トレカを収集している方の中には、お気に入りのカードをいつでも眺めていたいと感じる方もいるのではないでしょうか。
ですが「カードを飾ると光り方が落ちると聞いた」「カードを飾りたいけれど劣化してしまいそうで心配」という方もいるはずです。
そこで、良好な状態を保ったまま飾るにはどのような飾り方が効果的なのかについて解説します。

 

 

大切なトレカを飾るときの注意点

トレカを飾る際にはできる限りカードに悪影響を与えないことを大前提として考えなければなりません。以下のようなポイントがあります。

 

トレカに悪影響を与えない飾り方

・UVカット仕様のスリーブを使用する
・飾る場所は直射日光の当たらない場所を選ぶ
・湿気の多い場所は避ける

まず、できる限り日光に当てないようにしましょう。
日光に含まれている紫外線や熱はカードが色あせる大きな原因になります。もともとの色が薄くなってしまうことで価値も落ちるので、注意が必要です。
太陽光だけなく、蛍光灯からも紫外線が出てしまうので、 LEDライトにしたり、 UVカット付きの製品を購入するなどして対策をとりましょう。中でも対応の光は強力であるため、窓から入ってくる紫外線対策として、窓にUVカットフィルムを貼る、遮光カーテンを活用するなどの方法も効果的です。

また、湿気の多い場所に飾るとカードが反ってしまうことがあります。これを避けるためにも湿度が高い場所で保管するのは避けましょう。
中には部屋の複数の場所でトレカを飾っている方もいますが、部屋全体の湿度調整をするのはなかなか難しいことです。1箇所に集めて飾ったほうが湿度調整しやすいでしょう。

 

【トレカを劣化させない飾り方】カードを保護するスクリューダウン

トレカの飾り方を考えた際、カードを保護する効果を持ったスクリューダウンを検討してみるのがおすすめです。スクリューダウンとは何か、飾り方のポイントなどをご紹介します。

 スクリューダウンとは


(Amazon商品ページ)
スクリューダウンとは、透明な2枚の板でカードを挟んで飾ることができるアイテムです。
厚さのある板を使うので高級感もあり、トレカをおしゃれに飾りたいと考えた際にはぴったりといえるでしょう。

スクリューダウンには、大きく分けて「ねじタイプ」と「マグネットタイプ」の2種類があります。
ねじタイプとは、2枚の板の間にカードを入れて板の4つ角をねじで固定するタイプの商品です。
マグネットタイプは、ねじを使うことなくマグネットの力でカードを固定する商品となっています。
どちらかというとねじタイプのほうが高級感がありますが、手軽さを重視するのであればマグネットタイプを検討してみると良いでしょう。
UV 加工されているものもあるため、これ一つで紫外線とほこりなどから守ることができます。

・スリーブに入れてからスクリューダウンへ

スクリューダウンにカードを入れる飾り方を検討している方は、スリーブに入れてからスクリューダウンにセットすることをおすすめします。これは、スリーブに入れることによって更に保護力が高まるためです。
2重スリーブにすれば湿気などからもしっかり守ることができますが、スリーブに入れてカードスクリューに設置するだけでも、カードへの負担を減らすことに繋がるでしょう。
注意点として、スリーブに入れたカードは落ちない程度の圧で挟むようにします。
特にねじタイプのカードスクリューを選択した際にきつく締めすぎてしまうことがありますが、カードがスリーブに張り付いてしまう可能性があります。優しく挟みましょう。

・スクリューダウンを置くカードスタンド


(Amazon商品ページ)
スクリューダウンの中には自立が可能な商品もあるのですが、そうでないものについては立てかけるためにカードスタンドを活用します。
カードスタンドを利用することにより任意の場所に飾りやすくなるだけでなく、商品によっては細かく角度調整ができるのがポイントです。
スクリューダウンの中には4枚まとめて飾れるものがあるのですが、4枚程度までであれば一つのカードスタンドで支えることも難しくありません。ただし、9枚タイプのスクリューダウンを一つのカードスタンドで支えるのは厳しいです。

