懐かしのアニメ紹介 -北斗の拳-vol.2
北斗の拳に登場する北斗神拳。2000年前の中国で生み出されたその暗殺拳は非情であり、一子相伝で伝承されてきた。
世界が核の炎に包まれる世紀末の少し前、先代伝承者であるリュウケンよりケンシロウが新しい伝承者として認められ、後に世紀末救世主と呼ばれる歴代最強の伝承者へと成長していくことになる。
リュウケンには伝承者として育成するための4人の養子があり、ケンシロウはその末弟であった。長兄ラオウ、次兄トキ、そして三番目の兄がジャギである。
■ケンシロウの兄、ジャギ
ジャギは北斗神拳伝承者としてリュウケンが末弟であるケンシロウを選んだことに納得できず、ラオウやトキをけしかけるが袖にされ、自らケンシロウに伝承者を辞退するよう迫る。これまでジャギに従っていたケンシロウであったが、遂に怒りに任せてジャギに制裁を加えてしまう。
ジャギは死は免れたものの頭部と顔面に修復不能な大怪我をおい、それを隠すためにフルフェイスマスクを着用するようになった。
兄より優れた弟など存在しないという、強迫観念とも言える思い込みを決して曲げず、ケンシロウに対する怒りと憎しみをたぎらせたジャギは、世紀末救世主として成長していくケンシロウの名を貶めるため、自ら胸に7つの傷を刻み、「おれの名をいってみろ」とケンシロウの名を騙って悪逆の限りを尽くす。
南斗聖拳のシンにユリアへの想いを餌にケンシロウとの対決を挑ませ、更には南斗水鳥拳の伝承者、レイの妹であるアイリを誘拐、またケンシロウの名を騙り多くの無辜の民に非道な行いを繰り返した。
またこの行いの裏にはラオウが存在し、拳王軍がジャギを支援していたことも後に明らかとなる。
■ジャギの最期
多くの非道に怒りを燃やすケンシロウは、ジャギに挑む。ケンシロウの怒りは凄まじく、ジャギの北斗神拳はケンシロウに通じず、為す術もなく追い詰められる。だがそこにはジャギが用意したガソリンの罠が用意され、凄まじい豪炎がケンシロウを襲った。
自らの勝利を確信したジャギは、南斗聖拳のシンにユリアを奪わせたのは自分の讒言であったことを明かし、ケンシロウが死にゆく様を勝ち誇りながら嘲笑した。
しかし友人と恋人を奪ったジャギの告白に、ケンシロウは拳でコンクリートの床を砕き、火災から逃れた。
ジャギはシンから盗んだ南斗聖拳でケンシロウに挑むが看破され、シンやユリアなどジャギの非道によって命を落とした怒りを拳に込め、遂にジャギは倒される。
だがその死の間際、ケンシロウに北斗神拳伝承者候補であった長兄ラオウと次兄トキの生存を明かし、ケンシロウの歩む先にこれまで以上の地獄が待っていることを予言し爆散した。
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自らの名を騙ったジャギを倒したケンシロウであったが、北斗神拳伝承者候補の中でも最強とされた長兄ラオウ、次兄トキの生存を聞き、新たなる戦いを覚悟することになる。
■キャラクターアイテムとしてのジャギ
北斗の拳には数多くの悪役、敵役が登場するが、その中でもジャギは北斗神拳伝承者候補でありながらケンシロウに強敵(友)として認められることもなく、その悪っぷりは徹底している。また北斗の拳でケンシロウの声を長らく務めた神谷明も、北斗の拳で最も嫌いなキャラクターとしてジャギの名を挙げているなど、ファンや関係者を問わずに最も嫌われているキャラクターであると言える。
しかし原作者である武論尊はジャギを大変気に入っており、著書である人生指南本『下流の生きざま』の表紙イラストをジャギが務め、煽り文句は「ジャギのようにしぶとく生きろ!」とジャギを強く押している。
そしてジャギの特徴的なフルフェイスマスクはキャラクターアイテムとしても商品化されており、嫌われていながらもキャラクターとしてのインパクトはケンシロウに匹敵するものがあると言えるだろう。
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