絶版マンガ・古書の目録コレクション
現在では、ヤフオクで貴重な作品が出てきたり、ネットで有志の情報が得られるなど、以前よりは情報収集がしやすくはなりました。 そんな時代の古本の目録を、少し集めてみました。 ■まんだらけマンガ目録・まんだらけZENBU 有料ですが、製本も、ちゃんとされていて毎回、ボリュームもあり、全国のコレクターが楽しみにしている目録ではないでしょうか。 そのまま、資料として保存したい完成度の高い目録です。 
■絶版マンガにプレミア価値をつけたことでも名高い古本屋「中野書店」の目録も忘れてはいけません。 残念ながら2015年で閉店とはなったものの、経営者が変わって名前は引き継がれる事になったようです。 絶版マンガのコレクターが毎回、楽しみにしていた目録でした。 
中野書店というと、このオレンジの封筒に入れられて送られてきたのも特徴的でした。 
■こちらも惜しまれつつ閉店してしまった「翠光堂書店」の目録です。 こちらも絶版マンガのコレクターがお世話になった目録で、貸本漫画の在庫もあり楽しませてくれた目録でした。 最後に引っ越した場所が分かりづらくお店に辿り着けなかった人もいたようです。 
■こちらも神田の絶版マンガ屋さんを回る人は寄ったのではないかと思われる「長島書店」の絶版漫画目録です。 神田に行くと「翠光堂書店」・「中野書店」・「長島書店」・「くだん書房」辺りを回るのがお決まりのコースだった人も多かったのではないでしょうか。 地下には新書以降の絶版漫画が多かった記憶がありますが、閉店していたので、もう1店舗あるお店の方に移動されたのでしょうか。 現在の「長島書店 漫画部」についての詳細は把握出来ていません。 
■貸本コレクターが頼りにする貸本マンガの載る目録といえば関西の「ＯＫブックス」の出す「漫録」も重要です。 巻末のマンガ記事を楽しみにしておられる人も多いのではないでしょうか。 目録の手書きの文字が味があると喜ぶ人もいれば、読みづらいという人もいて賛否両論ですが、独自の雰囲気のある良い目録です。 
■他にも、「3軒茶屋の2階のマンガ屋」「漫遊堂」などの絶版漫画屋さんの目録がありました。 
■絶版マンガの目録だけでなく、他にも色々な古書目録がありました。 絶版マンガ専門店の目録でなくても、少しは絶版漫画系が入っている事もあるので、色々な目録を取り寄せては目的の古本を探したものです。 
■番外編として、古書目録ではないですが、貸本時代の作品などを復刻してくれている「マンガショップ」のカタログです。 なかなか入手の難しい貸本時代などの作品の復刻に喜んでいるファンも多いのではないでしょうか。 
紙の目録は現在は、減ってしまったかもしれませんが、探せば現在もやっている所はあるようですので、見つけてみると古書探求ライフが、少し楽しくなるかもしれません。 （きむ）
【たいむましんスタッフ】
関係者による、ゆる～い？エッセイの数々。題して『たいむましんの日常』
