。
もう少し早く書きあげる予定だったんですけどねぇ…。
という僕の愚痴も程々に。
早速『ワールド・ワンダーズ』紹介していきまっしょい!
そうそう、これ以降の本文中では「なかぐろ」はめんどいので抜いていきます。
目次
1.ワールド・ワンダーズ
プレイ人数:1~5人
プレイ時間:70分~
対象年齢 :14歳~
◇内容物
木製コンポーネント
木製モニュメント:21種(実質個数28個)
木製塔:10個
木製資源マーカー:25個(5種各5個)
木製プレイヤーマーカー:5個
ターン順台座:2種(大小各1個)
ボード・タイル・カード類
個人マップボード:5枚
個人資源ボード:5枚
メインボード:1枚
プレイヤー拡張ボード:2枚(4人用・5人用各1枚)
早見表:3枚
モニュメントカード:21枚
共通目的カード:15枚
1人用ゲームカード14枚
建物タイル:80枚
借入タイル:5枚
長い道路:35枚
短い道路セット:20セット(2マスタイル40枚・1マスタイル20枚)
2.ワールド・ワンダーズ 概要
古の世界の大いなる指導者たちは、誰も見た事が無いような壮大な都市を築くためなら、その財産のすべてを費やすことすら躊躇しません。
あなたの使命は、立派な建物や素晴らしきモニュメントのうちどれを建てるのが己の民にとって最善であるかを決めることです。
それは鍵となる資源の生産を増やし、より多くの住民を惹きつけ人口を増やすことに繋がります。
ただし、ライバルの計画にも目を光らせなければいけません。
むこうも同じ建物を狙っているのかもしれないのです。
ゲーム終了時に最も多くの勝利ポイントを獲得していたプレイヤーが、古の時代に最も偉大なる年を作ったものとして勝者になります。
(ルールブックより)
基本的なゲーム内容としては、個人ボード上に様々な形をしたタイルを配置していくゲーム。
建物タイルのめくりも、モニュメントカードのめくりも運だよ。
全てのものが手番順で早取りだよ。
次のラウンドは遅れてる(負けてる)人からだけど、誰かが先手番の権利を取ると遅れてても後ろにずれるよ。
このゲームにパスは存在しないので、いらないものでもお金があるなら買おうね。
上手にタイル配置して都市を作りつつ、ついでにモニュメントも建てられると良いね!
みたいなテイストとなっています。
3.ワールド・ワンダーズ セットアップ
3-1.メインボードと都市タイルの準備
メインボードをテーブル中央に置き、プレイ人数に応じたプレイヤー拡張ボードと建物タイルを用意します。
建物タイルを同じ形状ごとに分けてシャッフルし、メインボードの対応する場所に裏向きで重ねて置きます。
それぞれのタイルの山から1枚ずつ表向きにして、ボードのすぐ下に並べます。
対応する山の真下に置くとわかりやすいでしょう。
3-2.メインボード周りの準備
ターン順台座をメインボード左上の、対応する場所に置きます。
大きい方が左、小さい方が右側です。
長い道路タイルと短い道路タイルのセット※1を準備します。
※1:短い道路セットは《2マスタイル2枚+1マスタイル1枚》の、タイル3枚分が1セットです。
準備数はプレイ人数により異なります。
用意した道路タイルの横に1つ置きます。
残りの塔コマは以降のラウンドで使用するので、別の場所にまとめておきます。
借入タイルは表向きにして、メインボード付近にまとめておきます。
3-3.手番の決定
各プレイヤーは好きな色を1つ選びます。
何らかの方法で手番順を決定し、メインボード右上にあるターン順トラックに並べます。
ゲームに慣れていないプレイヤーがいる場合、そのプレイヤーは早い手番にすることが推奨されています。
3-4.モニュメントの準備
モニュメントカードを裏向きでシャッフルします。
3枚のカードを公開し、対応する木製モニュメントコマをカード付近に置きます。
残りは山札として置いておきます。
3-5.プレイヤーの準備
各プレイヤーは、個人マップボードを1枚と長い道路タイルを1枚受け取り、手元に置きます。
マップボードは両面仕様になっているので、全てのプレイヤーが同じ面を使用するようにします。
※マップボードの右上に「A」または「B」とアルファベットがうっすら書かれています。
受け取った道路タイルはゲーム開始後、最初に購入したタイルと同時に配置します。
購入したタイルのコストは支払う必要がありますが、ここで受け取った道路タイルのコストを支払う必要はありません。
また、最初の道路タイルは、マップボード下部の「舗道」に隣接している必要があります。
各プレイヤーは、「3.手番の決定」で選択した色と同じ色の資源ボードを受け取ります。
マップボードの上下どちらかに置くと、サイズ感がちょうど良いのでしっくりきます。
