海外SF映画紹介 “スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望”
スター・ウォーズシリーズは、世界で最も有名なSF映画シリーズと言っても過言ではないだろう。
「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」はスター・ウォーズシリーズの記念すべき第一作目であり、ジョージ・ルーカスがアメリカン・グラフィティに続いて監督を努め、その作家性の全てを発揮させた映画とも言える。
こちらはたいむましんにて買取しました、スター・ウォーズ ベーシックフィギュアになります。
■スター・ウォーズ エピソード4
スター・ウォーズ以前はアメリカン・ニューシネマの全盛期で、またSFというジャンルはB級映画のメインカルチャーであった。その為、スター・ウォーズの企画を通すこと自体が困難であり、また撮影が始まってからも特殊撮影のノウハウがなく、特殊撮影専門スタジオ「ILM(インダストリアル・ライト&マジック)」を設立するところから始める必要があった。
困難を極める撮影中もスタッフはSF映画は陳腐だという思い込みが抜けず、ラッシュや試写会でも酷評された。ジョージ・ルーカスの肉体的疲労と精神的疲労はピークを超え、二度の入院を余儀なくされている。
そんな苦境の中、スター・ウォーズの公開前に評価していた数少ない人物にスティーブン・スピルバーグがいた。スピルバーグはスター・ウォーズに僅かに遅れて、後にスター・ウォーズと並ぶSF大作映画「未知との遭遇」を制作公開している。
■隠し砦の三悪人
スター・ウォーズはSF映画であるが、あらゆる娯楽映画の要素が込められている。ジョージ・ルーカスは黒澤明の作品に大きな影響を受けており、本作では「隠し砦の三悪人」へのオマージュが数多い。
「隠し砦の三悪人」は1958年に公開された、娯楽時代劇映画である。
百姓の太平と又七は報酬に目がくらみ合戦に参加するが、負け戦となり捕虜として埋蔵金探しの苦役につかされていた。捕虜たちの暴動に紛れて辛くも脱出した二人は、その際中に隠された金の延べ棒を見つける。それは戦に敗れた秋月家の侍大将、真壁六郎太が秋月の生き残り雪姫を隣国に送り届けるべく隠されていた埋蔵金だった。
この百姓の太平、又七。そして侍大将の真壁六郎太と雪姫の逃亡劇こそが、「スター・ウォーズ エピソード4」のC-3POとR2-D2、そしてハン・ソロとレイア姫のモデルである。
こちらはたいむましんにて買取しました、“ミレニアム・ファルコン 「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」 レガシーコレクション アルティメット”になります。
■三船敏郎
また真壁六郎太を演じていたのは三船敏郎であるが、ジョージ・ルーカスは三船敏郎にオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー(ダースベイダー)としての出演を依頼したが叶わず、エピソード6でアナキン・スカイウォーカーを演じたセバスチャン・ショウのメイクを三船敏郎に似せるよう、指示している。
また、当時発売されたケナー社のアクションフィギュア、ダースベイダーの初期パッケージのイラストは三船敏郎に似た雰囲気になっている。
■C-3POとR2-D2
ドロイドであるC-3POとR2-D2は狂言回しとしてすべてのスターウォーズシリーズに登場する。モデルとなった太平と又七と同じく、お互いに助け合い、時に別れ、最後には再び合流する。
エピソード3からエピソード4の間は二十年近い開きがあり、またC-3POとR2-D2はオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー(ダースベイダー)と旅をしていたが、その記憶は消されて、今度はアナキン・スカイウォーカーの息子であるルーク・スカイウォーカーと旅に出る。
■ルーク・スカイウォーカー
こちらはたいむましんにて買取しました、STAR WARS トートバッグ 1977年 当時物になります。
ルーク・スカイウォーカーはジェダイの騎士であったアナキン・スカイウォーカーの息子であるが、養父母に引き取られたためジェダイの騎士としての教育は受けていない。
オビ=ワン・ケノービやヨーダと出会い、ジェダイの騎士として父に匹敵する能力を発露。反乱軍の一員として帝国軍との戦いに身を投じ、父とは知らずダースベイダーと敵対するのだった。
たいむましんではスター・ウォーズシリーズを始めとした海外アニメ、映画の関連アイテムを高価買取しております。