こんにちは!
セーラームーンファン歴30年、YouTubeやXでセーラームーンの魅力を発信している「ちびび」と申します。
YouTubeの「ちびび’s Room」というチャンネルで、なかよしの付録や応募者全員サービス、バンダイ製のおもちゃなど、90年代セーラームーングッズの魅力を動画で紹介しています。
今回はそんな中でも、今も根強い人気を誇る『コズミックハートコンパクト』に焦点を当て、当時の背景やギミックについて深掘りしてみました。
目次
懐かしのセーラームーン変身アイテム「コズミックハートコンパクト」の魅力。
1994年、当時の女の子たちがテレビの前で胸をときめかせながら見ていた『美少女戦士セーラームーンS』。その中で登場したセーラームーンの新たな変身アイテム、それが「コズミックハートコンパクト」です。
前作『セーラームーンR』で使用されていた「クリスタルスターコンパクト」からデザインも一新され、より“神秘的”で“エレガント”な雰囲気をまとって登場したこのアイテム。
今回は、そんなコズミックハートコンパクトの魅力を、おもちゃ・アニメ・時代背景とともに、たっぷりご紹介します。
変身バンクで一目惚れ。“開く”コンパクトの衝撃。
コズミックハートコンパクトといえば、やはり変身シーン。
セーラームーンが「ムーン・コズミックパワー、メイクアップ!」と叫ぶと、ピンクのハート型コンパクトがぱかっと開き、中からピンクの光とハートが飛び出してくるあの名シーン。
実際の玩具版でも、その開閉ギミックと内部の造形の美しさは、今見てもまったく色褪せて見えません。
バンダイの本気。光る!鳴る!リアルすぎるおもちゃ
当時バンダイから発売された玩具版「コズミックハートコンパクト」は、高級感あふれるキラキラメッキ、中央や周囲のゴールドフレーム、さらに内部のハート型ライトが特徴。
ボタンを押すと光り、あの変身音が鳴り響く!
「シャララン♪シャララン♪」「シャララララララン♪」といった変身シーンのSEは、平成女児たちの記憶にしっかり刻まれています。
さらに、コンパクトの中にはゴールドリボンの内部装飾が施されており、本当にアニメと同じようなビジュアルを再現していました。
この「アニメと同じ」がどれだけ重要だったかは、当時を知るファンならきっと共感できるはずです。
女児玩具の進化系。「美」と「神秘」のデザイン
ピンクのメッキ×ゴールド、そして“ハート”という最強モチーフ。
コズミックハートコンパクトは、装飾は華やかでも品があり、子どもだけでなく大人の美意識も刺激する逸品でした。
アニメの中で聖杯やタリスマンなどが登場したこともあり、“神聖さ”を感じさせるデザインだったのも人気の理由の一つです。
再販やミニチュアも大人気!今なお続く愛
『コズミックハートコンパクト』は、PROPLICAやミラクルロマンス、ミニチュアチャームでも大人気。
とくにPROPLICA版では、光や音声が忠実に再現され、ファン垂涎の完成度でした。
“高級感”“美しい”“神秘的”の3拍子が揃った、今なお輝く変身アイテムです。
まとめ:30年経っても、やっぱり“あれ”が欲しい。
30年近くの時を経ても、コズミックハートコンパクトは今も輝きを失いません。それは単なる「変身アイテム」ではなく、“あの頃の夢”そのものだから。
コズミックハートコンパクトは、変身アイテムという枠を超えて、平成女児たちの夢そのもの。
「大人になった今だからこそ欲しい」と思える魔法アイテム、それがこのコンパクトなのです。