テーブル上に配置出来るスペースがなければ手元の適当なところに置きましょう。
資源ボードも両面仕様となっているので、全てのプレイヤーが同じ面を使用するようにします。
※資源ボードの右上に「A」または「B」とアルファベットが書かれています。
各プレイヤーは、5種類の資源マーカーを受け取り、それぞれ対応する資源ボードの「0」の位置に置きます。
3-6.セットアップ完了
これでセットアップは完了です。
◇セットアップで忘れやすいところ
《各プレイヤーに「長い道路タイル」を1枚配る》を、忘れやすいです。
配り忘れると「初手番道路購入確定」という事態に陥るので気にしておきましょう。
また、最初に受け取る道路タイル自体にコストは発生しませんが、ゲーム開始後に「長い道路タイル」を購入するときは通常通りコストがかかります。
初手で長い道路タイルを購入する場合、1金支払い、最初に受け取った長い道路タイルと購入した長い道路タイルの計2本をボードに配置します。
建物タイルを購入する場合も、もちろん建物タイルの分のコストが必要です。
購入したら即座に、最初に受け取った道路タイルと建物タイルをボード上にルールに従って配置することになります。
配置にコストがかかるのではなく、購入にコストがかかると考えておけばOKです。
最初に配置する道路タイルはボード下部の「舗道」に隣接しなければならないということも忘れないようにしましょう。
4.ワールド・ワンダーズ ゲームの流れ
各プレイヤーは、1ターン1アクションを繰り返し、タイルなどを購入・配置することで勝利点を集めていきます。
10ラウンド終了時(公開するべき建物タイルがなくなる)か、いずれかのプレイヤーの人口トラックが最後(紫色)のスペースに到達したラウンドの終了時にゲーム終了です。
勝利点の計算をして、最も多く勝利点を獲得していたプレイヤーがゲームに勝利します。
人口トラックを最後まで進めたとしても、そのプレイヤーが勝利できるとは限らないということに注意しましょう。
■ゲームの流れ
1.アクションフェイズ
-購入
-配置
-資源の管理
2.次ラウンドの準備
3.(ゲーム終了条件を満たした場合)得点計算・勝者の決定
ゲームの流れはたったこれだけ!
各プレイヤーは、1手番1アクションを実行し、全員が何もできなくなるまでこれを繰り返していきます。
全員何もできなくなったら次のラウンドの準備をして、次ラウンドのスタートプレイヤーからアクションを行う…という感じです。
簡単ですね!
4-1.アクション
◇購入
プレイヤーは、自分の手番で以下のいずれか1つを購入しなければなりません。
この購入が、《可能であれば必ず実行しなければならないアクション》となります。
・長い道路タイル1枚[1金]
・短い道路タイル1セット[1金]
・建物タイル1枚[2~5金]
・塔コマ1個[2金]
・ターン順台座1個[1金]
・モニュメント1つ[残金すべて]
※購入したものはモニュメントを除いて、そのラウンド中は補充されません。
ここで、何も購入することができない場合に限り、ラウンドから抜けることになります。
なにかを購入することができる場合、たとえそれが不要なものであったとしても購入しなければなりません。
自発的に「パス」をすることや、「ラウンドから抜ける」ことはできません。
・ターン順台座の購入
ターン順台座を購入したプレイヤーは、購入した台座を自分のプレイヤーマーカーの下に置き、誰が購入したかわかるようにしておきます。
・モニュメントの購入
モニュメントを購入する場合、そのプレイヤーは、モニュメントの配置条件をすべて満たし、持ち金を全て支払う必要があります。
対応するカードと木製モニュメントを受け取り、配置ルールに従ってボード上に配置します。
モニュメントが購入された後、即座に山札から新しいモニュメントカードが公開されます。
モニュメントカードの山札が残っている限り、モニュメントカードはラウンドの途中でも常に3枚公開されている状態にしておきます。
モニュメントを購入したプレイヤーは、残金(使用可能なお金)が0になります。
つまり、「モニュメントの購入=ラウンドから抜ける」ことになります。
◇配置
タイルなどを購入したら即座に、配置ルールに従って自分のマップボードに配置しなければなりません。
・道路タイル
「他の道路タイル」か、マップボード下部の「舗道」か、「塔コマ」のいずれかに隣接して配置する必要があります。
短い道路タイルは購入したターン中、配置ルールに従っていれば、別々の場所に置いても構いません。
また、長い道路タイルは、水スペースを越えることができます。
その場合、少なくともタイルの両端が陸スペースの上に置かれていなければなりません。
