ベイトリール 「シマノ 11 スコーピオンDC」をお譲り頂きました
2011年に登場したシマノのベイトリール「スコーピオンDC7」をお譲り頂きました。
「スコーピオンDC」はシマノ独自のブレーキシステムDC(デジタルコントロール)を搭載したモデルで、当時は高額な機種にしか搭載されていなかったDCシステムが手頃な価格帯のモデルに搭載された初のモデルになります。
そもそもDCシステムってなんぞやって感じの方もいるかも知れませんが
簡単に説明すると、ベイトリールの場合、キャスト(投げ)した際に勢いよくラインが出ていくのをそのまま放置しておくとラインの出ていく速度と、スプールの回転の差で後半になるとラインが出すぎて行ってしまって、結果的にラインが絡まるバックラッシュに繋がります。
これを防ぐのがブレーキシステムで、スプールの回転を抑えてあげてラインが出すぎないように制御しています。
シマノなら遠心力の力でスプールにブレーキをかける「遠心ブレーキ」。
ダイワなら磁石の磁力でブレーキをかける「マグネットブレーキ」が一般的なブレーキシステムですかね。
DCはこれをデジタル的に処理するブレーキシステムで、言葉の通りでデジタル的にスプールの回転を制御してラインの出過ぎのよるバックラッシュを防いでくれるのはもちろん、飛距離までアップしてくれると言う釣人には涙モノなシステムだったりします。
そんな釣人の憧れのような機能なわけですが、搭載されている機種は6~7万円台のハイエンドモデルのみで、初めて実勢価格3万円台のミドルレンジモデルに搭載されたのが今回お譲り頂いた「スコーピオンDC」になります。
ただDCと言っても搭載されている機種によって微妙に違いがあって、「スコーピオンDC」に搭載されているDCシステムはI-DC+(2017年に出たスコーピオンDCの後継モデルに搭載されているのはI-DC5)で、従来のI-DCシステムのように使う側で細かな設定は出来ず、単純に使用するラインの種類に応じて設定するだけの簡易的な物になってます。
良い言い方をすればラインを巻いた時に設定すればあとは細かな設定が無いから楽ちん!
悪言い方をすれば俺好みの設定ができないっっっ!!!!
って事ですが、この価格帯でDCの恩恵を受けられるって考えればノープロブレムな感じですかね。
ちなみにI-Nがナイロン、I-Fがフロロ、I-PがPEラインの設定になります。
最大の問題点としては、DC特有のチュィーンって音が無い事ですかね
当時、悲しんでた人が多かった記憶があります。
リールをお譲り頂く際にはラインが巻いてある状態のままでも大丈夫です!
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商品カテゴリー | SHIMANO |
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