本格的に集め始めるとどんどん量が増えてしまい、うまく収納や整理ができないと頭を悩ませている方が多いのが、トレカの収納です。
「必要なカードがどこにあるのかわからない」「うまく整理できないうちに紛失してしまった」という方もいるのではないでしょうか。そこで、トレカをわかりやすく、使いやすく整理収納するためにはどのような方法があるのかについて解説します。枚数が増えてきた時こそ、収納ケースや便利アイテムを活用してみてはいかがでしょうか。また、それぞれの方法のメリットとデメリットについても解説するので、自分にとって最適な方法を探したいと考えている方も役立ててみてください。
目次
トレカを綺麗に整理したい!ベストな収納方法は?
トレカの収納方法はいろいろありますが、自分にとって最適な方法を選択するためには、以下のポイントにこだわりましょう。
・分類のしやすさ
・探しやすさ
・容量の多さ
・コンパクトさ
・持ち運びやすさ
・見た目のおしゃれさ
毎回すべてのカードを持ち歩く必要ないので、普段持ち歩く方法と、自宅で収納する方法は別で考えてみることをおすすめします。現状でそれほど枚数がない場合も、将来的に増える可能性があるのなら、そのことも考慮したうえで収納方法について考えたほうが失敗しません。どのくらいまで増えそうかある程度予想し、収納方法について考えてみましょう。
【トレカの収納方法】メリット・デメリットを比較
具体的なトレカの収納方法について、代表的なものをご紹介しましょう。
紹介するアイテム
・デッキケース
・ファイル・バインダータイプ
・ボックスタイプ
・手作り
ぜひ参考にしてみてください。
①デッキケース
デッキケースは、カードを一枚づつ入れるスリーブと呼ばれる袋状の保護フィルムを更に保護するためのものです。デッキごとにカードをまとめて収納するのに向いています。
収納方法
カードを入れるためのポケットが1つ、または2つのものが定番です。他にもポケットが3つ以上ついたものや、ポケットではなく、まとめて1,000枚以上収納可能な大容量のケースタイプなどもあります。ポケットが1つのタイプは横幅、縦幅がほぼカードサイズと同じであり、何枚入るかによって奥行きが変わります。ポケットごとにレア度などを分けて分類しやすいのが魅力です。
1ポケット100枚収納タイプ
…幅10.5cm×高さ8cm×奥行き7.8cm
2ポケット各100枚収納タイプ
…幅16.5cm×高さ8cm×奥行き7.8m
メリット・デメリット
・コンパクトに持ち運べる
・分類しやすい
・取り出しにくいタイプがある
・取り出さなければカードを確認できない
・素材によって使い心地が異なる
②ファイル・バインダータイプ
カードファイルやバインダーと呼ばれるタイプのものです。ポケットが区切られたシートがついているタイプで、そこにカードを入れることにより、一枚一枚のカードを確認しやすいのが特徴です。
収納方法
サイズ展開は非常に幅広いです。ポケット数によって収納できる枚数が変わりますが、500枚以上のカードを収納できるような大容量のバインダーもあります。ページごとにカードの種類やレア度を分類できるので、管理しやすいのが魅力です。
背表紙とシートがつながっているファイルタイプは、ページの入れ替えができませんが、リフィル(シート)と背表紙が別になっているバインダータイプだとページの入れ替えや、ページの増減がしやすいです。
1シート4ポケットタイプ(縦2横2)
…縦20cm×横15.8cm
1シート12ポケットタイプ(縦3横4)
…縦35.5cm×横32.5cm
メリット・デメリット
・見える状態で保管できる
・探しやすい
・バインダータイプはリフィルを増やせる
・カード同士が接触しないため傷が付きにくい
・取り出しにくい
・入れにくい
・チャックなしのものは滑って抜け落ちることがある
・ハードスリーブに入れると入らないものがあるい。
③ボックスタイプ
直接カードを入れるタイプのほか、デッキケースごと収納可能なものがあります。また、段ボールなどで手作りも可能です。
収納方法
取手が付いていて持ち運びに便利なもののほか、自宅での保管や整理に便利な紙製カードケースのストレイジボックスなどがあります。ストレイジボックスの中には1,000枚以上の収納に対応しているものもあり、中には5,000枚を収納可能なものもあるのが魅力です。