つまり、1~2マス分の水スペースを越えることはできますが、3マス分の水スペースを越えることはできないということです。
水スペースを越えるときは、タイルを裏返して橋の面にしておくと良いでしょう。
橋の面にしても、ルール上は道路と同じ扱いです。
つまりはフレーバーですね。
・塔コマ
「マップボード上に置いた何かと隣接」させて配置する必要があります。
また、陸スペースにしか配置できません。
何かの隣というのはかなりアバウトな表現ですが、以前に配置したタイルやモニュメントに隣接していればOKです。
道路とは異なり、「舗道のみ」に隣接して置くことはできません。
・建物タイル
「道路タイル」か、「同じ種類(色)の建物タイルの隣」に配置する必要があります。
回転は自由ですが、裏返すことはできず、陸スペースに配置する必要があります。
また、「道路タイル」か「同じ種類(色)の建物タイルの隣」にあれば、他の色に隣接しても構いません。
・モニュメント
各モニュメントにはそれぞれ異なる配置ルールがあります。
モニュメントカードに必要な情報が書かれているので、カードを見て配置可能かどうか判断しましょう。
カード上部:モニュメントを配置するときに使う木製モニュメントのイラストと、配置した時に獲得できる勝利点など
カード中央:モニュメントを配置するときに必要なスペースの数や地形の種類
カード下部:モニュメントをマップに配置する際に必要な隣接条件
表記された隣接条件がモニュメントのいずれかの辺に隣接していなければなりません。
勘違いしやすいのは、複数のパーツで構成されるモニュメントを配置する場合。
この場合、すべてのパーツが隣接条件を満たしている必要はありません。
例えば3パーツのモニュメントを配置するとき、1つのパーツで隣接条件を全て満たした場合、他の2パーツは隣接条件を気にせず配置できます。
実際には配置条件を無視しているわけではなくて、複数パーツをまとめて1つのモニュメントとして見るからです。
文字だと大変伝わりにくいので画像をご覧ください。
この場合、「ー」が3つのモニュメントではなく、「エ」型のモニュメントとして見ている…と、考えればわかりやすいかもしれません。
・自然資源
マップボード上に木と岩が書かれたマスがいくつか存在します。
このマスは陸スペースとして扱い、この上に都市タイルや道路タイルを置くことができます。
ただし、「マップボード上に置いた何かに隣接させた状態」で、ゲーム終了時に自然資源マスが見える状態なら、勝利点を得ることができます。
上記画像では自然資源マスから2勝利点獲得できています。
◇資源の管理
プレイヤーは、自分のお金や資源を手元の資源ボードに置かれたマーカーを使って管理します。
・お金
プレイヤーは手番でタイルなどを購入する際、お金を消費します。
お金マーカーは、ラウンド中に支払った金額を記録するのに使用し、お金マーカーが「7」(または「9」※後述の借入参照)になるまで進みます。
資源ボード上のお金トラックは初期位置が「0」ですが、この状態が7金所持している状態となります。
7の位置から《使ったら減らしていく》のではなく、《いくら使ったか記録している》というイメージですね。
《7金まで使える》とした方がわかりやすいでしょうか。
資金の管理方法が他のゲームと比べてちょっと珍しいタイプなので、慣れていないとややこしいかもしれません。
何にせよ、(借入していなければ)毎ラウンド7金使うことができると考えていればOKです。
お金マーカーが「7」または「9」まで進んだプレイヤーは、このラウンドから抜けます。
ラウンドから抜けたプレイヤーは、次のラウンドが始まるまでフリーアクションを含んだいずれのアクションも実行できません。
・資源
プレイヤーが建物タイルやモニュメントを購入し、配置した場合、ただちにそのタイルやカードに表示されている資源を獲得します。
資源は、食料・陶器・歯車の3種類があります。
シンボル1つにつき、対応する資源ボードのマーカーを1スペース右に進めます。
上記画像のタイルなら、食料1と歯車2が描かれているので、食料を1スペースと歯車を2スペース右に進めます。
・人口
資源を獲得して、マーカーのいずれかが資源ボードに描かれている人口シンボルに到達するか、通過した場合、人口マーカーを1スペース右に進めます。
上記のタイルから資源を獲得すると、歯車トラックにある人口シンボルを通過したので、人口マーカーが1スペース右に進みます。
人口トラックの最後のスペースは紫色になっており、いずれかのプレイヤーの人口マーカーがここまで到達した場合、ゲーム終了フラグです。
