ロボットアニメ紹介 -ゲッターロボ-

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ロボットアニメ紹介 -マジンガーZ-

 

ゲッターロボはマジンガーZとともに、ダイナミックプロを代表するスーパーロボット作品である。原作は石川賢とダイナミックプロ。

 

複数の機体が変形合体し、複数のロボットに変形するという合体ロボットアニメの元祖と言える作品である。

アニメ作品のマジンガーZと、特撮作品の仮面ライダーという2大ヒット作品を抱えた東映が、ロボットと変身で新しい作品が作れないかと企画されたのが始まりとされ、マジンガーZの原作者である永井豪とダイナミックプロに持ち込まれた。

 

■石川賢

 

当時多忙であった永井豪と共作という形で、ダイナミックプロ専属漫画家の石川賢が原作を務めた。

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石川賢は飛行機(ゲットマシン)3機が合体変形し、人型ロボットになるという設定作りに大変苦慮したという。物理的に正しい変形合体に固執していた石川賢に、永井豪は子どもが喜ぶ大胆な変形合体を提案した。

これにより石川賢が創作したゲッターロボの変形は金属としての物理法則を全く無視した、極めて大胆で独創的な物となった。現在でもなおこの完全変形を立体物として再現することは極めて困難であるが、それゆえに他に代え難い魅力を放っている。

またそのデザインも独創的であり、ゲッター1の顔は亀甲模様となっているなど、ゲッター2、ゲッター3ともに人型ロボットの顔としては異彩を放っている。

 

■ゲッター1

 

ゲッターロボは3機のゲットマシン、イーグル号、ジャガー号、ベアー号が3パターンの組み合わせにより、3機のゲッター1、ゲッター2、ゲッター3へと変形合体する。

ゲッター1は赤を基調とした配色で、イーグル号が頭部と胸部に変形合体する。顔は亀甲柄、イーグル号では翼であった部分が頭部の左右に大きな角状の飾りとなる。

ゲッターウィングと呼ばれるマント状の翼を持ち、空中戦を得意とする。ゲッタートマホークを武器とし、トマホークブーメランは5km先の標的を攻撃可能。

またゲッターロボ最強の攻撃、ゲッター線を使用したゲッタービームを使用する事ができる。

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■ゲッター2

 

ゲッター2は白を基調とした配色で、ジャガー号が頭部と腕に変形合体する。右腕がゲッターアーム、左腕がドリルアームとなり、高い攻撃力を誇る。陸上戦を得意とし、ゲッターロボ最速の音速を超える移動力で敵を翻弄する。

ドリルアームはミサイルとして発射することも可能であり、さらに地中に潜ることも可能である。

ゲッターロボは元々宇宙開発用に製造された機体であるが、それが最も特徴となっているのがゲッター2と言えるだろう。

 

■ゲッター3

 

ゲッター3は黄色と赤を基調とした配色で、ベアー号が頭部と腕に変形合体する。ゲッターロボで唯一脚部がない状態で、その変わりにキャタピラーを装備。水中戦を得意とし、不安定な地表、海底なども移動可能である。

腕はジャバラ状になっており、伸縮自在。出力はゲッターロボの中で最大であり、これを活かした柔道技「大雪山おろし」を使用することが出来る。またゲッターミサイルを唯一使用できる形態である。

 

■恐竜帝国

 

ゲットマシンは早乙女ゲッター線研究所に配備されており、地上征服を目指す恐竜帝国との戦いの最前線となっている。

恐竜帝国は太古の地球を支配していた恐竜人の末裔であり、宇宙から降り注ぐゲッター線を避けるために地底へと拠点を移していた。帝王ゴールを頂点とし、再び地上の覇権を握ろうと侵略を開始する。

恐竜人の弱点であるゲッター線を操る早乙女研究所を執拗に狙い、ゲッターチームと度重なる死闘を演じた。

 

 

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