スクリューダウンにカードを入れるだけで高級感がありますし、見た目がおしゃれなのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
価格帯は少し高価ではありますが、とっておきのお気に入りカードのみスクリューダウンに入れて飾ってみるのもおすすめです。



飾り棚・ディスプレイケース

たくさんカードを飾りたいと考えた場合に便利なのが、飾り棚・ディスプレイケースです。
スクリューダウンも人気が高いのですが、何枚も飾る事を考えた際には高くついてしまうことがありますし、まとまりがなくなってしまう可能性もあります。
飾り棚・ディスプレイケースの種類やメリット、デメリットなどについてご紹介します。

 壁に掛けられるディスプレイケース


(画像引用:CUBEの部屋様)
置き場所がない時に活用したいのが壁掛けタイプの商品です。
メリットとして壁の空いているペースを有効活用することができますし、商品によっては壁に固定する際の穴が目立たないものもあります。
ただし、大きな穴が開いてしまう商品もあるので、特に賃貸住宅の場合は注意しておかなければなりません。
スリーブに入れた状態のトレカを飾るのであれば、数枚並べたとしてもそれほど重さはないため、穴の大きさにさえ注意すれば複数枚のカードを飾りやすい方法だといえるでしょう。
扉やフィルムがついてある商品の場合はUVカット加工が施されているものなどを選択するのがおすすめです。

 商品展示用の飾り棚


(Amazon商品ページ)
商品展示用の飾り棚は、お気に入りのカードを並べて飾るのにおすすめです。
3段タイプのような小さなものから6段タイプ、またはそれ以上の大きなものもあります。
カードをスクリューダウンに入れた状態で並べて飾られるような物もあるので、アイディア次第で様々な活用方法ができるでしょう。
大型の商品になるほど置き場所が必要になるデメリットがあります。
使いやすいアイテムではありますが、紙製の商品の場合は強度がないものもあるため注意が必要です。

 組み立て式のディスプレイケース


(Amazon商品ページ)
組み立て式のディスプレイケースの中にはフィギュアのように大きなものではなく、トレカのような小さなサイズに対応しているものもあります。中には数が増えてきたときに買い足して重ねられるようなものもあるので、自由度が高いのがメリットたといえるでしょう。

一般的に組み立て式のディスプレイケースは直接トレカを並べるというよりも、カードスタンドを活用してカードを飾っていく形となります。カードをより良好な状態に保つためには、スクリューダウンに入れてからカードスタンドに設置することも検討してみてはいかがでしょうか。

デメリットとして一つのボックスに1枚のカードを飾るタイプの棚の場合、たくさん飾る際には大量にボックスを用意しなければならないことが挙げられます。

トレカを飾るのに活用できる様々なアイテムがあるので、お気に入りのものを探してみるのがおすすめです。飾る枚数が増えればそれだけスペースも必要になってしまいますが、壁などの空きスペースも活用しながら飾ってみてはいかがでしょうか。



もっと手軽に飾りたい時のおすすめアイディア

トレカを飾るのにおすすめのアイテムについてご紹介しましたが、もっと手軽に、できるだけ費用を抑えた飾り方を知りたいという方もいるでしょう。
そこで、100均でも購入できるような便利アイテムを活用した方法や、壁の空いているスペースをうまく活用した飾り方についてご紹介します。

 【100均で買える】便利アイテムを活用

費用を抑えてトレカを飾りたいのであれば、100均で購入できるアイテムに注目してみるのがおすすめです。スリーブも百均で購入することができますし、組み合わせて利用してみてはいかがでしょうか。
扉やフィルムがついてある商品の場合はUVカット加工が施されているものなどを選択するのがおすすめです。

メモスタンドを利用


(画像引用:note:きつね様)
テーブルの上のちょっとした空きスペースに飾りたいのなら、メモスタンドにカードを立てかける形で飾ってみるのがおすすめです。写真を飾るタイプのスタンドなども活用できます。
薄いカードを挟むタイプのスタンドの場合はスクリューダウンに設置すると置けなくなってしまうことがあるので、スリーブに入れたものを飾るのがおすすめです。

メモスタンド自体をハンドメイドでアレンジしてみても楽しめます。百均で購入できることもありやすいのがメリットではありますが、何枚も並べるとまとまりがなく見えてしまう可能性があるのがデメリットです。また、縦のスペースを活かしづらいのもデメリットだといえます。