分類の方法としては、デッキケースごと収納できるものはデッキに分けて、直接カードを入れるタイプは間に仕切りをつけるなどして分類可能です。また、複数のスペースが分かれているボックスもあります。
650枚収納可能のタイプ
…縦22cm×横23cm×奥行き8.5cm
1,300枚収納可能のタイプ
…縦10cm×横22cm×奥行き8.5cm
メリット・デメリット
・大容量
・増えたら積み重ねられる
・デッキケースごと収納できるものもある
・探しにくい
・分類しにくい
・ストレージボックスは耐久性が低い
④手作り派も
段ボールなどを使用して自作する方法です。できるだけ費用を抑えたい、収納場所に合うサイズのアイテムが見つからなかったといった場合などに役立ちます。
収納方法
手作りということもあり、サイズや容量は様々です。一般的には段ボール箱などを改造して作ることが多いです。100円ショップなどで材料をそろえることもできるので、ほんの数百円程度で仕上げることも可能となっています。基本的な材料をそろえてしまえば、同じものを量産しやすいのが大きな魅力といえるでしょう。
仕切りを使ったり、デッキごと収納する、分類したいものごとに収納用の箱を作るなど分類方法を工夫しやすいです。
メリット・デメリット
・棚や収納スペースに合わせたサイズにできる
・安く作れる
・見た目にこだわることができる
・分類などを自分で工夫できる
・持ち運べない
・自作する手間、費用がかかる
・強度に問題が出るケースがある
・見た目や使い勝手が悪いことがある
トレカを収納・整理する代表的な方法についてご紹介しました。様々な方法がありますが、メインデッキのカードと保管用のカードでは、最適な収納方法が変わってきます。大切なカード類はキレイに収納できるファイルやバインダーに、あまり使わないものについては自宅収納ができる大きな箱に入れるなどしてみてはいかがでしょうか。
また、トレカのシリーズによっては他のカードとサイズが異なることがあるので、自分が収集しているトレカのサイズを確認したうえで、最適なアイテムを選ぶことが重要です。気になる収納アイテムが見つかったら実際に使用している方の口コミ情報などもチェックしてみましょう。
大切なカードはスリーブやローダーに入れて収納
収納と一緒に考えたいのが、カードをどのような形で保管するのかについてです。大切なカード類についてはできる限り保管環境を良くするため、スリーブやローダーを活用すると良いでしょう。
カードスリーブ
カードスリーブとは、カードを保護するためのものであり、トレカ用スリーブとも呼ばれます。そのままの状態でカードを使用すると、細かい傷がついてしまうだけでなく、濡れた際に状態が悪くなってしまう可能性が高いです。トレカは紙でできているため、簡単に劣化します。
それだけでなく、傷や汚れがあるカードは意図的に不正行為のため傷をつけたものと判断されてしまう可能性があり、大会に出られなくなってしまう可能性もあるのです。このような事態を防ぐため、カードスリーブを利用しましょう。
カードスリーブは袋状で片側が開いた状態になっているため、その開いている側を閉じるために、逆方向からもスリーブをかぶせて二重にする方法が定番です。また、そのあとに一枚目と同じ方向からスリーブをかぶせ、三重にして保護力を高めるのも一般的です。ただし、二重、三重にした場合は少し大きくなるので、収納用のアイテムを選ぶ際にサイズをよく確認する必要があります。
カードローダー
価値の高いカードをできる限りキレイな状態で保管したいと考えているのであれば、非常に硬質なスリーブともいえるカードローダーがおすすめです。スリーブの中には、やわらかい素材であるOPPとCPPではなくハードタイプのものもありますが、ハードスリーブよりもカードローダーのほうがカードを守るのに適しています。
主な使用目的はカードをキレイに保存することであるため、飾って楽しめるようにコレクション性を重視したカードローダーも人気です。一般的にはスリーブに入れた上でトップローダーに入れます。
基本はカードスリーブ、高額なカードはカードローダーの使用を検討しましょう。カードスリーブだけでも水濡れやほこりなどから守ることはできますが、折れを防ぐことはできないので注意が必要です。
人気のおすすめトレカ収納アイテム4選!
