昭和のアニメ紹介 -あしたのジョー-vol.2

昭和のアニメ紹介 -あしたのジョー-vol.1はこちら。

 

ウルフ金串に勝利した矢吹丈は、力石徹との再戦を熱望する。ただ力石徹は矢吹丈のバンタム級よりも二階級上のウェルター級であり、矢吹丈との再戦のためには二階級分の減量が必要であった。

 

■過酷な減量

 

矢吹丈と力石徹の二階級差ははじめから考えられたことではなく、特等少年院でのライバルとしての力石徹を矢吹丈よりも大柄に描いてしまった後に、少年院退院後に再びライバルとして登場させることになってしまったための設定ミスであった。

 

ただこの力石徹の過酷な減量シーンは、あしたのジョー作品の中でも屈指の名エピソードとなり、後に矢吹丈自身が成長期で身長が大幅に伸びたために、東洋バンタム級タイトルマッチ(東洋バンタム級チャンピオン金 竜飛戦)へと挑戦する過酷な減量を行うエピソードへと引き継がれる。

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セル画 あしたのジョー1期 カーロス・リベラ 白木葉子 丹下段平等 背景付き

 

■マンモス西

 

また力石徹の減量時にミドル級で活動していたマンモス西が減量に耐えかね、深夜に忍びだし屋台でうどんを食べているところを矢吹丈に見つかり、厳しい制裁を受けてしまう。

力石徹の減量苦に比べればマンモス西の減量はさほど苦ではなかったであろうが、それも極まって矢吹丈の怒りは収まらなかったのだ。

この後、マンモス西はボクシングに真摯に取り組むようになるが、拳の骨折により引退を余儀なくされてしまう。そして引退後の人生もボクシングと同じく真摯に取り組むようになり、丹下ジム(丹下拳闘クラブ)を支援してきた食料品店、林家の一人娘、紀子と結婚し、真面目な社会人として矢吹丈を陰ながら支えることになる。

 

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■力石徹VS矢吹丈

 

ウェルター級から13kg以上の過酷な減量で痩せ細った力石徹は、衰えた体力のためにバンタム級での戦いに苦戦するかに見えた。大振りのアッパーカットは空を切り、矢吹丈を失望させる。

ただその戦法は力石徹の考えだした誘いであり、クロスカウンターを重ねたトリプルクロスでアッパーカットを決め、矢吹丈はマットに沈んだ。

力石徹は矢吹丈に完勝し、矢吹丈は力石徹と全力で戦い、両者のわだかまりは解消され次の戦いに移ると思われていたが、力石徹は過酷な減量と試合中にテンプルに受けたパンチが原因となり試合直後に命を落とす。

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力石徹の死は矢吹丈に大きな衝撃を与えた。これまで追いかけてきた最大のライバルを失ったショックで、矢吹丈は無意識に試合中に相手のテンプルを撃てなくなるイップスという精神的症状に蝕まれる。

対戦相手のボディを執拗に攻めることで試合に勝利するが、その対策をされてからは試合中に嘔吐してしまい敗戦を重ね、矢吹丈は公式戦から遠ざかる。矢吹丈は丹下ジムを飛び出し、ドサ回りの草拳闘に身を落とした。

■カーロス・リベラとの出会い

草拳闘の中で無為な日をすごす矢吹丈は、ある日無冠の帝王と呼ばれるベネズエラ出身のプロボクサー、カーロス・リベラと遭遇。カーロス・リベラは驚異的な能力を持つ天才ボクサーであったが、その天才性故に上位ランカーとの対戦を避けられ、白木ジムの要請によりはるばる日本まで遠征にやってきたのであった。

 

カーロス・リベラとの遭遇は、生涯のライバルであった力石徹を失った矢吹丈の闘志に火をつける。それは相手のテンプルを本気で撃てないというイップスさえも克服させ、矢吹丈は再び公式戦のマットに返り咲いた。

矢吹丈はカーロス・リベラとエキシビジョンマッチで対戦、その天才性と、また反則もいとわないファイトスタイルに全力で応えた。試合は引き分けに終わるが、矢吹丈はカーロス・リベラと世界王者としての再戦を熱望した。

しかしその希望は、カーロス・リベラや矢吹丈を遥かに上回る天才ボクサー、バンタム級世界チャンピオンのホセ・メンドーサにより打ち砕かれてしまうのだった。

 

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