東映魔女っ子シリーズ紹介2 -“魔法のマコちゃん”から“さるとびエッちゃん”-

東映魔女っ子シリーズ紹介 -“魔法使いサリー”から“ひみつのアッコちゃん”-

 

東映魔女っ子シリーズは「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」と続いた。

共に当時人気絶頂であった漫画家(横山光輝、赤塚不二夫)を原作に起用し、また少女向けにとどまらない展開は子どもたちを熱中させた。

特にひみつのアッコちゃんの「変身コンパクト」は、その後のキャラクター商品というカテゴリを確立させたとも言える。

 

大きな成功を収めた先の二作に続いて制作されたのが「魔法のマコちゃん」である。

 

■魔法のマコちゃん

001-魔女っ子カラー1マコちゃん

ひみつのアッコちゃんの後番組として、1970年11月から放送開始。

人魚のマコが沈没事故に巻き込まれた茂野アキラを助けたことにより人間となってしまい、浦島マコとして人間界で生活することになる。魔法使いサリーやひみつのアッコちゃんとは異なり、原作作品が存在せず、アンデルセン童話の『人魚姫』がモチーフとなっている。

マコは「人魚の命」と呼ばれる魔法のペンダントを持っており、これに願うと魔法を使うことが出来る。

 

またマコも15歳という設定であり、過去の二作品に比べて対象年齢層が上がっている。社会問題や恋愛もテーマとして盛り込んだ意欲作であった。

 

002-魔女っ子カラー2マコちゃん

 

魔法のマコちゃんは原作作品が存在しないが、クレジット上は「原作 浦川しのぶ」となっている。この浦川しのぶとは東映のプロデューサー横山賢二のペンネームであるが、魔法のマコちゃんでは脚本家 辻真先なども含めた合同ペンネームと言われている。

 

■辻真先

 

辻真先は現在現役で活動している脚本家としては最高齢に属する。

虫プロ制作の鉄腕アトムからアニメの脚本に携わり、東映魔女っ子シリーズは第一作の魔法使いサリーから、最近だと名探偵コナンなどでも脚本を書いている。また作家でもあり、推理小説を中心に数多くの著作を執筆している。

 

脚本を担当したアニメ作品は多岐にわたり、鉄腕アトムやジャングル大帝、リボンの騎士などの虫プロ作品から、一休さんやうる星やつら、また今なお放送されている長寿アニメ番組「サザエさん」の第一話の脚本を担当したのも辻真先である。

またジャングル大帝ではエンディング(レオのうた)の作詞も努めている。

 

さらには第二次怪獣ブームの火付け役となった、うしおそうじ原作ピー・プロダクション制作の特撮番組「宇宙猿人ゴリ」(スペクトルマンに改題)や、円谷プロの伝説的特撮番組「恐竜戦隊コセイドン」でも脚本を務めるなど、その活動は幅広い。

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東映オリジナル作品として、対象年齢層を上げた意欲作であったが、人気は前作に及ばす、予定通り4クールで「魔法のマコちゃん」の放送は終了。

そして1971年に引き続き始まったのが「さるとびエッちゃん」である。

 

■さるとびエッちゃん

001-魔女っ子カラー1えっちゃん

 

さるとびエッちゃん」は「魔法のマコちゃん」と異なり、「魔法使いサリー」や「ひみつのアッコちゃん」と同じく漫画が原作である。

原作者は石ノ森章太郎(当時、石森章太郎)。手塚治虫と並び、日本を代表する漫画家である。

 

週刊マーガレットにて「おかしなおかしなおかしなあの子」として1964年に連載が開始され、その後「おかしなあの子」、そして「さるとびエッちゃん」と改題された。その後さらに複数の雑誌に連載が移り改題されたが、アニメ放送に合わせてタイトルは「さるとびエッちゃん」に固定された。

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石ノ森章太郎の原作を活かし、また主人公は魔法ではなく超人的な力を使うようになり、魔法のマコちゃんまでの少女向けというジャンルから離れ、ギャグ要素が強い作品となっていった。

残念ながら人気は芳しくなく、2クール全26話で終了となった。

 

ただサブキャラクターの犬のブクは人語を解し、その後の魔法少女アニメに登場する主人公と会話ができるペットの先駆けとなるなど、さるとびエッちゃんの作品的存在意義は大きい。

また当時の東映動画のアニメーターとして金田伊功小田部羊一宮崎駿などが参加しており、宮﨑駿はこの後に東映動画を退社しているので、東映動画最後の関連作品とも言える。

 

■野村道子

 

さるとびエッちゃんの声を演じたのは野村道子

後に国民的アニメ番組の2作品、サザエさんで磯野ワカメ(2代目)を、ドラえもん(テレ朝版)で源静香(初代)を四半世紀以上演じた、日本を代表する声優である。

清楚で純真なその声は、誰もが聞き覚えがあるだろう。

また北斗の拳のラオウや、Dr.スランプの則巻千兵衛、そして数多くの洋画の吹替を努めた声優、内海賢二と夫婦であることでも知られる。

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さるとびエッちゃんは終了したが、東映魔女っ子シリーズの枠は続き、第5作「魔法使いチャッピー」の放送が始まるが、これはまた別の機会に書こうと思う。

 

画像はすべてwebまんが“potAのゲバゲバ探検隊”から引用いたしました。

 

 

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