ポスター用フレームを利用


(画像引用:note:きつね様)
100均で購入できるポスター用のフレームは、複数枚のトレカを並べて飾るのにぴったりです。
カードを飾る際には、直接ポスターフレームにカードを入れるだけだとずれ落ちてしまう可能性があります。
そこで、まずはポスターフレームと同じサイズの色画用紙などを用意しましょう。そこにスリーブに入れたカードを両面テープで貼り付けて固定してから設置するのがおすすめです。
デメリットとして、トレカを並べて飾るのに適したサイズのポスターフレームが見つからない可能性が挙げられます。
サイズ選びにこだわるか、並べ方を工夫するなどして対応してみてはいかがでしょうか。


【省スペース】壁に飾るおすすめの方法

トレカの飾り方について考えた際、スペースがないことに悩んでしまう方もいます。
床に置くスペースがないと悩んでいるのであれば、壁を活用するのがおすすめです。試して欲しい方法をご紹介しましょう。

紐とクリップで簡単ガーランド


(画像引用:WEBOO様)
壁に掛けられるディスプレイケースを用意しなくても、紐とクリップを活用することによって簡単にガーランド方式の飾り方を楽しむことができます。なお、材料はすべて100均で購入可能です。
お気に入りのトレカをスリーブに入れ、紐にクリックでとめていきましょう。紐の両端を壁に固定すればお洒落なガーランドができ上がります。
とても手軽に作ることができますし、クリップでとめているだけなのでカードの順番を入れ替えるのも自由です。
注意点として、ソフトタイプのスリーブに入れただけだと場合によってはカードにクリップの跡がついてしまう可能性があります。
これを避けるためにはハードタイプのスリーブを検討したり、クリックではなくスリーブに入れたカードと紐をマスキングテープでとめるなどの工夫をしてみましょう。

ウォールポケットを利用


(Amazon商品ページより)
ウォールポケットにトレカを入れて壁に飾るだけでもおしゃれです。ポケットが分かれているのでレイアウトしやすいのも魅力だといえます。
デメリットとして挙げられるのが、ポケットのサイズは商品によって異なるため、トレカサイズよりも大きいポケットのものを選択すると必要ないスペースが空いてしまう点です。
トレカを飾るためのウォールポケットもあるので、活用してみてはいかがでしょうか。
事前にポケットサイズとお手持ちのトレカサイズを確認してから購入したほうが失敗しません。

壁に直接スリーブを貼る


(画像引用:株式会社エムズ様)
とにかく手軽にトレカを壁に飾りたいと考えているのなら、スリーブに入れたトレカを直接壁に貼る方法もあります。この方法なら費用もほぼかかりません。
トレカを入れたスリーブに両面テープを貼ってから壁に貼るか、壁にスリーブを設置してからお気に入りのトレカを入れるのも良いでしょう。スリーブの上部分を開けた状態にしておけばカードの場所も移動しやすいです。
デメリットとして挙げられるのが、スリーブについている両面テープを剥がした際に壁紙がはがれてしまう恐れがあります。特に賃貸住宅の方は注意しなければなりません。
壁に両面テープを貼るのが難しい場合は、少し大きめのスリーブに入れて上部に余裕を作り、そこをピンなどで固定するのも良いでしょう。ほとんど穴が目立たないようなピンもあるので、両面テープよりも選択しやすいといえます。
事前にポケットサイズとお手持ちのトレカサイズを確認してから購入したほうが失敗しません。

工夫次第で様々な飾り方があるため、必ずしも費用をかけなくてもお気に入りのトレカを飾って楽しむことができます。何枚飾りたいのかによっても適している方法が変わってくるので、まずは枚数を確定させてから飾り方について検討してみてはいかがでしょうか。


トレカの飾り方についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
すてきなトレカを持っているのであれば、ただケースに入れて保管しておくだけではもったいないです。
今回ご紹介したように飾り方についても検討してみてはいかがでしょうか。
飾るほどではなく、なおかつ不要なトレカがある場合は売却について検討してみても良いでしょう。
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