【買取実績】集英社「たのきんライブ81」田原俊彦 近藤真彦 野村義男

公開日: / 更新日:

80年初頭に人気を博した田原俊彦、近藤真彦、野村義男の「たのきんトリオ」。『3年B組金八先生』への出演をきっかけに結成されたジャニーズ事務所所属(当時)の3人組です。この当時は70年代の「新御三家」人気がひと段落し、時代はスーパースターからやや等身大の、身近なヒーローを求めつつあったように思います。男性3人組のユニットというのも当時は珍しく、「たのきんトリオ」自体も正式なユニットとして活動するのではなく、あくまでこの3人組をまとめて呼ぶ時の呼称以上の意味はありませんでした。ちょっと当時の事情を振り返ってみると、この呼称が定着するまでも結構紆余曲折があったようですね。

 


筆者自身はリアルタイムでは熱心に追いかけていたというわけではないので記憶がおぼろですが、「たのきん」という響きはちょっとカッコ悪いなあと感じたのは覚えています。調べるとジャニーさんじきじきだったようですね。ただ、あまりにも不評だったので、記者会見で「誰が名付けたんですか」と質問されて「さあ、だれでしょうね」ととぼけたという逸話があるそうです。ユニットでもないので3人をまとめて観る機会もそんな頻繁ではありませんでした。それでもライブだか会見だかの会場までの道がファンで埋まってしまい、催しが中止になるなどのニュースは見たような気がします。ファンの熱気そのものもすごいなと感心しますが、それ以上に部外者には計り知れないファンコミュニティ内の情報共有・拡散のノウハウが確立されてきた時期なのでしょうか。

さて例によって脱線しそうですのでアイテムの解説に戻ります。本アイテムは1981年7月発行。4月3日~4日にかけて行われたNHKホールの「スーパースリーコンサート」を、写真集とライブを収録したカセットで再現したものです。写真集を見るとステージ上をバイクで疾走するなど、かなり大がかりな仕掛けであったことがわかります。この様子は後にNHKでも1時間番組として放送されたそうです。


写真集にはそれぞれをクローズアップしたパートの頭に、各プロフィールやコメントが入った見開きが挿入されます。もちろん当人の言葉をイイ感じで書き起こしたものだとは思うのですが、ヨッちゃん(この頃はヨッチ?)がかなりギターに入れ込んでいるのがわかるので、かなり本音に近い言葉を引き出せていたのだと思います。このへんの気持ちに触れることができる点でもかなりいい資料かもしれません。しかしヨッちゃんは16歳時点ですでにギター20本に囲まれていたんですねえ。今は何本になっているのでしょうか……。

 


たいむましんでは昭和時代のアイドルほか歌謡グッズの買取をさせて頂いております。
詳しくは昭和歌謡グッズのコーナーを御覧ください。
フリーダイヤル:0120-776-700(10~20時/年中無休)でもお気軽にご相談下さい。
スマホで写真をお送り頂くだけのLINE査定もご利用いただけます。

 

 

 

商品カテゴリー アイドル昔のアイドルグッズ昭和歌謡グッズ
ご依頼地域 群馬県前橋市
買取方法 宅配買取

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます


よろしければシェアお願いします

2020年12月に投稿したたいむましんの記事一覧

この記事のトラックバックURL

PAGE TOP