実際にトレカ収納に役立つアイテムを購入したいと考えている方のために、具体的な商品例をご紹介しましょう。いろいろ比較しているうちにどれが良いのかわからなくなってしまった方や、失敗したくない方はぜひ参加にしてみてください。
①【無印良品】ポリプロピレンケース
無印良品から発売されているポリプロピレン製の製品です。一般的にポリプロピレンといえば半透明のものが多いのですが、顔料を入れてホワイトグレーにした商品となります。
基本情報
■商品名:無印良品 ポリプロピレンケース・引出式浅型2個(仕切付)
■サイズ:約幅26cm×奥行37cm×高さ12cm
■カラー:ホワイトグレー
■価格:1,190円(税別)
商品のおすすめポイントは、引出し1段あたり7段階、約3cm刻みで調整可能な仕切り板が6枚ついている点です。これにより分類がしやすくなります。
また、シンプルなデザイン性で、お部屋に置いておいてもなじみやすいのが魅力だといえるでしょう。さらに大容量タイプでたくさん収納できるほか、積み重ねてることができるので、同じデザインの収納アイテムで大量のカードをまとめたいと考えている方にもぴったりです。
【無印良品:商品ページ】
②【ダイソー】トレーディングカードケース
100円ショップとして有名なダイソーでもトレカを収納するのに役立つカードケースが販売されています。
基本情報
■商品名:トレーディングカードケース(2個セット)
■サイズ:約幅7.3cm×奥行5.3cm×高さ10cm
■カラー:黒・赤・青
■価格:110円(税込)
なんといっても商品価格が安いので、気軽に購入しやすいのが大きな魅力といえるでしょう。また、軽いので持ち運びもしやすく、デザインがシンプルであるため使いやすいです。カラーバリエーションが3種類あるので、レア度などに分けて分類をしたり、瞬時にデッキを判断をしたい時にも役立つでしょう。
開閉部分はボタンでパチンととめるタイプとなっていますが、ボタンをとめる際に内側のカードに多少ダメージを与えてしまう可能性があるので、この点は注意しましょう。
③【河島製作所】トレカ キャリングケースライト
プラスチック製品の製造や販売を行っている河島製作所のトレカケースです。
基本情報
■商品名:トレカ キャリングケースライト
■サイズ:約幅22cm×奥行8cm×高さ10cm
■カラー:スモークブラック
■価格:1,100円(税込)
トレーディングカードを収納するためにつくられたケースということもあり、ぴったりサイズとなっています。倒れないタイプの仕切りが付属されているので、分類もしやすいでしょう。スリーブなしの場合は650枚収納が可能です。
④【ZEROSIX】デッキケース
ポケットが2つ並んでいるタイプの収納ケースです。シンブルなデザインではありますが、レザー調なので高級感があります。
基本情報
■商品名:デッキケース
■サイズ:約幅15.5cm×奥行9.8cm×高さ10.2cm
■カラー:ネイビー、グレー
■価格:3,680円(税込)
最大で200枚まで収納が可能です。また、カードスペースとは別に引き出し部分が用意されているため、ゲームで使用するダイスのほか、マーカーやダメカンなどを収納することができます。簡単に開閉しやすいマグネット式のケースなのもうれしいポイントです。耐久性が高く衝撃にも強いのが魅力で、外装は強度の高い素材を使っていますが、内側には柔らかいナイロンを使用しているのでカードを傷付けません。
トレカの収納方法についてまとめ
便利なアイテムは他にもいろいろあります。どれくらいカードを持っているのか、どのように収納・整理したいのかによっても理想的なアイテムが変わってくるので、気になるものからチェックしてみてはいかがでしょうか。
トレカの収納方法に悩んでいる方のために、おすすめの収納方法や評価の高い商品についてご紹介しました。適当に保管してしまうと大切なカードが傷ついてしまったり、紛失してしまったりする可能性があるので、慎重に保管しましょう。
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