『こんな所にバイプレイヤーズ!』第1回(全2回)

山 陰生(やま かげみ)

「特撮ヒーローの未来は?」第1回はこちらから。

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誰にでもある下積み時代。意外な役で意外な人が出演していたり…。

 

『バイプレイヤーズ』の新シリーズ放映中になくなった大杉漣さん。正にバイプレイヤーの代名詞とも言える役者さんでした。有名になってからも、とんねるずの『~した!』の食わず嫌いのコーナーで「漣」という名前がとある製品と同じ字で、その商品が「さざなみ」という商品名だとイジラレる姿も可愛らしかった。私が大杉さんを認識したのがどの作品か定かではありませんが、いちばん始めに意識したのは東映不思議コメディシリーズ『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』の「パイカル」役でしょうか。中華魔界から五目殿下がぱいぱい捕獲のために使わした軍服の男です。その後、同シリーズの『美少女仮面ポワトリン』でもアイパッチのマッドサイエンティスト・ダイジョーブ博士を怪演。スーパー戦隊ファンには『忍者戦隊カクレンジャー』の霞大五郎(サルガミ人間体)が思い出に残っているかも。そのカクレンジャーには、ヘビメタ衣裳に身を包むオネエ言葉の貴公子ジュニア(ガシャドクロ)として、バイプレイヤーズの一員、遠藤憲一さんも出演していました。それ以上に異常なキャラだった『ライオン丸G』のジュニア役もインパクトがありました。遠藤さんは他にも『バトルフィーバーJ』やメタルヒーローシリーズでもゲスト出演経験があり、特撮作品でもバイプレイヤーぶりを発揮しています。バイプレイヤーズ仲間では田口トモロヲさんもポワトリンにゲスト出演していますね。
 不思議コメディシリーズにはさまざまな役者さんが出演されていますが、柴田理恵さんの所属する「ワハハ本舗」や、佐渡稔さんなどが所属する「東京ヴォードヴィルショー」の役者さんたちが大勢活躍しています。浦沢義雄さんのぶっ飛んだ脚本を、具体的な画にすべくがんばって演じられていた方々あってこその不思議コメディ。そんなシリーズの中でも異色なのは『不思議少女ナイルなトトメス』の18話にゲスト主演を果たしたナイルの悪魔三兄弟の三男・出川哲朗さん。現在の面影まるで無しですW。ちなみに長男と次男もシリーズには縁のある方々ですのでぜひ視聴を!
 それ以上の大物となると『高速戦隊ターボレンジャー』の33話に名も無い女生徒役で出演していた無名時代の篠原涼子さんが。『地球戦隊ファイブマン』39話ではこれがデビュー作となる水野美紀さんが、銀帝軍ゾーンの銀河剣士ビリオンに焦がれるソーラという戦士役でアクションを披露しています。大物といえば『宇宙大怪獣ギララ』には仮面ライダー以前、松竹時代の藤岡弘、さんが、月ステーションの通信員としてアストロボートの発進を見送っていたりするので探してみてください。

 

『こんな所にバイプレイヤーズ!』第2回へ続く

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山 陰生(やま かげみ)

上京後、専門学校を経てアニメーターになるも挫折。
その後、編集プロダクションに拾われ、オタク関連の書籍や雑誌の編集・ライティングを行いその後フリーに。
しかし、人生の旅も半世紀を越え、田舎にUターンして余生を過ごす日々。
昭和を愛すが別に戻りたくはない、初老に片足突っ込みかけているオヤジです。


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