そのラウンドの終了後、10ラウンドプレイしていなくてもゲームが終了し、得点計算となります。
◇フリーアクション(借入・返済)
プレイヤーは自分の手番中、自分のお金を全て消費する前に、借入をすることができます。
通常は7金までしか使うことができませんが、借入をしたラウンドでは9金まで使うことができるようになります。
借入はフリーアクションとして扱われるので、借入をした後にタイルなどを購入することができます(購入しなければならない)。
借入をした場合、「借入タイル」を受け取り、そのラウンドの終了時に裏向きにします。
借入は、以降のラウンドで返済することができます。
返済をする場合は、3金支払い、手元にある借入タイルをメインボード付近の借入タイル置き場に戻します。
返済もフリーアクション扱いなので、返済後にまだ使用可能なお金がある場合、アクションの実行(購入)をしなければなりません。
借入タイルは1人1つしか受け取ることはできません。
追加の借り入れを行いたい場合、先に返済をする必要があります。
また、ゲーム終了時まで返済ができなかった場合、-2勝利点のペナルティを受けます。
ワールドワンダーズにおける唯一の減点ポイントです。
借入をする際は、ゲームの終了タイミングに注意しましょう。
4-2.次ラウンドの準備
全てのプレイヤーがラウンドから抜けた(お金トラックが「7」または「9」になった/購入できるものがない)場合、ラウンドが終了します。
ラウンドが終了したら、次ラウンドの準備を行います。
a)購入されなかった建物タイルを捨てる
b)建物タイルの山からそれぞれ1枚ずつ公開し、ボードの下に置く
c)購入された分の道路タイルを補充する
(セットアップの時と同じになるように)
d)塔が購入されていた場合、1つ補充する
e)手番順をルールに従い入れ替える
(手番順決定ルールは後述)
f)全てのプレイヤーのお金マーカーを「0」の位置に戻す
(人口マーカーや資源マーカーはそのまま)
◇手番順決定ルール
以下の順番で、手番順を決定します。
1)ターン順台座を購入したプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーをターン順トラックの1番目や2番目に移動させる
2)人口トラックが進んでいないプレイヤーの手番が先に来るように並べる
2a)人口数が同じ場合、モニュメントの少ないプレイヤーの手番が先に来るように並べる
2b)モニュメント数も同じ場合、順番を変えずに並べる
ラウンド終了時、以下のような状況だったとしましょう。
まずは、ターン順台座を購入したプレイヤーがいた場合、ターン順トラックの1番目/2番目の位置に移動させます。
人口トラックが進んでいないプレイヤーがターン順トラックの先に来るように移動させます。
人口が同数のプレイヤーがいた場合、モニュメントの数も比較し、それも同じなら並び順を変えずにターン順トラックに並べます。
これで、次ラウンドの手番順が決定されました。
次のラウンドは《緑→白→赤→青→黄》の順番で手番を行います。
4-3.終了フラグと得点計算
「4-2.次ラウンドの準備」で、建物タイルが補充できない場合(10ラウンド終了時)。
または、いずれかのプレイヤーの人口トラックが一番右にある最後(紫色)のスペースに到達したラウンドの終了時にゲームが終了します。
ゲームが終了したら、メインボードを裏返します。
メインボードの裏側には得点トラックがあるので、これを使って勝利点のカウントをしていきます。
資源ボード左側を確認すると、得点となる5項目が描かれています。
資源ボードには5項目しか描かれていませんが、勝利点は以下の6項目によって増減します。
1)人口トラック
人口トラック上で、到達したか、通過した指輪アイコン1つにつき1勝利点。
画像の例では、2勝利点獲得。
2)資源トラック
資源トラック上で、最も少ない資源と同数の勝利点を獲得。
画像の例では、食料5・陶器12・歯車7だったので、5勝利点獲得。
3)モニュメント
モニュメントカードに書かれている指輪アイコン1つにつき1勝利点。
画像の例では、5勝利点獲得。
4)自然資源マス
マップボードに置いた「何かに隣接」していて、このマスが隠されていない(何も置かれておらず見える状態)なら、1マスにつき1勝利点。
自然資源マスの4方向を囲んだ場合でも獲得できるのは1勝利点で、4勝利点にはなりません。
画像の例では5勝利点獲得。
5)都市区域
建物タイルのうち、その全ての辺が空きスペース以外に囲まれているもの1つにつき1勝利点。
タイルの辺が、建物タイル・道路タイル・モニュメント・塔・自然資源スペース・水スペース・舗道及びマップボード外周で囲まれている必要があります。
