レトロアーケードロボットゲーム、名作選

    サイドアーム(1986・カプコン)  

PCエンジンにもHuCARDとCD-ROM2で移植がされているのでご存知の方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。モビルスーツ(後にハイパーダインと改名)を操作して地球奥底にいるボゾンを殲滅するのがゲームの目標です。

とにかく格好良いのが主人公キャラであるα号とβ号のデザインです。α号はヒーローロボットらしく、β号は顔がなくどこかパワードスーツらしくと特徴が大きく違っています。またパワーアップアイテムを取るとキャッチコピーでもあった「絶対合体」を行い、2機が変形して一つのモビルスーツになります。この時もα号がベースとなっての合体かβ号がベースとなっての合体かでデザインと攻撃までが変わるので最低でも2回は楽しめます。 

敵キャラにズゴックやザク、そして武器にはメガバズーカランチャーがあったりとガンダムの影響が強く見られるのも大きな特徴です。そしてサイドアームのデザインはその後ストIIなどカプコン黄金期を支えたデザイナーであるあきまん氏によるもので、その後∀ガンダムのキャラデザや最新作ガンダムGのレコンキスタではメカザインまで手がけておりその原点という意味でも興味深いですね。  

ゲームはカプコンの作品であるセクションZを進化させた左右撃ち分けシューティングでセクションZではちょっと面倒だった方向転換ボタンを排除し、左攻撃・右攻撃・武器切り替えの3ボタン制にしています。ステージ展開は沙羅曼蛇を更に進化させたもので縦スクロール、横スクロールに加え斜めスクロールまで追加をし飽きさせない展開を繰り広げます。難易度ですがムカデのセンチピードさえ対処でき、合体アイテムの位置(全15個)を覚えれば割と楽にクリア出来る部類です。この当時のカプコンといえば魔界村、闘いの挽歌、虎への道など鬼のような難易度で有名ですがちょっとした清涼剤のようなバランスといえますね。あとこのゲームをサイドアームズと表記するのは恥ずかしいのでやめましょう。 サイドアーム 1986 カプコン   サイコニクス・オスカー(1987・データイースト)  

データイースト(以下デコ)のロボゲーといえばウルフファング空牙2001が一番有名ですが、このオスカーもなかなか面白いという事でご紹介させて頂きます。  

このゲームの企画はザビガ、B-WINGS、ラストミッション、メタルクラッシュを企画された方による物でカルト的な内容の多いデコゲーの中でもいぶし銀のようなポジションのタイトルを多く手がけられています。プレイヤーは精神兵器(サイコメカ)オスカーを操作して敵の秘密基地を爆破させるのが目標です。チラシとエンディングだと格好良いデザインをしていますがゲーム中はちょっと野暮ったいのが少し残念です。それと歩く時にピコピコ音を出すのがデコゲーらしいといえばそれまでですがもうちょっと何とかならなかったのかと思います。あと重力に則っているのか無視しているのかわからないふわっとしたジャンプ(通称デコジャンプ)も健在で、集めると1upのKアイテムも存在している事はちょっとカルノフっぽいですね。  

ゲームは選択式パワーアップ制の横スクロールジャンプアクションで、平たく言いますとグラディウスのパワーアップゲージを採用しています。あれだけヒットしたのにパワーアップゲージを採用したアーケードゲームはあの時期ですとオスカーとスラップファイト位しかありません。ただグラディウスやスラップファイトと大きく違うのがパワーアップゲージが3周まで存在することです。といいますのは通常は5番目がガン、つまり銃のパワーアップになるのですがもう5個ゲージを進めると次はアーマーになります。このアーマーはかなり便利で2発まで敵の攻撃を防いでくれます。

後半面はパワーアップゲージを調整していかにアーマー状態を続けられるかが攻略の一つです。ちなみに最後はクイックで連射機能が付きますが特に無くても攻略できるので取らないほうが無難です。オスカーはガチガチのパターンゲームなので要所要所を覚えれば比較的容易にクリアが出来ます。FM音源がイケイケなBGMとデザインに統一性のないメカデザイン(サイコガンダムやジ・O、ドムもどきもいます)、そして驚愕のエンディングを目指し是非遊んでみて欲しいタイトルです。   サイコニクス・オスカー 1987 データイースト


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