斜め方向は空きスペースでも構いません。
画像の例では3勝利点獲得。
6)借金
返済していない借入タイルを持っている場合、2勝利点を失う。
上記の各項目を計算して、最も多く勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。
同点だった場合、モニュメントの数が最も多いプレイヤーが勝者となります。
5.プレイした感想
とまあ、ワールドワンダーズのご紹介でした。
僕としては全体的に好きな感じのゲームです。
箱庭系だし、パズル要素あるし、いい感じ。
本文では紹介しませんでしたが、上級ルールとして目標カードを追加することで、一味違ったプレイ感になるのも良いですね。
木製モニュメントが目を引くので、ゲーム終了時の映えは完璧。
何回も遊びたくなっちゃうやーつ。
◇プレイ感
基本的なルールに、ややこしいところとか特別難しい部分は無いと思ってますが、こういうことを言い出したボードゲーマーの言葉を信用してはいけない。
しかしながらルールブックは6ページくらいしかないので多分きっとおそらくそれなりなんじゃないでしょうか。
とか言いつつ、結構考えるところが…というか終始考え続けることになるので、それなりに時間がかかる。
箱表記70分は伊達じゃない。
慣れてくればサクサク進むようになるのかもしれないしならないかもしれない。
他のゲームと比べて珍しいと感じたのは、お金の管理方法。
他にもこういう仕組みを利用したゲームはあるのかもしれないけど、あんまり見かけないかなぁと。
失点要素が借入の返済ができなかった(しなかった)場合だけというのも良き。
破壊や強奪に資源の消失などなどの直接邪魔されるストレスはない(効果には個人差があります)。
タイルやコマ、手番順の早取りをする必要があるため、適度にインタラクションを感じられる。
モニュメントを無理して取らなくてもゲームに勝てちゃうというのは、個人的にはあんまりいただけない。
強すぎるっていうのはもちろん問題だけど、もうほんの少しだけでいいので色付けてくれても良かったんじゃないですかね…。
◇おすすめするなら?
箱庭・パズル・ドラフト系が好きな人にはおすすめできそう。
僕みたいにコンポーネント至上主義的な人にもおすすめ。
◇ゼク的許せなポイント
1~5人プレイ表記だけど、4人以上でプレイした場合、十中八九途中でモニュメントが枯れる。
おそらく3人、ないしは4人でのプレイがベスト人数なのかもしれない。
「早見表」が3枚しか入っていないのはゼク的許せなポイント。
5人までプレイできるなら5枚入れてクレメンス。
暗に3人ベストを示唆しているとでもいうのか許せねぇ。
まかり間違って拡張が出て、モニュメントが増えたりするとまた色々と話が変わってくるのかもしれない。
あんまり高くなければ拡張欲しいなぁ。
モニュメントを無理して取らなくてもゲームに勝てちゃうというのは個人的にはあんまりいただけない。
強すぎるっていうのはもちろん問題だけど、もうほんの少しだけでいいので色付けてくれても良かったんじゃないですかね…。
6.あとがき
初プレイ時の終了盤面を置いて、今回のあとがきとさせていただきましょう。
敗因は盤面右上に無理やりピラミッド群を配置したことと都市タイルが少なかったことだと思っています。
A面B面とか、上級カード入れたりとかして無限に遊びたい。
最後に、ゲーム情報のおさらいと僕の評価を。
個人の感想だから今後★1とか普通に付くことがあるかもしれんが、燃えないと良いな!
【ゲーム情報】
種類 :タイル配置
人数 :1~5人
公称時間 :~70分
参考タイム:初見インスト込み3人…60~90分くらい
【ワールドワンダーズ ゼッくん総評】
コンポーネント:★★★★★
ゲーム性 :★★★★☆
独創性 :★★☆☆☆
おススメ度 :★★★★☆
僕個人の好み主観偏見全部入りでの総評です。
あしからず☆彡
はぁい!
今回はここまでっス!
次の記事も読んでね!
よろしくおねがいしまぁす☆
ゼクシオンと読みます。(@Boardgameguild)某ねずみの王様が登場するゲームのキャラクターからとりました。ぜっくんって呼んでね!
群馬県館林近辺で仲間とともに「館林たぬきゲーム会」というボドゲ会の主催しています。最近は「たぬきつね工務店」というサークル名でゲムマとかにも出展し始めました。どちらも良きライバルであり協力者である「みこめくん(@mi_comments)」、後方支援の「BEEさん(@MaskedriderBee)」。その他大勢の協力により成り立っています。
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